サプリメント
栄養成分をギュッと凝縮して、小さなカプセルに入れたサプリメントは簡単に栄養が摂れて便利です。
昔は肝油くらいしかありませんでしたが、今の時代は様々なビタミン類やカルシウム、膝軟骨のためのコンドロイチン、DHAやうポリフェノールなど、たくさんあって迷ってしまいます。
更年期の女性であれば、プラセンタ、ローヤルゼリーやエクオールが売れ筋でしょうか。
私はサプリメント反対派ではないので、必要な方は摂って頂けば良いと思っているのですが、知ってほしいのは、心は欲しがっても果たして体は必要としているのか？という事です。
体はもともと不完全なもの
体はもともと不完全だからホメオスタシスという機能があり、男と女の性質があります。
不完全な体だからこそ、内側のホルモンや神経細胞が役割を担います。
体は外に役割を求めるほど、内側の役割が果たせず体は怠けてしまいます。
更年期は女性ホルモンが減少する代わりに他の１００種類以上のホルモンが自律神経を整えるために働きます。
その働きを信用すると、現実になります。
セロトニンのリラックス効果は促お肌の新陳代謝を促進し、メラトニンは安眠につながり、成長ホルモンを分泌します。朝陽を浴びて体を動かすとビタミンⅮが骨粗鬆症を予防してくれます。他にも、お金をかけなくても健康になる秘訣はいくらでもあるのですが
「健康になりたい」「きれいになりたい」
現状に不足をしていると、知らないうちに劣位な波動を生み、せっかく摂った栄養も肝臓で毒素となって効果的に吸収しなくなります。
私たちの体の機能は科学反応で成り立ちます。
感情は触媒のようなものですから、不足の感情は吸収と解毒をチグハグにしてしまうのです。
そうならないように本当に必要なものを見極める感覚が必要なんですね。
生殖能力という体の役割を終えた更年期は、物質的な栄養はそれほど必要としません。減らせば減らすほど、ミトコンドリアが活性し艶めく肌によみがえります。
新陳代謝
心の奥底にある無意識は知らないうちに体を支配します。今に満足できない体は外部からそれを補うものを求めていきます。
それは、サプリメントや薬、効果な美容液などかも知れません。
しかし、もともと体は不完全だからこそ、体のシステムは喜んで役割を全うしようとします。
トカゲのしっぽがちぎれたら生えてくることや、断食後に調子が良いのは、破壊と再生という素晴らしい新陳代謝が繰り返されているからです。
新陳代謝で補えない時は気づきのチャンスですが、常時サプリメントで補う体は変化に気づきにくいことがあります。
変化に気づけないから、止め時が分からず、摂る事で安心し、そこから依存してしまうこともあります。
私は以前、母に勧められたサプリメントを摂っていた時よりも、自然のリズムに従い、必要な量の食事を摂っている今の方が調子が良いと感じています。
夜にブルーライトを浴びて、夜食にこってりしたものを食べていた時は、どんなに高いサプリメントを摂っていても身になりませんでした。
体で感じる微細な感覚はホメオスタシスが乱れている証です。内側から感じる感覚をメッセージとして受け取るには、不足の状態がベストです。
マイナスしかプラスを受け取ることができませんから、不足の状態を充足に変えてみましょう。
お金のかからないサプリメント
体は本当によく出来ています。
遭難などで数日食べられない時は血圧や血糖値を上げて、戦闘モードに調整します。
また、太陽光線を浴びるとビタミンDを生成し、セロトニンやメラトニンを分泌して、安眠に導きます。
月光はDNAの形成や体のリズムを整える役割があります。呼吸によって自律神経を整え、肝臓は、取り入れた必要なものだけを血肉とし、いらないものは解毒し、腎臓が排泄します。
この機能が正常に働くためには、ご機嫌でいる必要があります「身体に良いから」「みんなが摂っているから」などの情報ではなく、身体と相談しながら、本当に必要なものを適切に、摂りたいですね。
精霊
どんな存在にも八百万の神々が宿っています。憑いたものにはもの凄い力が宿ると言われていますが、それはどんなものにも波動があるからです。
作物を作った人、太陽や土、雨風の波動は直接的な食べ物だけではなく、体の器官やその行程にまで霊的な力が及びます。
このような考えは日本人なら当たり前に信仰していたことですが、今の世の中は便利になり過ぎて、食べ物を粗末にしたり、早食い、ドカ食いをする人も多くなりました。
このような食べ方をしながらサプリメントを補給しても、効果は半減してしまいます。
今食べられること、食べ物、作った人、自然に感謝すること、その心で丁寧に食事をするというプロセスが、最高の栄養素だと思います。
このような古来からの見えないサプリメントと、現代のサプリメントをバランスよく取り入れるとどのような効果になるのか楽しみですね！
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