コーチングの効果③
今日、実は大きな転機があるのよ、私。
ひとつ、仕事の面接を受けるの。
副業にするか、転職にするか、断るか(受からないか、もあるけど)。
自分が納得のいく選択をしたいと思ってる。
ずっとモヤモヤしてるのは、自分のやりたいことを優先できていないからなのか、ただの捉え方の部分なのか。
自分のやりたいことと子育てとの両立が無理なくできそうな条件の仕事を見つけて、今度こそ!という気持ちと、また同じことを繰り返すのではないかという怖さもある。
これは自分だけで考えるのは心細い、そう思ってコーチングを申し込んだのだけど、昨日は2回目で別のコーチのコーチングを体験したの。
そして、実は今日の午前中にコミュニケーションスキルについての学びと自分のタイプ診断をやり、夕方はついに仕事の面接。
私のために、私が考えたプランで、今日に臨む。
ここまで自分のことを考えてあげたことなかったな。
今までは今の自分でできる範囲で面接に挑めばいいよね、成立しなかったらご縁がなかったかなって、そんな感覚だったかもしれない。
今回はね、もうこれ以上自分を悲しませたくないから、ちゃんといろいろと準備してあげよう、気持ちを整理してあげよう、と思えたんだよね。
コーチングを2回とコミュニケーションスキルの学びで、面接に臨むよ。
この記事では、2回目のコーチングの体験談を言葉にして、深めようと思う。
今度は直接的なテーマで
前回のコーチングでは、仕事と子育ての両立において「うまくさじ加減できない感覚」について深めるのが目的だったのね。
その結果、無意識に求めている感覚と私が求めたい感覚の不一致がハッキリして、方向修正ができたの。
詳しくはこの2つの記事に↓
2回目のコーチングでは、仕事と子育ての両立における「子育てと自分のやりたいことのバランス」を深掘りして、転職の判断材料のひとつにしたいというのをテーマにした。
どっちかを優先したらどっちかは犠牲になってしまう。
そこにモヤモヤがあったから、今回の転職でも同じことを繰り返すのではないかという不安と今のままでもいいのかなという気持ち。
もう少し自分の中にある気持ちや考えをクリアにしたかったのね。
会話の中での気づき
今回のコーチは私よりも大きなお子さんのいるママさんで。
自然な会話の中で言語化をサポートしてくれた。
自分でたくさん考えてきたことなんだけど、改めて人からフィードバックされると、ああそういうことなんだ、と実感できることも多くて。
安心できたかな。
普段、人と話すときっていろいろと気をつかうじゃない?
話す相手の気持ちを考えたり、私が伝えたいことをどう言葉にしようかなとか、気が楽な雑談でさえ年齢差が大きいと話題にも頭を悩ませたりして。
話したあとも反応次第では反省しちゃったりしてね。
特に今の職場は世代差が大きいし、仕事をする上でコミュニケーションに頼らなければならないことも多くて(新人から入った人がほとんどでルールが暗黙、マニュアル化されてないことが多い)。
そんなふうにして、コミュニケーションにめちゃくちゃ頭を使っていたから、私の頭の中をそのまま言葉にしてもいい時間がすごく嬉しかった。
同時に、いろんなことを考えずにたくさんの気持ちを言葉にする経験って、めちゃくちゃ大事だと思った。
長男にはそういう機会を与えてあげてこられなかったんだなぁ…ふと想いがリンクする。
感覚は鋭いし、論理的な思考を持っているから、私には安心して話ができなかったんだろうなって思うのよね、今まで。
私は私で、母にガツガツぶつけてはきたけど、上手くやりとりができなかったなという想いがあったしね。
特性もあって「やりとりが下手」だったんだと思うのよ、お互いに。
言葉は話せるし、気持ちを言葉にするのもできるけど、お互いにいいカタチに場をまとめていける力が弱かったというか。
長男は考えはしっかり持っているけれど、それを言葉にする相手はとても選ぶ、という感じ。
私はいつも話していて役不足だなぁ、と感じるし、長男がどんどん言葉にしていけるような雰囲気や誘導も上手くなくて。
コーチングの学びも考えたのよ、以前に。
だけどその前にもっと自分の想いや考えを言葉にすることから始めようって決めたの。
言葉ってただ言えばいいものじゃない。
その深みはどれだけ自分のことがわかっているか、経験を伝わりやすい言葉に置き換えられるか、そういうが影響するんじゃないかって思ったから。
だからね、今回はお二人のコーチのコーチングの姿勢とか言葉選び、雰囲気づくり、そんなのもすごく参考にさせてもらったの。
あとはね、私は勝手に突っ走る傾向があって、自分でもそれをコントロールできないことが多いのね。
普段はそれにブレーキをかけてるのだけど、コーチングのときはコーチを信頼して時々暴走させてもらって。
お一人目のコーチはある程度で区切って、仕切り直しをして軌道に乗せるのがお上手だった。
コーチ!って感じで。
それでね、ふむふむ、自分でも暴走し始めたらそこそこ様子を見ながらどこかで切り替えポイントをつくる、そんなのは自分でもできそうだなって思って、いい学びになった。
お二人めのコーチは、私の話したい方向に寄り添って、臨機応変に対応を変えてくださった感じがあったかな。
無理に戻さず、そっちの方向で話を進めていこうかなって、自由に発言させてくれる感じ。
コーチはコーチでも良き伴走者という感じで、私は仕事ではこういうスタンスでいたいと思ってきたから、心地よかった。
どちらも良かった。
いろんなカタチがあるんだなっていい勉強にもなった。
自由に発言させてもらえた中で、自分から出てきた言葉にハッとしたり、それを共感してもらえて心強くなったりしながらの今回のコーチング。
結局、ハッキリと「こっち!」という決断が出たわけではないけれど、それだけ決断が難しいということでもあったんだって自覚できた。
それよりも、大切にしたいと思っている感覚は揺るぎないのだけど、それはどの職場でも多分得られることではあって。
私が今、天秤にかけているのは「自分がやりたいこと」と「家庭や子育て、将来的な安定さ」で、どちらも必要で、甲乙つけがたいところに悩んでいるのだということが明確になってきた。
ああ、そこなんだ。
どちらも選べないし、どちらも犠牲にしたくない。
母親としての罪悪感の行方
ワーママとしての罪悪感あるあるだと思うんだけど、例えば「子どもが熱を出したとき」。
仕事を休めば職場への罪悪感があり、夫に子どもを託して仕事をすれば母としての自分の選択に罪悪感が募る。
どっちの選択をしても、モヤモヤは残ってしまうことに対して、私はどうにか平和な方法はないものかって悩んでた。
前職からの転職はまさにそことの葛藤で。
院長にその相談もできずに辞めたのは、そういう体制がそもそもなかったことも、体制を整えてもらえたとしても責任を果たせない部分では変わらないからという諦めもあったと思う。
両立し得ないことってたくさんあるんだよね。
そこで、どう考えてどう気持ちを処理していくかってすごく大事だと思う。
ふと気になって聞いてみたのね、コーチに。
そういうどちらも選べないっていう局面で、どっちを選んだのか、その選んだ感覚は何か、選べなかった方に対しての犠牲にしてしまった罪悪感をどう処理したのか。
そこでは自分のやりたい気持ちを大切にして選択したこと、犠牲ではなく解決するという考えで処理をしてきたことを聞かせてもらった。
そうか、「犠牲にしてる」と思うから、罪悪感につながるんだね。
選ばなかった方は「解決する」なんだね。
モヤモヤを残さない処理の捉え方が学べたと思ったよ。
これ、すごく大事なこと。
この罪悪感とモヤモヤを積み重ねていくと、母親としての自信のなさや仕事をしていても胸を張れない感覚に陥ってしまいやすいから。
コーチングを終えて
2回目のコーチングでは、感覚を深めることもできたのだけど、終わったときの
「今のままでいい」
感がハンパなかったなぁと思った。
私は転職の決断で悩んでいて、どちらを選んだとしても間違いはない状況で、優先順位のさじ加減で迷っていて。
そこに不安要素があると、冷静な判断って難しいんだけど、そこを見抜いてくださったのか、今の状況で今のような私になるのは当たり前で、迷うのも当然だと思う、ってね、今の状況を全肯定してもらえたなぁと。
判断するのは私だし、答えを求めているけれど答えが出ない状況に対して、それでいいんだよって感じ。
無理やり答えを導くこともなく、感じたそのままを言葉にしてくださって。
こういう終わり方も与える感覚もあるのだなぁと。
悩みたいときは悩んだらいいし、立ち止まるのも一歩踏み出すタイミングも、成長のスピードも、人それぞれ。
こうじゃなきゃいけないってないんだなぁと、肌感覚で感じられた時間だった。
今までの自分だったら、煮え切らない、答えが欲しい、って突っ走ってたかもしれないけど、穏やかに、そのままの感覚を受けとれたような気がして、嬉しかった。
さて、そんな昨日のコーチングを受けて、今日はコミュニケーションスキルの学びへ!
そうそう、昨日のコーチングでコーチが
「みかんさんはコミュニケーションについて学ぶというのもありかもしれないですね。」
とお話しくださったのだけど、ホントにその通りで。
会話の中では明かさなかったけれど、実はもう一歩踏み出してる。
視点を広げようと思うよ。
というわけで、次の記事はコミュニケーションスキルの学びを受けて、新たな視点で考えたことを言語化するよ!
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