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女は血の道をゆく

昨日、看護師で和整体講師の清水明日香さんと女性の生理についてお話しました。
その内容も含めてお伝えします。

女性は生まれた瞬間、いや、生まれる前から血と深い関係があります。「血統」という言葉がありますが、まさに、血をつなぐ役割があるということです。

血をつなぐ

今問題になっている天皇の血統原理もそうですが、その原理は理屈では語れない感覚的なものです。
感覚とは五感。感じるもの、そうでなくてはならないものです。
それは「気」やテレパシーのようなものとして、すべてが上手くいく仕組みを与えてくれる働きだと思います。

昔の日本女性の在り方は、常に男性の後ろで控えることでした。
夫を敬い、尽くした妻は夫に大切にされました。夫が勤めから帰ると、疲れを察して言葉を慎みました。そんな後ろ姿を見ているから子供は両親を尊敬することができたのです。

理屈のないこの関係性は、本来の男性と女性の性の在り方です。今のように夫が帰るなり愚痴をいう妻ではなかったわけです。

今は男女平等といって女性がバリバリ働いていますが、時には控えることも必要です。
荒ただしい血潮は、血の道から外れて自我を露わにし、そのうち症状となってしまいます。

そのような血を受け継いでしまったらどうしたら良いでしょう。

DNAに記憶された音

患者様が採血中に意識を失うことがあります。
最近は、ワクチン接種後にもこのようなことが多いと報告がされています。

このような急に血の気が引いて意識を失う迷走神経反射は女性が圧倒的に多いとされています。
血の上がり下がりや滞りは感情に左右されますが、それは何も生まれてからの記憶と関連されるものばかりではありません。


DNAに転写された遠い記憶の中に残像としてある不安や恐怖心が影響されいる事もあるからです。

はるか昔に、強姦や拷問等の戒めを受けられた日本女性は、その存在を消し去りたいという自己否定や劣等感、屈辱感や不安が無意識の中に埋め込まれてしまいました。

それは、自己犠牲からの自律神経のバランスの乱れであり、その記憶を消さなければ、せっかく備わった女性性を活かすことが出来なくなります。

また、そればかりではなく、感情に影響を受けた血液は荒波を立てて、痛みになるかもしれません。

このような女性が妊娠した時、言葉は音として胎盤を伝わり胎児に記憶されていきます。胎児は、十月十日の間に子宮壁に響く血潮のざわめきをいつも感じています。

そう思うと、私たちはどんな言葉や音を繋げていけば良いかがわかると思います。

今の時代は、何のために五感があるのかを全部忘れている人がほとんどです。
人がつくった言葉や音は、人を活かすためにありその耳障りの良い音によって人は元気になるのです。

バランスと循環

この世の中も、人間関係も、身体もすべてバランスと循環によって成り立ちます。
子供は理屈抜きで、母親の影響を受けますから、母の言動は子供の存在意義として、生殖器に宿り、未来に影響されます。

人を慈しみ、思いやることで心地よいホルモンが分泌され、血が巡りますので、どうかこの先の子供の性徴のためにも、血の道の仕組みを理解して頂きたいと思います。

言葉は心を美しくさせて体をきれいにします。その血を次世代に繋いでいきたいですね。
次世代の無意識に根付かせるのは更年期女性のお役目です。


清水明日香/看護師./和整体講師

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