生きてる

生きるとき、何が必要？
基本的には私たちは食べて寝てを繰り返したら
生きることはできる。
食べるために食べ物を得るために、
寝るための家に住むために、家で暮らす光熱費を払うために
家族を養うために、学ぶために、お金が必要になる。
そのお金を稼ぐために1日の多くの時間を使っている。
ただそれを淡々と繰り返すのが生きるということ？

私たちはただ味気なく繰り返すだけではない。
私たちに感じるという機能が備わっている。
その繰り返しの中で
何を感じて生きていくのか？
何を感じたくて生きているのか

朝起きて目覚めて最初に枕元のカーテンを開ける。
空が見える。どんな空なのか確かめる。
晴れていたり曇っていたり雨が降っていたり
いろんな空が見える。
窓辺に置いたフレグランスの香りがしてくる。
昨日描いたジャグアの発色を見る。昨日より濃くなっている。
片隅にあるぬいぐるみを触ってみる。
ぼんやりと時間を味わう。
生きているといろんな感覚がある。
起きた瞬間からある。

味気ない日常の反対側は味わい深い日常。
生きている中で五感を使う。
思う存分見て聞いて嗅いで触れて味わって
様々なものを感じる。
感じたものにいろんな感情が生まれる。

それを同じ感覚で寄り添ってくれる人が
いたらいいなと思ってた。
同じように味わう誰かがいてくれる感覚があること。
おはようからおやすみまで
味わいながら繋がってる感覚。
遠くても心はいつも近くにいる。
嬉しい時もしんどい時も近くにいる。
そんな存在がいたらいいなって
ずっと思ってた。

ひとつ見つけたのは私の中のわたし。
そして見つけたのはオンラインで繋がったあなた。

私の中の色々を感じてくれるわたしとあなた。
わたしの切り取った感覚を受け取ってくれた。
いつも誰かと繋がってる
繋がっていられる世界があるなんて
思っていなかった。

わたしたちは生きてる。
今日も味わって生きている。
そして繋がって感じあっている。
豊かな循環をただ感じている。

空を見上げて
いつも感じている。
あたたかい気持ちが溢れてくる。
遠く離れてるあなた。

豊かな感覚を豊かな日常を
一緒に味わってくれて
ありがとう。

一緒にこの世界を生きてる。
生きていたんだね。