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鼻の機能を知ると更年期以降は楽になる

私と同じくらいの年齢の介護士さんがいつも眠たそうな表情をしているので「夜はしっかり眠れていますか?」と聞いてみました。
そうすると、昼間こんなに忙しく動いているのに、眠るまでに時間がかかり眠りも浅いということでした。

「歳なので仕方ないわ」と笑って話してくれましたが、疲れやすくて、あまり仕事の効率は良くないようです。果たして年齢だけの問題でしょうか??

よくよく話を聞くと、日常的に鼻が詰まりやすく口で呼吸をしているということでした。
そこで、鼻呼吸の大切さについてお話をしたところ、1か月程度で変化があったんです。
ああ、鼻呼吸はやっぱり大切!って思ったので、ここでお伝えしたいと思います。

まず、鼻の3つの機能をご紹介します。

清浄機能

鼻は酸素を吸い込んだ時に外から入ってくる細菌やほこりを鼻毛が絡め取り、体の中に入るのを防いでくれます。また、アレルギー物質が入ってくると、くしゃみや鼻水を出して異物を排除し、免疫力が低下しないように予防してくれます。

空調機能

鼻から息を吸うと、空気は鼻腔の上を通り、脳の熱を冷まします。そして、吐く時は鼻腔の下を通った空気は温められて肺に送られ、保温しながら血液が循環されます。
頭は冷やして足先は温めたほうが良いという「頭寒足熱」の教えは、このような鼻呼吸のメカニズムによって成り立っているのです。

保湿作用

鼻水は、鼻腔を通る空気を加湿するために利用されます。この湿気のおかげで体内に取り込まれる空気の湿度が保たれ、粘膜が潤うことできます。

昔は鼻水の垂れた子供が多かったですが、冬でも薄着で走り回り健康的でした。青鼻の垂れている子供は、体の中で病原菌と闘えるような強い力を持っていたのです。今はすぐに抗生剤に頼ってしまうので、ウイルスや病原菌と闘えない子供が多いですね。
体を守れない自己否定の子供ももが多いような気がしますので、私たち世代が伝える必要があります。

とにもかくにも、鼻の機能を上手に利用して体温や湿度を調節できることがより良いパフォーマンスを発揮するということです。それでは、口呼吸を続けていると、どうなるのでしょう。続いて、口呼吸のデメリットについて説明しますね。

口呼吸のデメリット

口には鼻のような作用がないため、口での呼吸を続けていると、空気中のほこりや細菌を常に吸い込んでしまい、口の中や喉が乾燥して粘膜が弱くなってしまいます。粘膜は傷つきやすいので、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。

そのほか、常に口を開けていると、口まわりや顎、頬の筋肉が緩み、しわやたるみの原因にもなります。そうなると、見た目にも影響されて嫌ですね~

そのうち、顎の関節が弱り、じゅうぶんに噛むことができなくなります。そうなると、消化不良を起こしてせっかく食べた栄養も吸収できなくなってしまいます。しまいに体の機能が果たせなくなって、症状や病気になるリスクが高くなります。

鼻呼吸は口呼吸に比べて、前頭葉の酸素濃度が10%上昇するといいます。前頭葉は思考を司る部位ですから、感情や行動にも影響されてしまいます。特にネガティブ思考になりやすい更年期ですから、鼻呼吸を意識していきたいですね。

私が介護士さんにお勧めした鼻つまり解決策は、蒸しタオル罨法は蒸気で血行がよくなり、粘膜のむくみも解消します。これを数日試したところ、睡眠の質も上がり、仕事の効率もあがったと話してくれました。

こんな方法や
こんな方法など色々試して下さいね。気持ちいいですよー

鼻呼吸と口呼吸では仕事の効率だけではなく、見た目にも大きな差がでてしまいます。ぜひ、更年期の今、本来の呼吸機能、鼻呼吸を意識していきましょう〜!
365日意識していると、5年、10年後に大きな変化に気づくと思います。



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