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父親は認知症⑧

あけびーです。

施設の準備、実家の片づけなどをしていた時、私を癒してくれたもの。

それは音楽、自分の時間を持つ事、そしてゆっくり話す事。

施設の準備、ゴミ出し、実家の整理、そして移動の間も常に音楽を聴いていた。

音の中にいると、現実がそこにあるものじゃない感じがして少しでも忘れられた。

そして自分の時間。

朝食を近くのコンビニでイートインし、YouTube見たり、ブログを読んだりして自分一人の時間を楽しんだ。

ゆっくり話すことは癒しではないかもしれないけど、私は実家にいる間早く話すことが出来なくなった。

頭が回らないらしい。。

だから、ゆっくりとしか話せなかった。

ゆっくり話すって、自分を焦らせないし、言葉を選んで話せる。(実家から自分の家に戻った今も、ゆっくり話すようになったと思う)

それと同時に、私は寝る環境や生活環境が悪いと、どうやらダメらしいのもよくわかった。

実家では、布団が有り合わせで体が痛くなり(途中で慣れた。人の順応性って凄い!)、トイレは父親が汚しているので入る前に綺麗にして使用。

台所もシンクがヘドロのようになっていたし、お風呂も洗濯物の嵐で初日は入れなかった。

生活の不便さ(汚さ?)に結構メンタルやられた。

自分のメンタルを保つために、まず快適に過ごせるようにしてから、ゴミ出し等に取り掛かった。

自分のメンタルを整えずに、体を動かしていたら途中で放り出していたかも。

そして、自分の生活が当たり前と思っていたけど「なんて恵まれていたんだろう」とも思った。

見慣れた物に囲まれて、いつもの布団で寝れる環境が恋しくてたまらなくって、一刻も早く帰りたかった。

でも、いざ帰って1ヶ月も経つと慣れてしまいました。

やっぱり人って、こんなもんですよね。

続く…


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