【詩】汝、自らを俯瞰せよ

汝、自らを俯瞰せよ
我、見失うことなかれ

嫌です　そんな人は
他人に横柄な態度をとるような
差別用語を平気で口にするような
そんな人は　とっても嫌なんです

ですが　しがらみとでもいいましょうか
離れることが難しいのが現実であったりもするのです

嫌なんです　そんな人は
とある男性がお金を投げて渡しました
とても横柄で品位がなくて
思わず一緒にいた女性に目を向け
ああ　彼女は彼の価値観を受け入れてたのねと
非難めいた思いで
彼女をみていた自分に
ハッとしました

彼女は私だ

私も自分以外の目でみたら
その人の価値観を受け入れている
１人ではないか

そうなのです
しがらみなどという言い訳に身を委ね
受け入れ難い価値観を
自分に受け入れさせていたのです
自分を傷つけていたのです

汝、自らを俯瞰せよ
我、見失うことなかれ

即座にその人と自らの距離を置きました
そうです
本気になれば　しがらみなど
いくらでも断ち切れる

あなたは自分を守るために本気になれるか

汝、自らを俯瞰せよ
我、見失うことなかれ