見出し画像

キッチンコミュニケーション👩‍🍳

ここ最近、息子が積極的にキッチンに立ってくれるようになった。
慌ただしい平日の仕事終わりに息子とふたりきりで過ごす時間が短いことに気づいたのがきっかけだった。

朝起きて、朝食を食べてすぐに保育園に行き、夕方自宅に帰って来たらすぐに夕飯の準備に追われる母を横目に、甘えたいのにちょっと待っててね。を言われる回数が増える。夕食を食べたらすぐにお風呂から就寝時間へと、1日はジェットコースターのように過ぎてゆく。

私も朝からノンストップで夜まで仕事と家事に追われると、余裕もなくなり疲れた表情を見せてしまうこともしばしば。

そこで閃いた。

夕飯を一緒に準備すれば、料理を通してコミュニケーションがとれるではないかと。

一緒に料理をすることで見えてくる息子の今。
2歳になってすぐにこども包丁を購入し、持たせてみた。使用前に、包丁の危険性や持ち方、刃を触らないことなどを説明すると、いとも簡単にまな板の上で切り始めた。

エリンギやしめじ、ズッキーニなど切りやすい食材をお願いすると、小さな手で包丁を握って集中して切る姿は、匠そのものだった。

2歳の息子には想像しているよりも沢山のことができると知れた。

お米を計量カップに入れて測り、研ぐ。
水と切った具材を鍋に入れて、コンロの火を付ける。調味料をスプーンで入れる。

できた料理をしゃもじやトングを使って三人分に取り分ける。

自分で作ったり、取り分けると食事のときも得意気に、「あおくんがつくったんだよー!」と、ぱぱに報告し、食べてくれる姿を見て嬉しそうだ。

よく一緒に作るものは、息子のだいすきなカレーやシチューなどの煮込み料理。

息子も食材に興味をもつし、何より自分が誰かの役に立っていることが嬉しくて、すすんで料理のお手伝いをするようになった。

当たり前だが、こどもと料理をすると簡単なものでも時間がかかる。
それでも、一緒に夕食をつくることが私にも息子にとっても心を満たしてくれる時間となることは明確で、幸せに感じるのだと知った。

これからも時間に余裕のないときこそ、キッチンに一緒に立とうと思う。



トング掴みの練習中✨







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?