【8月の数秘】 自分の人生から「デリート」してもいいものを探る一ヶ月
数秘から見る8月のテーマ
"生き方のサステナビリティ"
2021年8月は、数秘的に見て【4】の月。
8と4という偶数、しかも4の倍数が8ということからも想像がつくように、共通点の多いエネルギーが重なる今月です。
詳しいことはこれから書いていきますが、社会的な活動(仕事)を整理し、秩序立てていくというふうに見ることもできますし、
衣食住や健康も含めた私生活を見直して、調整にじっくり時間をかけるべきタイミングとも言えますね。
なんにせよ、今まで作ってきたものを一旦整理して、安心と安定の足場を固めていこう、というイメージです。
とはいえ、わたしがお伝えしたいのは
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今月は断捨離しましょう!
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とか、
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瞑想して心を落ち着けましょう!
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っていう「何をするのか」の部分ではなくて、
◉ そもそも整えるってなんなのか
◉ 何を基準に整えたらいいのか
◉ どんな目的を持って整えていくといいのか
といった、「そもそも」だったり、「どうやって?」の部分。
そこにフォーカスを当てながら、読みやすい長さに分けて説明していきますね。
ちなみに結論から言っちゃうと、
今回キーになる概念は、今ではどこでも聞くようになった "SDGs" にも含まれる、"Sustainablity(サステナビリティ)" であり、
"Is your life sustainable?(あなたの生き方って、サステナブル?)" というのが、今月投げかけたい問い(テーマ)です。
そして実はこれ、去年の「年の数秘」でもある【4】のテーマとしても、何度か書いてきたことでもあります。
※月の数秘の計算方法はとってもシンプル!
西暦と月の数字を足して、最終的に一桁にする。
\ 2021年8月の場合 /
2+0+2+1+8=13=1+3=【4】
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ちょっと意外?
【4】が持つエネルギーについて
まず【4】のキーワードはこちら。
\ みっこ的!4のキーワード /
持続可能性、土台、安定・安心、取捨選択
日々の暮らし、健康、心地よさ(時空間的な)、etc.
ネットで数秘4について検索すると、慎重、堅実、真面目、冷静、努力家、基盤……といった、ちょっと堅めなキーワードが並びます。
たしかにそういった単語はすべて、4のエネルギーにまつわる質を表しています。
ただしこうしたキーワードというのは、その数字が持つエネルギーの枝葉の部分にすぎません。
4という数字の幹の部分、つまり本質的なエネルギーというのは、「サステナビリティ」。
"sustain"(持続させる、保つ)と "-ability"(可能であるということ)が合体した単語で、「持続可能性」という意味を持ちます。
「持続可能な」という形容詞として、サステナブル(Sustainable)という表現もよく聞きますよね。
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サステナブルとは
自然の摂理に沿った状態
サステナブルである、持続可能であるということは、自然の摂理に従って循環し続けられる状態である、ということ。
山から川が流れて、海に流れ込み、水蒸気になって雲になり、山で雨になって落ちていって……
というように、人為的な力を加えることなく、それそのもののエネルギーが流れる方向や自然な流れ方に沿って、際限なく循環し続けられる状態です。
自然を例にとってみると分かりやすいんですが、本来の自然界はそれそのものが常に最適化されたシステム(生態系)です。
その「システム」が「安定」した「土台」となって生命を育み、発展を支え、自然なサイクルが「ルーティーン」へとつながっていく。
こういうふうに捉えてみると、4が持つ「土台」「安定」「システム」「ルーティーン」というキーワードは、「サステナビリティ」というコアのエネルギーから派生しているのが分かると思います。
そして、当然これは自然界に限った話ではありません。
人為的な力を加えることなく
それそのもののエネルギーが
自然に流れる方向や自然な流れ方に沿って
循環できているのか?
ここでね、「それそのものの」という部分を、「自分そのものの」と置き換えてみてほしいんです。
この視点で、あなた自身の生き方や働き方を見直してみてほしいんです。
足を止めて振り返ってみるとき。
あなたの生き方は、サステナブルと言えるでしょうか?
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本音に気づくとき
ー みっこの場合 ー
一人ひとりが持つ、その人特有のエネルギーの質やエネルギーの向かいやすい方向、エネルギーが体現しようとしている世界観。
潜在数秘術ではそれらを読み解くことができるわけですが、この角度からわたしがセッションを通してなにをやっているのかを表現するなら、
その人を構成する多様なエネルギーが、ひとつの生態系のようにして自然な形で循環できているのかどうか
を診断し、その方が持つエネルギーの自然な流れや方向を、お話をしながら調整させてもらっている、という感じ。
一人ひとりが持っている本来の質や動き、世界観というのは、「放っておいてもそうなる」ものなので、外から圧力をかけたり形を変えたりしない限り、自然と表に表れるものです。
なにが自分にとって自然で、なにが自分にとって心地よくて、逆になにが自分にとって不自然なのか。
それを判別するセンサーやアンテナのようなものを、誰もが持っています。
なので、別に数秘術というツールを使わなくても、自分の自然体がどんな状態なのかは分かるものなんです。
でも、この情報の溢れかえった現代を生きているわたしたちの場合、そのセンサーが鈍ってしまっていることが普通です。
セッションをしていても感じることですが、自分にとってなにが「自然」なのか分からなくなってしまっている人はたくさんいます。
何を隠そう、数年前までのわたしがまさにそうでした。
体にムチを打ってベッドから身体を起こし、満員電車に揺られて、人ごみの中を無心でかき分けて仕事に向かい。
夕方からはまた別の仕事に行って、家に帰り着くのは夜中過ぎ。
ベッドに倒れこむようにして眠りに就き、数時間後にはまた、動かない体を無理やり起こして、働きに出る。
仕事自体には「やりがい」や「連帯感」はありました。特に仲間やビジョンという意味では、とても恵まれていたし、自分の資質が活かせる部分もあった。
でも、そのライフスタイル自体がわたしの心身にとって、そして生まれ持った質からして「自然」であったかと言えば、そうではなかったんですね。
そもそもHSP(Highly Sensitive Person:超敏感な人)やアスペルガーの傾向が強いわたしです。
今振り返ってみれば、都内の満員電車なんて「いやいや、それってある意味自殺行為だよ」っていう人間なんです。
数秘で見ても、「そんな生活はやめた方がいいですね」と、今のわたしなら即ストップをかけます。笑
だけど当時のわたしには、自分の心の本音も体が訴えている声も、まったく聞こえなくなっていました。
そんなわたしにブレーキをかけてくれたひとつのきっかけは、当時破竹の勢いで順調に進んでいたプロジェクトが、なんの前触れもなく頓挫したとき。
それは偶然の成り行きのようでもあったのだけど、わたしにとっては起こるべくして起こった出来事だったと今は思います。
「これ以上はもう無理だよ」「その方向じゃないよ」と、誰かに言われているような気がしました。
わたしの「自分にとってのサステナブルな生き方」を研究する日々はそうやって始まり、現在の潜在数秘術を使った個性のコンサルへとつながっています。
(プロジェクトマネージャーとして米国出張でSFへ。この2ヶ月後にプロジェクトは頓挫)
・ ・ ・
エネルギーをブロックしやすい3要素
無理をしなければ保てないような仕組みや価値観を、自分の生き方に組み込んでしまう。
そうやって人為的な力が過剰に加わり続けることで、心や身体の「環境破壊」が起こる。
ある視点から見れば、「これもまた自然である」と言えるでしょう。
ただしそれがわたしたちが本当に望む生き方なのか、ずっと継続していきたいあり方なのかは、別の話。
破壊された生態系を、よりサステナブルな形に変えていこうとすることも、わたしたちの魂が選べる選択肢のひとつであり、
それもまた、自然で純粋な願いだとわたしは思っています。
ゆっくりと時間をかけて、あなた自身の中を感じてみてください。
ちょっと整理が必要なタイミングなのかもしれないと感じたら、そこにじっくり時間を与えてあげましょう。
そのときのヒントとして、「自分が持つエネルギーの自然な流れをブロックしやすい3要素」をここに挙げておきますね。
【エネルギーの自然な流れをブロックしやすい3要素】
⑴ 自分にとってのムリ・・・頑張り続けないと続かないもの
⑵ 自分にとってのムダ・・・今の自分にはもう必要のないもの
⑶ 自分にとってのムラ・・・気分や状況によってできたりできなかったりするもの
こうした3つの要素を探してみることで、今の自分にはもう必要のないもの、今の自分の人生からはデリートしてしまってもいいものが出てくるかもしれません。
そろそろいいかな、と思えるものがあったなら、「今までありがとう」と自分に声をかけてあげて、自由にしてあげましょう。
もちろん一朝一夕で変わらないものもあるけれど、大丈夫です。この手放していくプロセスを繰り返していくことで、わたしたちは学んでいけるから。
(今ではエネルギーものびのび循環できてます!)
次の記事でも、【4】の月に意識したいポイントを詳しく解説していきますね!
それでは、今回も最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました♡
みっこ
P.S. かなり遅筆な人間なので、「スキ(♡)」いただけると、とーっても励みになります!