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ママになると脳が変わる!尊い変化と脳のバランス

出産後、育休を経て仕事復帰したとき、自分の記憶力の低下や論理的思考の衰えを感じたママっていないかしら。

その分強まったなぁと思うのは感覚の鋭さとか共感性だったりしない?

私は出産を機に女性の脳は変化すると思うの、子育てに適応するために!

だから、その変化を理解して、仕事にも子育てにも生かしたらいいんじゃないかな。

そう思わない?


出産後の私の変化

私は3回の出産において、それぞれ育休を経て仕事復帰してる。

でもバリバリやっていたわけじゃなくて、3回目のときはかなりペースを落としてたよ。

運良く近くに、幼稚園付属のアットホームな企業主導型保育所が新設されて、パートでも入園できた。

そうでもなかったら、私の住む地域の保育園っていうのは正職員の0歳児4月入所で埋まってしまうのよ。

上の2人はそれで入れたようなもの。

だからパートでは無理だろうなって半ば諦めていたときの希望の光だったなぁ。


そんな感じで、仕事を続けてこられた私。

でもね、仕事効率は年々落ちているのを感じてて。

新しいことは覚えが悪い、全てメモメモ、さらには良く見るところにメモしないと書いたことも忘れるという始末。

認知症?というレベルでモノを忘れてしまってた。

特に3人目出産のあとね。

脳の変化というよりは、3人の小学校や保育園スケジュール、3人の療育日程、自分のこと、家のこと、ご飯のメニュー…頭の中は常にいっぱいで、キャパオーバーだったからかもしれないけれど。

元々ワーキングメモリは他の能力に比べて低い私。

そのせいで注意散漫になったり、記憶力が落ちていてもおかしくはないのよね。

だけど、それだけじゃない気がする…なんかやっぱり母親になるって何かが変わった気がするのよ。

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妊娠における女性の脳の変化

そこでね、出産にまつわる女性の脳の変化についての研究があるか調べてみたの。


あ、あった!



 結果の中で最も面白いのは、灰白質の減少が、他の人も自分と同じ心を持っていると私たちが感じる(Theory of Mind)時に活動する領域の灰白質が選択的に減少している点だ。さらに灰白質の減少する領域は、母親が自分の子供の写真を見たとき強い反応を示す領域で、驚くことに灰白質の減少が強い母親ほど子供の写真に強い反応を示す。

灰白質というのは、脳の画像でいうと大脳や小脳の表層部分の色の濃い部分のことで、ニューロン(神経細胞)の細胞体が多く集まるところなのね。

ここが減少するってなんか悪くなるの?と思いきや、記事を読むと、「シナプス剪定」とある。

これは「シナプスの刈り込み」とも言われていて、「必要なシナプス結合だけが強められ、不要なシナプス結合は除去される」現象なんだって。

つまり、取捨選択されて残った必要な機能の結びつきが強くなって、より機能が専門化されるような感じ。


この記事はもう少しわかりやすいかも。

パパの変化についても書かれているね。

赤ちゃんに関わる機会が多ければ、そりゃ影響受けるよね、うんうん。

我が家では保育園に入るまでは布おむつだったから、よく替えてもらってたの、覚えてる。

そういう関わりって大切だったのね。

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心の理論

灰白質が減少する部分の機能は、最初の記事で「theory of mind」と書かれていて、ふたつ目の記事ではその日本語版の「心の理論」と書かれているのだけど、聞いたことある?

子どもが発達障害で療育センターに通ったことのあるママだったら、よく知ってるんじゃないかと思う。

相手の立場になって考えられるかどうか、というもので、定型発達の子どもは幼児期に獲得するらしいのだけど、発達障害があると獲得が遅くなったり、難しかったりするらしい。

「サリーとアン課題」というテストで心の発達状況を検査したりするのよね。


なんて脱線したけれど、心の理論の領域がママの脳で自分の子育て用に専門化されて、赤ちゃんのニーズを理解できる脳の機能が高まるのなら、感覚が敏感になったりするのも頷ける。

そうよね。

だって赤ちゃんがママに伝えようとしてること、なんとなく伝わってくるものね。

アレって不思議だし、私ってママだなって実感できる瞬間でもあるよね。

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変化することを意識する

この研究を知ることで、何が良かったかっていうと、出産したら脳が変わるってことよ。

研究では産後2年は継続するって話だけど、私はまだまだ健在な気がする。

人も心の動きにやたら敏感なんだもの。

それで、なんというかママ同士ってそういう部分で共鳴し合わない?

私の今の職場はママと独身の人たちが半々くらいなのね。

なんかママの雰囲気って妙に親近感というか、話していると人の捉え方の感覚がなんか似てるって思うのよね。

常日頃、自分と同じように、時には自分以上に気にかける存在がいるっていうのはそういうことなのかな。

わからないけど。


そのせいか、つい感情的に人を捉えやすいところがあって、仕事では脳の使い方を切り替えないといけないなって思うことがあるよ。

それからnoteを読んでいて、自分の脳は感覚や感情に偏っているな、論理的視点や思考が弱くなってるって思うことも。


それくらい子育てには「心」って大事で、「感じる」必要があるってことなのかな。

私は今、生きてきて初めてなくらい「心」のことに浸っているし、改めて学ぶことも多いし、自分の心の成長に対しても気にかけるようになったと思うのね。

そこにどーーんと浸る時間もヨシ。

でもそればっかりだとなんか偏るというか、感情優位な視点から離れられなくなっちゃう感覚があるから、適度に論理的な思考や視点を取り入れる時間も必要かなって実感したよ。

特に仕事をしていると、そうせざるを得ないときってあるしね。

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脳機能の使い方のバランス

今まではなんかバランス取れなかったの。

自然に暮らしていると、家族や仕事の環境では私ばかり感情的になっているのかな、人の気持ちを汲み取りすぎているのかなって感じることが多くて。

でも同じママ同士で語るとその違和感ってないのよ。

なんだろうなって。


いきなりだけど、筋肉にも使い方のバランスってあるのね。

仕事でね、日々感じてるの。

筋肉の使い方のクセっていうのもあるし、どこかの筋肉が弱ると強い筋肉でかばって使うことでバランスが悪くなることもある。

どちらにしても使われにくくなった筋肉は意識しないと使えるようにはならないのね。

低負荷で意識してじんわりと使う練習を積み重ねていくんだけど、脳もおんなじかもしれないね。

意識的に使っていない部分の機能を使っていく。

ママは子育てで偏りやすい感覚や考えってあると思うから、時々意識的に全然違う脳の機能を活性化させて、バランスをとっていくって必要なのかも。


それと同時に、せっかく高まった機能は生かすべし、よね!

相手の心を感じる力は接客業や営業で生かせそう。

仕事に生かすなら、そんな考えもありよね。


今日はそんなことを考えてみたよ。

なんて最後はちょっと自分の感覚に引っ張りすぎたかな。

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