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いつも始まりは「正しく」より「好奇心」

こんばんは
9坪ハウスの住人mikenekoです

今月から生涯学習教室を
月に1回、10回で始まりました

申し込んだのは2人
本来は5人からの開催らしいが
申し込んだ方さえ良ければと聞いた上で
講師を務める事になった

予め伝えたい事を原稿で用意したものの
いざとなると、二人に質問しながら
私の体験と考え方をスライドで見て
話した為、半分以上は読んでなくて

そんな風でも、講義自体は和気あいあい
この人数の開催で良かったと感じ
無事に一回目は終わった

しかし、不安もある

やはり、添加物を気にしたり
減塩についての悩みとか出てきて
緩く取り組む私の考え方に
果たしてどう思うのか?

途中から来なくなるんじゃないか?
なんて具合だ
大丈夫か?ワタシ

でも、振り返ってみると私だって
最初の1歩は似たような考え方だった

健康の為にはガマンはつきもの
大好きなお菓子はダメ
やりたくない運動をしなくちゃ、なんて
世間でよく聞く「健康によさそうな事」で
始めてるから、当然の意見だ

でも実際に「塩分○○%カット」や
「カロリーオフ」とか体によさそうな
食べ物を食べてみたけど美味しくない

健康になるって、こんなに不味い物を
食べるのかと思ったら自然に避けたし

添加物を減らすには、それなりに手間も
かかるんだから美味しく食べて
不健康でもいいと思った事だってあるのだ

ところで、私が減塩を始めたのは
食事改善を始めて1年過ぎてから

きっかけは、閉所したデイサービスで
減塩食の提供を始めた事で

管理栄養士でもなければ調理師でもない
管理者の奥さんがご飯を作っていたが
その減塩の仕方を調べて提供する姿を見て

「私にもできるかもしれない」と
やる気になったのを思い出した

幸い、タイミングよく
気軽に相談できる管理栄養士と知り合い
減塩を小さな1歩で踏み出す事ができたのと

健康とは少し関係ないように感じるが
冷蔵庫の中身を使い切れるようにし
あまり使わない調味料を整理したのもあり

自然に市販のドレッシングや合わせ調味料を
使う頻度が減ってきた

さらに、食べたくないと避けていた
「減塩○○%カット」や「カロリーオフ」
も今では苦痛なく食べるようになり

世間で心配される「添加物」や「減塩」が
完璧ではなくても、以前と比べたら
かなり使わなくなった

先日仕込んだ「中華麴」

そう思ったら、受講した2人への不安も
少しずつ消えてなくなってきた

「添加物が心配」「減塩が気になる」
こんな風に聞くとやや堅苦しく思えるし

1日6.5~7.5gを忠実に実践すると
正直、食べる楽しみはなくなってしまう

でも全てのおかずを主役級の味付けじゃなくても
いいんじゃないか?
例えばメインのおかずはご飯に合う味付け
他は口直し程度の薄味にしてバランスを取る

これは先ほどの元デイの奥さんの言葉で
確かに、これだけでも減塩してるのだ

どうも私の場合
健康に特化した食材をいきなり使ったり
1日の塩分摂取量を目指すより

みそ汁をどこまで薄味で大丈夫か?
なんて小さく始めたり、試行錯誤する方が
ハードルは低くなり、色々と試してみたくなる

いつも始まりは「正しく」より「好奇心」
のようだ

次回はそんな振り返りを話してみよう

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