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パリのカフェと文化を味わい尽くす vol.2

「パリのカフェと文化を味わい尽くす」第二弾です。今日はカフェをどのように活用していったら良いのかと、カフェにある飲み物について重点的に書いてみました。お楽しみください。

第一弾はこちらからどうぞ。




お気に入りのカフェを見つけよう

パリっ子たちは、たいてい自分のお気に入りのカフェがひとつやふたつ、自宅の近くにあります。居心地の良いカフェが見つかったら、そこにずっと通い続けます。

注文するものもあまり変えません。店員さんたちはどの客がどの飲み物を注文するのかしっかり覚えています。だからずっと通い続けていると、お店に入って席に着いた途端に、飲み物が出てくることもよくあります。

私も、行きつけのカフェがいくつかありますが、彼らは私が注文するものを分かっているので、必ず「今日もクレームとタルティーヌでいいかい?」とか「オーツミルクのラテでいい?バナナマフィンはどうする?」と聞かれます。なので、実は長い間、お店のメニューを見たことがありません。

フランスのカフェは、大体どのカフェも同じものが売られているので、ただのベーシックなエスプレッソや、カフェ・アロンジェ、ノワゼットやカフェ・クレーム、シトロン・プレッセ、マンタロー、プレッションやパナシェなどはメニューを見なくてもオーダーできます。

日本のカフェは、それぞれのお店で競合と差を付けるために、オリジナルの商品を開発したりしていますが、フランスの伝統的なカフェはあまりそういう気の利いたものは見かけないのです。


カフェの常連さんたちと顔見知りになろう

定期的に同じカフェに同じ時間に通っていると、そのカフェに来ている常連客が誰なのかだんだん分かるようになります。そして、何度も見かけるとそのうち顔見知りとなり、挨拶したりするようになります。

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