移住先の「家」を探す。 空き家バンクの使い方4ステップ と、注意点


こんにちは、ちょっと移住してみた人ミカミです。
今回は、移住先の「家」を探す方法を体験談に基づいて紹介します。

住みたい所に住むひとが増えるといいなあ~。(実家が、職場が、どうのこうのではなくて、)

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自己紹介(簡易版)

2019年夏まで東京で社畜していまして。
都内の1Kマンションに住んでいて、
退職→無職・家無し・知合い無し状態で、一度も訪問したことがない田舎の島に単身移住しました。

詳しくは↓




移住先の家探しの方法は?

大きく2種類あり、不動産屋さんを利用する方法と、
空き家バンクを利用する方法です。

私も実際2つとも試してみました。
不動産屋さん、空き家バンクともにネットで検索出来たりもします。

私は結局、空き家バンクを利用しました。

理由は2点:
1:一人暮らじし向けのアパート?マンションがなかった。
 田舎では一人暮らしがレア。実家暮らし→結婚→家建てる系。需要がない?
 不動産屋さんがNET対応していない?あんまりNETに載せてないのかも

2:不動産物件が思ったほど安くなかった。 
 島特性?!島の都会部分は都内と同じくらいしました。
 例:1k、5~6万 

Q:なんで高いの??
 A1:土地がないから?
 A2:中心部のアパート/マンション需要は、ヨソモン(仕事で島に赴任している人が多い)。その人たちは離島/赴任手当が出ているから、高くても借りる。  などなど諸説ありました。


【田舎に住んだら、家賃下がる】については、例外もあるようです。


空き家バンクの使い方4ステップ

※空き家バンクの物件を検討していない方は、
最後の注意点に飛んでください。


次に、空き家バンクでの家の探し方、契約方法です。
ざっくりいうと、
S1:空き家バンクのサイトに会員登録
S2:物件情報を確認@web
S3:現地確認
S4:不動産屋さんを通じて契約を結ぶ

この4ステップです。


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ステップ1:空き家バンクのサイトに会員登録
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検索サイトで「空き家バンク ○○」と希望の自治体名を入力してください。

残念ながら、空き家バンクは各自治体ごとに管理、運営されています。
このため、例えばA県のX市とY市の辺りがいいなぁ。という方は、
自治体ごとに、空き家バンクの登録を2サイト分しないといけません。

余談です。
移住側としては、正直、移住決める際に、
「○○市」って決めてから、家探します?
だいたい地図観て、この辺かな? って探しませんかねぇ。
土地勘もないし、地名も感じの読み方特殊でわからないこともあるし。
この辺見やすく、わかりやすくなればいいなと思うのですが。


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ステップ2:物件情報を確認@web
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S2:物件情報を確認@web空き家バンクの登録がすんだら、実際に物件情報を見てみましょう。
ココが、各自治体ごとなので、使い方・仕様感がみんな違うのですが、
全国NETの不動産サイトより断然、使いにくいです

条件検索があんまりできません。
また、不動産情報も不十分だったりもします。
写真がなかったり、間取り図もきっとExcel?かなんかで作ったんだろうなぁ。担当者さん大変だっただろうなぁ。


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ステップ3:現地確認
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空き家バンクの物件で、気になるものがあれば、
2-3件連絡して下見や追加情報写真等をお願いしましょう。

極力、現地視察をお勧めします。
理由は:空き家バンクの写真も「バエ」「盛り」されているからです。
※実際になかの人にも聞きました。よく見えるように工夫をしていると。

実際、私も釣られかけました。
1件屋、購入60万?、築年数は50年?くらいかな、
自分でリホームすればいいかと思っていましたが、
現物を見ると…。

雨漏り? 床抜け?床板ずれてる? ネズミ?なんか出入りしてる跡? 等
そもそも柱以外全リフォームしないと住めないぞ見たいな物件でした。

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ステップ4:不動産屋さんを通じて契約を結ぶ
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物件が決まったら、空き家バンクの担当者の方通じて、
家の持ち主に連絡がいきます。

そこで、大家さんのOKが出れば(※)、晴れて契約です。

そう、ここまで不動産屋さんが出てきていませんね。
私の場合は、空き家バンクの方が不動産屋さんを手配して下さいました。
特段こちらですることは、契約への必要書類揃える、お金払う程度でした。

空き家バンクの担当者さん側への支払いはありません。
しかし、不動産屋さんに仲介手数料は発生しましたね。
大家さんとの直接交渉?!をOKにしている所は、
費用いらないかもしれませんね。

※大家さんのOKが出ればと言いましたが、
・一人暮らしNG ・女子のみNG など、
書類上どこにも記載はありませんでしたが、実際そういう例もようです。
私の場合は、このどちらにも該当するので、事前に担当の方が大家さんに、説明&確認が入りました。
結果としては、OKが出ましたが。

せっかく、お気に入りの家を見つけても大家NGは、がっかりですよね。いくつか候補が見つかった段階から、確認しておくのがいいかもしれません。


よくある質問と注意点


・無職で家が借りれるのか?
→私は借りれました。
無職で、就職先も決まっていませんでしたが、「移住者」向けには緩いようです。
ただし、機関保障、連帯保証人等は立てる必要がありました。

・空き家バンクにいいのがない、どうしたらよいか?
空き家バンク担当者の方に相談してみましょう。
「この辺りで、いくらぐらいの物件あったら教えてほしい」
等のお願いを聞いてくれる場合もあるようです。

地元の方の声を聞いてみると、
空き家バンク登録するのを躊躇する方々がかなりいました。

理由は、
・誰が借りるのかわからず、不安
・掃除や片づけが面倒
・空き家バンク登録手続きが面倒  等と話していました。


移住してきて仲良くなった地元の方から、
「家余ってるから借りないか?」

「知り合いを紹介してくれないか?」
とお声かけ頂いたこともありました。

もし、移住候補先に、移住者として情報発信・相談受付等されている方がいれば、連絡を取ってみるのも手かもしれません。

<注意>
・移住したら、民泊、シェアハウスしてみたい人へ

民泊、シェアハウス等経営する際、
申請手続きに間取り、電気配線図等が必要になります。
これが、元一般住宅のほぼ空き家にはないです。
ので、自分でどうにかするしかありません。
ですので、ダメもとで聞いてみると、用意するの協力してくれる?!かも。
利用目的も、契約前に言っておいた方がいいです。


その他、質問、疑問等合えば、お気軽にコメント、ご連絡ください。
順次回答していきます。


移住、複数拠点活動の参考になれば幸いです。
ありがとうございました。


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