コトラーのマーケティング4.0を観光業界に置き換えてみると
マーケティングの大家であるコトラー大先生の著作を改めて読み返してみました。
マーケティング4.0を観光業界に当てはめると以下のようになると思いましたので、皆様にもご意見いただければ幸いです。
ここでは、「ブランド」を「地域」と置き換え、現代のマーケティング理論の基礎となっている、「コトラーのマーケティング4.0」にて「地域」マーケティングの理論を確認します。
マーケティング1.0「製品主義」
→観光地の魅力などのPRが中心
マーケティング2.0「消費者志向」
→顧客に受けそうな観光施設を作ったが、生き残るものは数少ない
マーケティング3.0「価値主導」
→顧客の体験に重きを置いた、体験型の施設やイベント等を増やした
マーケティング4.0「自己実現」
→顧客の内面にある「なりたい自分」「ありたい姿」を発見して達成できるものが求められる
例えば、田舎暮らしにあこがれている人には1年かけて田舎暮らしを体験できるコースを設定するとか、、、
いかがでしょうか。
未だにマーケティング2.0や3.0の段階にとどまっていることに気が付くと思います。
コトラー先生は、邦訳はまだですけど、すでにマーケティング5.0も出版しています。(英語苦手なので、以下参照)
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