苦手な場面では学びも多い

グループワークが苦手なのは言うまでもないが、そのような、自分が苦手意識を持っている場面に出くわすと、学ぶことも多い。

複数人で話し合いをするとき、自分の発言だけ的外れだと感じてしまったり、誰かと被せて話し始めてしまって自分が嫌になったりすることは尽きない。どうにか話さなければ、と言ったことが、失礼であったり自慢やマウントに感じさせてしまっていないか、後で反省が開かれる。その一方で、他の人のコミュニケーション能力に救われ、学ぶことも多い。人生は捨てたもんじゃないと思える瞬間もある。

距離感や要領がわからなくて発言するタイミングをうかがうあの時間は、大縄跳びで縄に入れなくてずっと足踏みしている時間を連想させる。きつい。

違う局面において、なぜ私だけこんなに業務をやらなきゃいけないんだと他責思考になっていた時期があった。その時期に私は美容サロンの予約を寝坊ですっぽかし、バックレた。起きてすぐ謝罪の電話を入れると、いつも来てくれているのでキャンセル料は大丈夫だと言ってもらえた。ありえなかった。(もちろんいい意味で)。人生のマイナスはどこかでプラスに変換されており、誰かがカバーしてくれいているときがある。悲劇のヒロインごっこはほどほどにしなければ、と考えさせられた。

言いたいことが分からなくなってきたが、生きているうえで自分が起こすマイナスは、違う形でプラスに還元されることがあるような気もする。ほとんどそんなうまくいかないが、そういうときもある。ちゃんとその還元に気づける状態でありたい。

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