そのどす黒いやり場のない感情をロックで昇華させてしまえ!!!
この前つぶやきでも書いたけど、思春期とか社会に出てからとか、とにかくどうしていいかわからないやり場のないイライラとか、どす黒い感情が出てくることもあると思うんですよ。人生そううまくいく時ばかりではないから。
そんな時、例えばバイオハザード系のゲームで敵を殺してすっきりしたりとか、そういう系の漫画を見ることですっきりする人もいるのかなと。とにかく漫画とゲーム。近頃そういう世の中なんじゃないかなと思う。
悪いと言ってるんじゃないが、客観的に見ていてその二つに意外と偏ってるのかもなあと。
表現の自由とは言えど、漫画やゲームもちょっと行き過ぎると現実との境目がわからなくなるような怖さもあったりして、人を傷つけるきっかけになってしまうんじゃないかなとちょっと心配にもなる。
私の時代はどす黒い感情が圧倒的に音楽に向けられていたような気がする
自分の言いたいことを言葉にしてそれを歌にして叫んだり、とにかく爆音で楽器をかき鳴らしているとそれだけですっきりしたような気がしたのかもしれないし、音楽の場を通じて仲間ができることで救われたりもする。
しかも、音を合わせるということはある意味呼吸を合わせないとできないようなもので、一体感が自分の心を満たしてくれるということもあっただろう。
あと、重要なのは自分はバンドができなくても、自分と同じような気持ちを叫んでいる人の声を聴くだけで、代弁してくれているかのようなその叫びで自分も満たされるところがあるのだ。そして、思い切り鳴らす楽器は自分の代わりに思い切り叩いてくれているようで、それを聴くと何だかすっきりしていたのだ。
特に洋楽は何だか意味がわからなくてもかっこいい。逆に意味が分からないからあれこれ考えずに音に集中できるという面もある。
昔からロック人口は少ないほうだろうから仕方がないとはいえ、ロックはどういう音楽かなんて若い子に紹介できる大人なんて、周りにほとんどいないんじゃないだろうか。私の時代だって、同じ年で洋楽のロック聴いてる人なんてあまりいなかったし。
となると、今の若い人は洋楽ロックの名曲の存在を知る機会がなかなかないということ。なんてこった。。
ロックを知るきっかけ
昔はBSーNHKでたまにMTVミュージックアワード(アメリカの有名な音楽チャンネルの授賞式)を放送していたから、そこで今流行の洋楽を知ることができたわけですよ。
気になる方はYouTubeで過去の授賞式を見てみてください。
しかも80年代後半~90年代、2000年代前半はもう激しめのロックの宝庫だったわけで、パフォーマンスもかっこよくて、そこで色んなバンドを知ったんだよなあ。最近は授賞式のパフォーマンスもPOP系かHIPHOPが多いんじゃないだろうか。
だから、知るきっかけがないっていうのも一つの理由なのかしら?それとも、知ったとしても興味がないのかなあ…。
漫画とかゲームの広告は嫌でも目に入ってきたり情報も多いから、そりゃ出会ってしまうことも多いよな。でも、こんなどす黒い感じの溢れた世の中だからこそ、ハードロック聴いたら好きになりそうなんだけど。
どんどんロックも広めていかないと、と思った次第であります。
心拍数と曲の速さbpmの関係性
ところで、10年くらい前にEDMのDJで成功を夢見る若者の青春映画があったのだけど、その中でとても興味深いことを言っていたのを思い出した。
細かいセリフは覚えていないんだけど、私たちの心拍数bpmと音楽の曲の速さbpmの関係性だ。EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)はよくパリピ音楽なんて言う人がいるけど、EDMで人が高揚するのは、音楽のBPMに合わせて私たちの心拍数が上がるからみたいなのよね。
確かに、運動するときにゆっくりした音楽よりもテンポの速い音楽を聴くと、気分が乗ってくるというか、やる気になってくるのは感じていた。走る人は特にそうなんじゃないかな。
つまり、鼓動と音楽がシンクロして、良い具合の速さで心臓が動くと気分が上がってくるということみたいね。EDMみたいに電子的なキックの音とかもいいけど、やっぱりバンドの生のドラムの音が良いと「アガる」っていうのはこういう理由なんだなあと納得。それでいうと、繰り返されるようなギターのバッキングの音とかもそう。
ウォーキングやランニングのような一定の速さでの反復運動は自律神経を整える効果があって、精神衛生的にも良いことは知られている。それは、ある意味音楽で一定のリズムをを聴いていると気持ち良くなってくるのもそういうことなのかもしれない。
つまり、YOASOBIの「アイドル」という曲に世界中が熱狂するのもわかるような気がしてきた。
私がなぜロックが好きだったかというと、鼓動とシンクロしてくれるような音とリズムがあったからだ。
それらを聴くと猛烈に高まってきて、眠くて辛くて仕方なかった高校時代の朝の自転車通学を後押ししてくれた。そのロックのおかげで、片道8キロくらいの距離を最速15分で着いたことがある。(田舎だし道わりと広いし、信号にも運よくあまり引っかからなかった場合だが笑)
さっきの心拍数の話じゃないけど、自分の心拍数が上がると何だか精神的に落ち込みにくくていいのかも?しれない。
それが、目で入ってくる情報との違いなのかなと思う。
結果的に高速ドラムの音なんて、シューティングゲームで撃ってる銃の音みたいなもんだし笑。漫画やゲームだけではなく、耳も楽しませてほしいものだよなあと思うのだ。それで、満たされるなら、すごい健康的だしね。
そんなわけで、私がアガるロック曲を紹介する。
アガるロック曲紹介
たくさんいい曲はありますが、とりあえず思いついたところで、鼓動とシンクロするようなアガる曲を選んでみました。ぜひ聴いてみて欲しいと思います。前半はbpm速い系で、後半は普通の心拍数の速度なので反復でくせになるけどちょっと集中したい時や落ち着かせたい時用。
こっそりマイケルジャクソンも入ってるし笑。
最近だとマネスキンが好きです。
英語圏じゃないのにこれだけ存在感のある王道ロックはすごい。
中でもリンプビズキットは普通に好きだった。人間的にあまり好かれていなかった(笑)みたいだけど、高校生で詳しい情報はよくわかってなかったし、純粋に演奏技術がすごい上手いというか、音で聴いていたので全然好きだった。そして曲が良かった。
何なら、ボーカルのフレッドのこの独特な甲高い声?というか少しシャープするような声の出し方もすごい好きだった。
逆にレッチリ(レッドホットチリペッパーズ)は、楽器の音やノリはめちゃくちゃかっこいいけど、ボーカルのアンソニーの声が正直あんまり私は好みじゃなかった。それはいつももったいなあと思ってしまう。。
メタルやハードロックのギターのバッキングの音もやっぱりアガる要素。そして、やっぱりドラム。リンプのドラムのスネアのスコーンと抜ける音と、音圧とかめちゃくちゃいいんですよ。くせになる。
2:50あたりからのだんだん爆発するのがめちゃくちゃ好き。
こういうのを聴いて昔はイライラを発散してましたね。
ラップとかが好きなのも、後ろの音がかっこいいと結果的にアガるんですよね
あと、やっぱり80~90年代のロックは入りのギターリフがかっこよくてアガります。
聴いてみて~
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