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少しずつ夫になり、パパになる

夫「みかんちゃんと一緒におうちのこととか、子どものことをやるのって楽しいね。」

夫がニコニコして三男のお支度ボックスを整理整頓しながら言った。

ああ、こうやってうまく巻き込んでいったらいいのだなぁ、と改めて感じた日曜の昼下がり。


結婚して法律上は夫だけれども

2007年2月に結婚した私たち。

でもひとつ屋根の下で共同生活を送っている、という感覚でしかなかったよね。

お互いにできることをやって、生活していく感じ。

それが「夫だな」と思った瞬間は2回あって。


1回目は一人目の出産のとき。

何においても受動的で、自分からはやらない人だなぁと思っていたのに、私が押さえてー!って叫んだときのテキパキとした行動にはビックリしたんだよね。

あ、この人、やるときはやるんだって思ったのと、この微妙な場所を全身で押さえられるのは夫しかいないなって思って、夫なんだなぁ、と。


もう1回は子育てのことで相談したとき。

夫「みかんちゃんが子どものことよく見てくれているから、俺の役割って多分みかんちゃんの心のケアなんじゃないかなって思ってる。

 もちろん子どもたちにもガツンと言わなきゃいけないときは言うけどね。」

って言ってくれて。

ああ、夫だなぁ、と。

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夫の次はパパに?

私は夫のことを心から信頼していて。

いいことはたくさん伝えたいって思って、夫には意識して言葉にしてる。

夫が少しずつ心を開いてくれているのがわかるから、夫婦でいられて良かったと思う。


三男を産んだあとは、家事も積極的に取り組んでくれてて、毎日のゴミ出しと夕食後の食器洗い、休日の夕ご飯作り…と家事力もぐんぐん伸びて。

家庭というミッションに一緒に取り組むパートナーとして、お互いの関係性はいい感じに変化していったのね。


でもね!

素晴らしい夫なんだけれど、パパとしての役割はまだまだ弱いなぁ、と。

子どもたちとの最低限の関わりはあるんだけれど、積極的に関わっていけてないのを感じていて。

長男と次男が小6と小4。

パパの出番なんだよなぁ。

それをすごく感じるんだけど、パパとしての行動がちょっと弱いなぁ、と。

もう少し広がったらいいなぁ、と。

夫をコントロールはできないけれど、私にできることはないかなって思っていた日々だったのね。

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三男のスモックのポケットのフタづくり

進級して、三男のスモックも新調したの。

通っている幼稚園では、スモックのポケットからハンカチやティッシュが出ないようにフタかマジックテープを推奨してて。


いつも私がひとりでミシンに向かってたんだけど、4着と量が多かったから夫に手伝ってもらうことに。

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ホラ、こんなふうに。

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夫には採寸、裁断、糸切、あたりをやってもらって、すごく助かった。

この金曜日、土曜日の夜1時過ぎまで付き合ってもらって。

眠そうなんだけど嬉しそうで。

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三男のお支度ボックス

上2人は保育園に6年通って。

三男は幼稚園。

幼稚園の毎日支度しなきゃならないもののなんと多いこと!


子どもたちの学校関係スペースに三男のお支度ボックスを置きたいという話を夫にしたら、ノリノリでのってくれた。

そして作ってくれて、冒頭の言葉をふと口にした、というわけだった。

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私「前日までに用意できるものはここに用意しちゃおうね。

 お互いにやれることをやって、朝はこのボックスで支度すればいいだけにしておいたら、忘れないし、慌てなくていいな。」


書いてあれば誰でもチェックできる。

ここに置く、という住所があれば、誰でも置いたり戻すことができる。


夫「そのうち三男がこのボックスから朝の支度を自分でできるようになったらいいね。」

ニコニコしながら言う夫。


こんなふうに子どものために何かをする、という経験が夫の育児参加の実感を生むのかもしれない、と思ったよ。

普段はどうしても私が中心になってアレコレやる。

やるしかない状況で、やらなきゃ誰がやるの?って感じで。

でも夫の場合は、参加の仕方がうまくイメージできずにいるのかもしれないな、と思う。

どんなことをすれば、育児に参加してるような実感が持てるのか…それってイメージできてやってみてわかること。

そもそもきっとどんなカタチで参加しようかな、なんて視点もなくて、自分は参加してる気でいるのよね。

だからなかなか自らアレコレやろうとはしなくって。

最初はキッカケをうまく作っていくといいんだなって思った。


夫は慎重タイプで、なかなか自分からいろいろ考えて行動する方じゃなくて。

だけどハマるとコツコツ続けてくれる。

だから、いいキッカケを作ってやってみて、いいなって経験を積み重ねていくって大切なんだよね。

子どものことずっと考えてやってきてたけど、その前に夫に楽しいパパ経験をたくさんさせてあげるのって大事かもしれないって思ったよ。

それがきっと子どもにつながっていくんだろうな。


夫が参加しやすい仕組みやプランを立てて、一緒に取り組んでいこう。

夫のふとした言葉から、私は心に決めたよ。

まずはゴールデンウィークまで、私は夫と子どものことを一緒に取り組んでいくってことを意識していこうと思う。

夫婦ミーティングで言葉だけ交わしても、それは実感につながらないし、言葉次第では責めてるように伝わっちゃうこともあるでしょ。

だから一緒に何かをする。

行動する。

取り組む。

一緒につくるとか。

そういうのがいい、そう思ったよ。

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