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感覚とおうち空間にフォーカス!

完成されたカタチって美しいなぁーと思う。

キチンと並んでいたり、キチンと収まっていたり、シンプルにまとまっていたり。

これは私の頭が常にゴチャついていたり、気づくと部屋が散らかっていたりするから、そう思うのかしらね。

そんな私の心地よさと心地悪さに意識を向けて、ちょこっとスッキリさせる記事。


情報の取捨選択のスキル

先日、頭の中が処理できなくなって、めちゃくちゃ長文の記事を書いたらスッキリした。

私には情報の交通整理が人よりも苦手だという特性があるのね。

この交通整理をサポートする薬、ストラテラを半年くらい飲み続けたことがあったんだけど、このときの体感としては

「話したくならないな。話さなくてもスッキリしてる。」

という感じ。

私は処理しきれない情報を、人に話したり、ブログとかで言葉にしたり、または身体を動かすことで解消してきてるんだなって自覚したよね。


三男の妊娠とともに薬はやめた。

またつらくなったら再開すればいいっていう心のお守りにして、今は飲んでないのね。

飲まなかったらやっぱりいつも心はザワザワしていて、刺激が少ないときは割とスッキリしてる。


部屋が片付いてると刺激が少ない。

家に人がいないと同じように刺激が少ない。

仕事の量を減らすと刺激が少ない。

そういう取り入れる情報が少なくて済む環境があると、心が穏やかなんだよね。


フツーの人は高性能フィルターで不必要な情報を自動的にカットしてくれる脳を持っているのよ。

それって本当にすごいこと。

私はちょっと荒いフィルターだから、自分で意識的に手放していかなきゃならないんだけど、思考のクセが

「もっと必要、もっとスキルアップ」

にベースにあるものだから(ここは育てられ方が大きく影響)、むしろもっともっとと取り入れる方に意識が向いちゃって、いつでも脳は混乱状態。

それを私はnoteで整理している部分もあるのよね。

脳内に容量がないから、外付けハードディスクとしてのnoteが必要ってところかしら。


最低限と理想の二段階設定

同じような性質のある次男の言葉を借りると

「スッキリしたくて〇〇する」

という感覚、すごくわかる。


次男の場合、それが三男に八つ当たりをすることだったから、これは何かに置き換えたいなと取り組んだことがあった。

そして私自身にも同じことが言えて。

例えば、心がゴチャゴチャしていたり、何か葛藤を抱えていると、子どもたちの行動が気になるのよね。

普段は気になっても強く言わなくて済むのに、ザワザワしてると

「靴下は洗濯機に入れてよね」

なんて、感情を乗せてぶつけちゃったり。


これは靴下を洗濯機に入れて欲しくて、依頼するための発言じゃないのよ。

もし本当に入れて欲しいと思うなら、本人が話を聞けるタイミングを考えて、ゆったりとした気持ちでお願いするでしょう。

落ちている靴下を見て、感情的に伝えてしまうときは私が感情を発散したくて言ってるんだと思う。

スッキリしたくて出る行動がしつけの皮をかぶった感情の発散…次男の八つ当たりと変わらないじゃないね。


私はこれをやめたくて、感情を言葉にして自覚する習慣をつけることにしたのよね。

それと同時に、取り入れる情報を少なくする工夫も。

ひとりで静かな空間にいる時間をつくったり、何か情報が入ってきても、私には必要ない、という選択をたくさん意識することだったりね。

あと、子どもたちと関わらない時間を作ること。

これはお互いの心を守るために、絶対に必要な時間なの。


そうやっていろいろと工夫してきてはいるんだけどね、やっぱり勝手に浮かんでしまう無意識の理想は

「スッキリ、キッチリ、ちゃんと」

なの。

とスッキリとかキッチリな感覚が得られる、割と完璧な空間だったり、物事の処理だったり、考え方だったりするんだよね。

心地いいのよ。

きっちりできた!

バッチリはまった!

究極に上手くいってスッキリ!

そんな感覚ってね。

私の根底にある欲求なんだと思う。

これは常にざわついてることの不快感に対する理想かもしれないね。

だとしたら、常にそれなりにスッキリしている脳を持ってる人には、あんまりわからない感覚じゃないかしら。


やり過ぎなければ、例えばその欲求が創作活動に反映したり、空間整理につながったりと、モチベーションの素だったりするのだから、いいと思うの。

何事もやり過ぎないのがいいバランス。

だから私はイメージを2段階にしてる。

身の丈で最低限のレベルと、できたらスッキリ心地よいレベル。


普段は最低限レベルを採用。

ここぞというときやそれが許される環境のときは、スッキリレベルに没頭するのを自分にオッケーする。

このメリハリって、めちゃくちゃ大切なのよね、私には。


生活における私の最低限

アレもコレも完璧には無理。

でも物事の継続にはモチベーションも大事。

そこのバランスで、今の私は生活してる。


例えば空間。

いつでもキレイになっている、というのは難しい。

でも理想はシンプルで常に整っている空間。

ストレスを抱えているときに部屋が散らかってると、感情のブレーキが効かなくなることが多くてね。


で、最低限のレベルは

「滞在時間の長いLDKは床に何も置いていない状態をキープ」

としてる。

じゃないと床掃除のハードルも上がるし、やっぱり目に映るといつの間にかイライラしちゃうのよ。

気にしない、なんて言われても、これは脳の特性だからちょっと難しい。

そんな空間にいたら、気をつけていてもどこかでボロが出る。


だからといって、誰かに自分の欲しいレベルを押し付けるのはお互いにやりづらいじゃない?

自分にとっても家族にとっても心地よい空間、というのが大切。

誰かが我慢しなきゃいけないのは続かない。

そして、私に我慢させるとどこかで爆発して、かえってめんどくさいことになる。


で、キープするためにしたこと。

まず、家族全員に家にパーソナルスペースを設ける。

自分だけの空間ね。

そこには自分の大切にしているモノを置き、一人でいたいときはそこに行く。

そこは誰にも邪魔されないし、入るときは一声かける。

まず、私がどうしようもないときは、自分のパーソナルスペースにこもる、もしくは子どもたちもそれぞれ自分のパーソナルスペースに逃げられるという環境を作っておく。

自分のモノもそこに置くことが基本。


次に、LDKは生活に必要な最低限のモノ、つまり毎日や週に2〜3回は使うような一軍のモノしか置かないことをルールにする。

月に数回レベルのものは廊下収納、季節のモノは和室の収納、と必要頻度で置く場所を決めた。


次に、床にモノが置かれないように、LDKに置くモノには全て住所を作り、明確にしたの。

誰でもどこに何があるか分かるよう配置。

長男と次男はもう自分の好きなことをするのは自分の部屋になったから、2人のモノはLDKにはなくなったのね。

でも三男がリビングで遊ぶから、三男が今遊んでるモノに関しては、カゴを置いて収納。

遊んでいて次のおもちゃに興味が移ったら、前に遊んでたおもちゃはおもちゃ置き場へ片付ける。

これは三男にも意識させていて、

「次の遊びをするなら今使っているのは片付けよう」

という声かけで切り替えできるようになってきた。

(最初は難しいから、散らかったままのときもあったし、私が片付けることも多かったけど)


あとは子どもが3人いると書類の量がハンパないんだけど、書類とお金の管理は週末に必ずやる、と決めてる。

逆に言うと、平日は手が回らないから一時置き場に置いておく(提出のあるものはすぐに対応)。


そういうひとつひとつのルールを決めて、モノがあふれないLDKにしたら、めちゃくちゃ平和になった。

夫はうるさい方じゃないけれど、LDKでのくつろぐ姿が以前よりリラックスしてるかなぁと思う。

私も掃除の頻度が上がったし、ストレスを感じにくくなったかな。


感覚を大切に

5人で生活してるとね、それぞれ何に敏感かが良く分かるのね。

私と次男は匂いにすごく敏感。

生ゴミの匂い、焦げ臭さ、三男のお通じ…いち早く気づくのは私、そして次男。

香水や柔軟剤の強い香りは苦手。

こういう敏感さがあるってわかると、例えばアロマとか香りの癒しってすごく効果があるだろうなって思うよね。


触られる感覚に敏感なのは夫と長男。

これって人との空間的な距離感にも関係してる感じがする。

人との距離感は遠めが安心し、人といるよりもひとりでいることを好む。


味覚の敏感さは長男と三男。

長男は白ご飯である程度中和できているようだけど、三男はまだまだ食べられるものが15種類以下と食の広がりがないからね。

栄養補助食品を上手く活用するしかないね。


明るさでいうと、敏感なのは夫と長男。

薄暗いのが落ち着くみたいで、我が家のインテリアはダークトーン。

明かりも調節できるタイプにしていて、オレンジ色の光がメイン。

私は暗い感じだと覚醒レベルが下がって、すぐに眠くなるから、何かやりたいことがあるときは明るい色に。


足の裏の感覚は私がいちばん敏感かな。

床がザラザラ、ベトベトするとすごく気持ち悪い。

でも掃除があまり得意じゃないから、あえてLDKは何も敷かずにフローリングのまま。

そうしておくと、こまめに掃除する私のスイッチが入るからキレイを保てていいのよね。


そういう感覚を大切にすると、居心地の良さがアップするし、安心できると思うんだよね。

安心=リラックス。

自分の家を、刺激が少なくてリラックスできる空間に。

大事よね。





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