ほころび (綻)

たまに飲む酒と猫が好きな大学生。

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毒を吸ってしまった日

成人式に行くことは高校生の頃母に伝えていた。 高校で出会った友人と運よく住んでいる地域が同じで、一緒に成人式に参加できることになった。自分には関係ない行事だと寂しく思っていたから嬉しかった。 振袖をひとりで見に行って決めるなんて、あんまりないことだと思う。 コロナが流行してから、たとえアルバイトだとしても学校以外で外出すると小言を言われてしまっていたから、大学一年生の夏休みにうっかりコロナに感染してしまったときは絶望した。部活動とアルバイトでしか外出していなかったのに。

    • 就職活動疲れる

      付き合う前のいい感じの期間が楽しいというのはよく聞く話だが、本当にそうだろうか。こちらの勘違いか向こうの思わせぶりで捨てられるかもしれない期間にしか感じられないので、曖昧な関係や中途半端でふらふらした状態は極めてストレスフルだ。大嫌い。 就職活動も似たようなもんだ。 志望動機なんて金と仕事内容とその他もろもろの条件とか、職場の雰囲気とかが大きな要素なのに、即戦力にならない身分で実現したいことを語らなければならないなんて気持ちが悪い話だ。 売り手市場と言いつつなぜうちなん

      • イライラするか落ち込むかでしんどい

        ここ最近精神状態が安定していなくて、なんとなくしんどい。 就職活動を始めてから想定以上になんとかやっていけてるけど、ふとした時に死にたくなってしまうのは必至なようだ。 不規則な生活リズムを直せればそれが一番だが、生きるだけで気力が持って行かれてしまう夜型人間が毎日朝起きることは結構難しいことだ。 リベンジ夜更かしが止まらなくていつものようにようつべ漁ってたら9.11の同時多発テロのドキュメンタリーが目に留まって眠ることを諦めた。 犠牲者の方々の音声メッセージで心が重たくな

        • このアイス、うまい

          死にたくなったので思い切ってアイスを買った。 うまいものを記録して時々死にたくなる自分に思い出してもらおうと思う。 おいしいと書かれたツイートを何度も見たこの方。 おいしいものは、等しく人間を幸せにする。

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          やっぱり頑張る、やっぱり無理

          精神的に不安定になると世に存在感を示したくなるのか、Instagramのストーリーをあげたくなる。立てこもり事件を起こす人間の気持ちを考えよ、と言われたらこの現象を思い浮かべるはずだ。 母の一言をよく思い出しては落ち込む日々がここ一年間続いている。言い訳がましいかもしれないが、自分では対処しきれない。飲み込むには勇気がいるから、味がしなくなってもいつまでも肉を噛み続けているようなもどかしさもある。可哀想に。 文章を書くなんて多少自己陶酔してないとできないよね、とこれまた文

          やっぱり頑張る、やっぱり無理

          利害が絡んだら友達じゃない

          情報提供に利用されるたびに友達と呼ばれることに腹が立つ。高校生までは仕事をするわけでもないクラスメートと利害関係が生まれる場面なんてほとんどなかったはずなのに、大学に入った途端一変した。悔しい。 大して気が合うわけでも一緒にいる時間が長いわけでもないのに成果を横取りされたり、眠い目をこすって長時間通学して得た情報をあっさり渡さなければいけない場面に追い込まれる。嫌なら断ればいいといえばそれはそうだが、そんなことをしてたら孤立するどころか煙たがられる。私が悪いわけじゃなくても

          利害が絡んだら友達じゃない

          遺伝子を憎むとき

          幸福度は遺伝子に帰結するという説を見てから、安堵したような気がしたけど憎しみが湧いてくる。結局お前たちかよ。 理系科目は基本的に苦手だけど、染色体がXとYで両親から半分ずつ受け継ぐことくらいはわかっている。でも逆を言えば、自分なんて両親の遺伝子ありきでしかない。所詮両親の遺伝子。言い方が変だが、伝わってくれることを願う。 恵まれた環境にいてもなお、生まれたくなかった。本当に頼んでいない。 両親はこれで満足かもしれないが、巻き添えを食らった気分だ。 一般的などの家庭も悩み

          遺伝子を憎むとき

          帰り道に泣きそうになる

          自分の無能っぷりを晒したり、惨めな思いをしたりすると帰り道に泣いてしまうことがある。しくしく鼻をすすりながら、さすがに他の通行人の顔は見えないほどに暗くなってから。成人してからそんな奇行を数回やっている。 自分の能力の限界を感じ始めるようになってからはできる範囲で頑張ろうと気持ちを落ち着ける習慣をつけたはずだけど、ひとりになるとやっぱりしんどかったのが溢れてやるせない気持ちになる。 自己肯定感の根が腐っているせいで、どれだけ綺麗な造花を装っても栄養が回らない。限界が来ると

          帰り道に泣きそうになる

          今日の自分、さようなら

          長女だったせいか、かまってほしくてわざと怪我をしていた時期があった。甘えられない。でも本当はもっと注目されたいし、褒められたい。 「性格は環境によって変わる訳ではありません。ただし、内向的か外交的かは相対的に決まります。一緒にいる人がどんな人かで自分の位置が変わるんです」 名前を検索すれば娘の名前まで出てくる有名な教授が自分の質問に答えてくれた時、感動した。このために大学に入ったのだと思った。学費、払ってもらってよかった。 幼稚園に入るまでとてもやんちゃだった自分が不思

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          何の保証もなくて辛い

          就職活動をしていて情緒が不安定になることが増えてきたが、就職はもちろん、人生そのものに対して不安に思うことが多い。いつまでこんな感じで生きていくのか不安だ。 結婚や出産が全く現実的に感じられない。 ここまで生きてきてまともに恋愛ができなかったのに、あと数年や十数年で家庭を築けるはずがない。このままひとりで自分が食べていくために働いて、死ぬのを待ち続けるのかと思うと怖くて泣きたくなる。 一人でも別にいい。自分のこれまでの恋愛だって得られたものは自信の喪失ばっかり。でも友人が

          何の保証もなくて辛い

          疲れると泣きたくなる

          寝不足の時は決まって気分が沈む。 疲れていると帰りの電車で泣きたくなる。 先が見えない状態だと不安も相まって余計に。 夕方幼稚園から帰ってきた後、某2チャンネルで流れている教育番組を観ながらぐったりソファに横たわって、なぜか泣いてしまう(泣いていなかったかもしれない)時期があった。 疲れると泣けてくる。小さいころからその片鱗が見え隠れしていたので、これはもうそういう性であるように思う。 社会でやっていく中で大事なことは色々とあると思うが、どうにも努力だけでは解決できない

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          嫌な記憶が何度も蘇る

          『フラッシュバックをすることで、自分の中に取り込み切れなかったその出来事を少しずつ整理して受け入れていくんです』と教壇で先生が話すのをぼんやり眺めながら、少し落ち込んだ。 気分が落ち込んだ時に思い出すいくつかの記憶は、やっぱり自分の中で消化しきれていなかったんだとやりきれない気持ちになる。 大切な人の死や事故や戦争を経験して苦しんでいる方には失礼に当たるかもしれないが、日常の些細な出来事を何度も思い出して死にたくなる。こんなことで、と自分でも思う。こんなにも苦しむつもりは

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          就職活動で死にたくなる

          メンタルの調子が良くない時は食欲に表れる。 食べることが億劫になって、死にたくなる。 死にたいまではいかなくても胸のところが気持ち悪くなって、呼吸するのが嫌になる。苦しい。早く死にたい。 適度なストレスは欲を増大させるけど、過度なストレスは欲を減少させると心理学の講義で聞いたけど、本当にそうだと思う。 就職活動の何が辛いか考えてみるけど、そもそもESの提出やSPIの勉強とか、面接対策とかイベントに申し込むとか事前準備とか履歴書けとか、タスクが増える時点でストレス。 そん

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          ひとりで生きていける気がする(仮)

          世の中のカップルが羨ましくて仕方ない。自分もいつかあんな風になれるんだろうと信じていた。しかし約20年間、ラブラブカップルの当事者になる機会を手にする力はなく、基本的に淡々と生活を送るだけだ。 精神的な浮き沈みにひとりで対処できている(実際はそんなことない)気がする。励ましてくれる恋人がいなくても、しんどいときは泣きながら家に帰ってなんとかやり過ごすだけだ。母に自分をけなされたって、それも珍しくないこと。恋愛感情を含めた肯定をされなくても別にいい。 本当に大切なのは友情と

          ひとりで生きていける気がする(仮)

          苦手な場面では学びも多い

          グループワークが苦手なのは言うまでもないが、そのような、自分が苦手意識を持っている場面に出くわすと、学ぶことも多い。 複数人で話し合いをするとき、自分の発言だけ的外れだと感じてしまったり、誰かと被せて話し始めてしまって自分が嫌になったりすることは尽きない。どうにか話さなければ、と言ったことが、失礼であったり自慢やマウントに感じさせてしまっていないか、後で反省が開かれる。その一方で、他の人のコミュニケーション能力に救われ、学ぶことも多い。人生は捨てたもんじゃないと思える瞬間も

          苦手な場面では学びも多い

          同性の子供は可愛くないのか

          父は娘に甘く、母は息子に甘い。心理学的に、息子の初恋の相手は母親になることが多く、娘の場合は父親である。 もし自分が子供を持ったとして、私のような子に育ったら心底可愛くないだろうと感じるときはあるが、万が一子育てをする機会があったら絶対に娘を可愛がりたいと心の底から思う。 なぜ私には散々叱ったというより怒ったのに、息子がかつての私と同じような状況になっても怒らないのか心底疑問である。その内容はどうでもよくて、人を選んでパワハラする人間と同じ匂いを感じて吐き気がする。こいつ

          同性の子供は可愛くないのか