【失敗したこと】自分にとっての当たり前が誰かにとってはそうじゃない
日曜日の夜、ちょっと憂うつになっている方もいらっしゃるのでは?
わたしも、ずっと前に勤めていた会社で、すごく憂うつな時期がありました。
原因を、ひとことで言うと「人間関係」でした。
こんな強烈なことがあった
「たにしさんて、反省しない人なんですね」と、ある人に言われました。
「わたし、あなたの言う事は聞きたくありません」と、同じ人に言われました。
これだけを見ると、いったい何があったの!?という感じがしますが……。
反省は「自分がすればいいこと」であり「人に見せることではない」と思っていた
「反省しない人なんですね」の言葉の原因は、おそらく、これです。
じぶんが反省しているところを、わざわざ周りにアピールする必要はないと思っていた。
ですが、ここに落とし穴があることに気が付きました。
まわりの人がみんな、自分のことをちゃんと理解しようとしてくれる人ばかりではない。
……と、言う点です。
ある程度のコミュニケーションを重ねて、「あいつ、ちゃんと反省するし、改善の努力もするやつだな」ということを、周りに知ってもらっていれば話は別です。
ですが、ほとんどコミュニケーションもない相手に、それを求めてはいけません。そういう、自分のことを、あまり知らない人には、ちゃんと反省しているところを示す必要がある(場合があると思います)。
誰のためかと言うと、もちろん、自分のためです。
コミュニケーションをとる機会が少ない人が相手の場合、「沈黙は誤解しか生まない」と思うぐらいでイイと考えるようになりました。
「ありがとう」を言われなくても気にしていなかった
仕事で何かを頼まれて、それを実行した時。
たのまれた仕事だからやりました。その際、別に「ありがとう」を言われなくても、気にもしていませんでした。
それを、自分以外の人にも当てはめたのが、間違いでした。
例の人から言われたのです。
「たにしさんて、ありがとうって言ってくれませんよね」
(え??)と思いました。(ありがとうを言われたいために、仕事してるの??)と。
でも、ありがとうを言ってほしいのなら、じゃあ言おうと思い、その人が何かをしてくれた時には「ありがとうございました」と言いました。
それも、きっと気に食わなかったんでしょうね。こっちが言えって言ったから、いやいや言ってる……みたいな。
そんな日々の結果として「あなたの言う事を聞きたくない」になったのでしょう。
自分なら気にならない事、自分が普通に思っている事が、他者にも当てはまるとは限らない。
これです。
まとめかもしれないこと
あの頃は、その人のことがストレスでしかありませんでした。ですが、まわりにそれを話せる人がいたことは救いでした。
誤解やいきちがいは、たぶん、その多くが「コミュニケーション不足」から生まれるのではないか?と、自分の体験から思っています。
「言わなくても分かってよ」とは、思わない方が、いらいらせずに済みます。
わたしが心がけていること。
・なるべく言葉にする。
・自分が言われたらイヤなことは言わない。
・陰口は叩かない。
・きちんと伝わるように喋る。
・ネガティブな内容は、ポジティブ変換できることに関しては、変換する。
言葉は心をしばります。これは、かつての私が、人から言われた言葉です。
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