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【黒歴史】思い出したくもないあの夏の出来事、急に思い出した【その2】

みなさんこんにちは、ヘタレです。

私、前回【黒歴史】の記事を書いていたら、新たに抹消したはずの記憶が蘇ってきたんですよ…なんて恐ろしい…

今日はそんな恐ろしい出来事を書いていく。心して読んで欲しい。

あれは…小学生の頃。学年は何年だったか…ごめんだけど記憶が曖昧。

…そう…確か低学年。低学年で間違いない。

例によって私はこの夏の宿題も、最終日になってから焦っていたんですね。

あ〜…怖いなぁ怖いなぁ…また先生に怒られるの怖いなぁと思いながら、ふと閃いたんです。

あ、そうか、お父さんに自由工作作ってもらえばいいじゃないの。

私の父は、まぁわりと器用な方でしてね…
驚くことにですよ、なんとティッシュでマッシュルームが出来てしまうくらいに器用なんですね…

信じられないでしょう。ティッシュからマッシュルームだなんて…

こちらがそのティッシュから出来たマッシュルームなんですけれど。

私、急遽、父に作らせたんです…

私の言った、みんなに自慢するみんなの意味する所は、もちろん父は知らない訳なんですがね…

そんな器用な父、実は既に姉の自由工作も作っていたんです。このティッシュのマッシュルームを使って…

こちらは参考画像ですけれども…今で言う箱庭のような物を、このティッシュのマッシュルームを使って完成させた訳なんですよ…

それはそれは壮大で美しくてですね…小学校低学年の私は圧倒された訳です。
そして、酷く羨ましかった。

私も…!私も姉と同じく…!ティッシュのマッシュルームで箱庭を作ってもらいたい…!!

私の自由工作も…お父さんに作ってもらいたい。
怯えた様子で父にお願いしましたところ、

父は、姉の自由工作の大作を完成させた事で少し疲れていたのだろうか…
あんまり乗り気では無さそうな雰囲気ではありましたけれども、渋々作ってくれる事になったんですね…

父はおもむろに、家にある何かを探しはじめまして、何を探しているんだと思いましたら、なんと、モンダミンの空容器だったんですね。

そして、画用紙が必要だ、という事で画用紙も渡しましてね。
しばらく父は、家の片隅で工作に1人没頭したんです…






ガサガサガサ…ギ…ギギギィ…バコッ…
…キュキュ、キュキュ〜…

…出来たぞ。

何時間か経っただろうか…父が声をかけてきた。
※当時の作品は既に抹消したため、記憶を頼りにイメージ画像を作りました。








何これ、思ってたのと違う…!

※モンダミンの空容器を利用した、貯金箱です。蓋は丁寧にスプレー缶で赤にカラーリングされ、耳は画用紙でもっとリアルに作られました。顔のイラストはもちろん父の手書きで、もっとクオリティの高いものでしたが、そこまでは再現出来ませんでした。悔しい。


あぁ〜これはもうまずいなぁ…クラスのみんなに笑われちゃうなぁ…
嫌だなぁ嫌だなぁ…でも時間もう無いなぁ…

しょうがないものですから、仕方なくこれを持って行く事にしたんです。いやそれしか方法は無かったんですね…

教室に着いてからというもの、な〜んかおかしいんだ。なんだかズ〜ンと気持ちが重くなって、嫌な予感。

で、これを提出しました所、
『うわ!何だよあれ!』って男の子の声…はっきりと聞こえた…そう、はっきりと聞こえたんですよ…男の子の声が…!

そしたら今度は先生の声。
『ここに飾ろうか。』

やめて…!もうやめて…!もうこれ以上辱めにあわせないで…!

でもね、やめないんだ先生。そっとテレビの横にそれを置いたんだ…

給食の時間は必ずみんなテレビ見るんです…

1日1回は必ずクラスのみんなの注目の的になるんです…

もう私…ゾクッとしましてね…

…そうあの時。もう二度と、父に工作はお願いしないと…心に誓ったんですね…


今日の記事は完全にこれに感化され、終始稲川淳二風語り口調で書いてみました。まさかのシナモロールと稲川淳二の奇跡のコラボレーション🌟

シナモロールちゃんが、怪談爺ぃから習ったお話演じるだと…!?
…くそ…!聞きたい…!サンリオピューロランド行きてえ…!!!!

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