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Rising stars from London - playlist 2022

前回のプレイリスト作成から1年経ってしまいましたが、この一年は小さなライブハウスで、たくさんのアーティストのライブを観ました。ちゃんと数えていないけれど、100アーティストは超えていると思います。

そんな今年一年間で、実際にライブを観たアーティストの中から、特にお気に入り&おすすめを集めてPlaylistにしたのでぜひ聴いてみてください。ポップなものから、ロック、ブルース的なものまで、いろいろ入れてあるので、一曲でもお気に入りがあればうれしいです。
小さなライブハウスのいいところは、演奏後に直接話したりできるところ。今回選んだ人たちは、人柄も素敵なひとたちばかりです。

1.Harlot Moon - Max Bianco & The BlueHearts
Cambridge出身のMaxくんは、音楽だけでなく、画家としてもモデルとしても活躍している多彩なアーティスト。なんともノスタルジックな雰囲気のフォークロックで、ボブディラン好きな人におすすめ。
https://www.instagram.com/maxibianco/

2.Pretty Little Picture - Charlie Raphael-Campbell
とにかくかっこいい。曲もライブもかっこいい。Charlieちゃんは、まさに才能あふれる今どきのコという感じで、ジェンダーフリーで、自分らしさ全開。ライブは本当にパワフルで、また観に行きたいと思っています。既にアビーロードスタジオでのレコーディングを経験していたり、これからがとても楽しみ。話すと、普通に優しくハグしてくれて、オバサンはきゅんきゅんします。
https://www.instagram.com/theecharless/

3.Silver Life - Lucinda Siegar
このプレイリストのタイトル(Rising Star)にはふさわしくないのですが、とても素敵なシンガーソングライターのルーシーさんは、どうしても紹介したくて、リストに入れました。1991年に40 mileという曲が大ヒット。BBCのTop of Popに出たり(U2がそこにいたり、という時代)という、ものすごいキャリアの持ち主。話していると、音楽だけでなくアートの世界を心から愛しているのが伝わってきて、いつも思いやりに溢れていて。本当に素敵な人なのです。彼女のライブ演奏のPAを手伝わせてもらった機会がありましたが、透き通った声に、何もすることがない、というか、、、そのままの声をいかにスピーカーに出すだけで、会場が温かい空気に包まれて、すごく楽しかったです。
https://www.instagram.com/lucies_lounge/

4.Fall on Me "Retold" Version - George Mario
ロックが多いライブハウスのイベントで、ギター一本でステージに立っていた彼。歌い始めて数秒で、会場の空気がハッとなり、みんな釘付け。わたしもその一人でした。声もいいし、曲もいいし、チャーミング。また来年機会があれば聴きたい・
https://www.instagram.com/georgemariosofficial/

5.With You - Kevin Davy White
初めて演奏を聴いたときは、バスキングスタイルでの弾き語りでしたが、お客さんの巻き込み力がすごい。ビートルズのカバー等を弾くと、もうタイムスリップしたんじゃないかと思うようなダンスフロア状態に。
後から知ったのですが、2017年のX-factorでセミファイナルまで行ったとか。バンドでのライブはさらにかっこよし、盛り上がりました。トークやステージも、人柄の良さがにじみ出る、素晴らしいエンターテイナーです。
https://www.instagram.com/kevindavywhite/

6.Sid & Nancy - Sketchdoll
ボーカルのSinzianaさんの声も曲も、私の好みどんぴしゃで、ライブで1曲目を聴いた瞬間に、好き、と思い、席に座って観ていたところから立ち上がって前まで行って聴いていました。
https://www.instagram.com/sketchdollmusic/

7.Names - Midé
とてもきれいな優しい声で、あっというまに会場を彼の世界観に引き込み包み込むMidéさん。これも後から知ったのですが、2021年のVoice UKに出ていたらしく、既にファンの人もたくさん。時にはベースで、5.のKevinさんのライブのサポートにも現れています。
https://www.instagram.com/midesmusic/

8.I'm Setting Sail - Moonya
フランスのミュージシャン、Moonyaさんは、one-woman bandという表現がまさにぴったりで、一人でキーボード、電子ドラム、ギターを弾き、音を重ねていきながら歌って、ジャンルでは括れない、ロックだけどポップだったり、身体全体で表現する音楽は、前衛的なアートのようでもあって、初めて観たときは、圧倒されて脳内整理に時間がかかる感じだったのですが、2回目に見たときは、ある意味落ち着いて楽しめて、増々好きになりました。ステージではクールでかっこいい一方で、とても優しくて気さくな、本当に素敵な女性です。
https://www.instagram.com/moonya.zik/

9.Priorities? - Dan Ottewell
ノッティンガム出身の、若い、まさにRaising Star。アイリッシュミュージックから影響を受けたという特別なギターのチューニングで、ギター一本で弾いているはずなのに、ベースの音がすごく胸に響いてきます。そして曲への歌詞の乗せ方がとても個性的で、一度聴いたら忘れられない。
https://www.instagram.com/dan_ottewell_music/

10.Draw Blood for Proof - The Heat Inc.
80sや90sを彷彿とさせるストレートなロック。パフォーマンスも、気持ちがよいほどのロックで、小さなライブハウスであることはお構いなし。フロアに寝転んでシャウトしたり、、、やっぱり私たちこういうストレートなロック好きよね~と思わせてくれます。
https://www.instagram.com/theheatinc/

11.PARTY AT NO.10 - NYMPHIC
ツインボーカルのラップメタルバンド。リンプビズキットとか好きな人にはぴったりと思います。ボーカルのStixさんは、かっこいいうえに、話すとすっごい優しい。2.で紹介したCharlieとこのNymphicが一緒に出ていたライブは、最高でした。(客層若くて、会場にいた中で自分が一番年上だったんじゃないか、と思うくらい、、、)
https://www.instagram.com/nymphic_band/

12.Felicity - Tom Mansi & the Icebreakers
こちらも、Playlistのタイトルにはふさわしくない、キャリアの長~いブルースバンド。グラストンベリーに出てたり、ドイツのワールドカップで演奏してたり。こんなすごいミュージシャンと、出会ったり話したりできるのが、ロンドンのいいところ、としみじみ思います。今年観に行ったライブでは、新しいアルバムからの曲も演奏していましたが、アルバムはこれからリリースされるようなので、曲は前のアルバムから。
https://www.instagram.com/tommansiandtheicebreakers/

13.No No No- Hide n Mojoz
ロンドン在住40年以上という日本人ブルースボーカリストのMojoさんと、以前にも紹介したギタリストのHideさんとのコラボアルバムから。これもアルバムが出る前にライブで演奏をしているのを聴きましたが、歌詞が面白すぎて、イギリス人の人はプププって笑ってました。そして、12.のIcebreakersでドラムを演奏しているJamesさんが、このアルバムのレコーディングエンジニアとパーカッションをしているという、裏のつながり。
https://www.instagram.com/mojooz/

14.Savage Country - The Silhouettes
パルプフィクションでおなじみのサーフロックのバンド。歌はないですが、この懐かしい感じに、会場の人たちは踊りだしてしまうのです。
https://www.instagram.com/savagesoundofthesilhouettes/

15.Off The Edge - Tizane
21歳のシンガーソングライター。パフォーマンスもファッションも、もう貫禄あって、フォロワーもSpotifyの再生数も高いので、あっという間にスターになっていくのではないかと思います。たまたま小さいライブハウスで観れたのはラッキーだったかも。
https://www.instagram.com/itstizane/

16.World on Fire - Mark Shepherd
Cambridge出身のシンガーソングライター。歌詞が暗くて、トークも媚びないし、「では次はラブソングです」といって、全然スイートじゃない嫉妬心を歌うという、我が道を行く、って雰囲気に、不本意ながらついつい聴き入ってしまいます。今年ついつい3回も生演奏を観たことに気づきましたw
https://www.instagram.com/markshepherdmusic/

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ほとんどがまだ日本のラジオでかかったことのない曲だと思いますし、1曲でもお気に入りが見つかったり、また時々BGMとして聴いてくれたらうれしいです。


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