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私をママにしてくれてありがとう【2021年の振り返り】

MEGANです。明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年の棚卸しを書き綴っていたら、旦那とフィードバックし合いたい、などと思い結局年末投稿に至らず、、今更ながら振り返り共有と、2022年のスタートダッシュを切りたいと思います。

昨年の振り返り

時系列にすると本当〜〜に色々あった1年間、人生を大きく変えた1年間でした。
過去に、人生を大きく変えてもうた。と思った出来事はたくさんあったのですが、さすが20代も後半、怒涛の追い込みをかけるかのごとく、ライフステージも上がり、感情も追いつかない波乱な1年でした。

その中でも、特に印象的かつ人生を大きく変えたな、と思った出来事をご紹介します。

妊娠

「妊婦さん」という響きに慣れず、ギクシャクして、妊婦である自分との付き合い方が分からず自暴自棄になった、あの10ヶ月。間違いなく、あの10ヶ月がなければ我が子の誕生に向き合えてなかったし、社会がいかに不都合で生きにくいのか実感したし、自分のこれからの「生き方」もなあなあにしてただろうと思う。

2021年1月1日。婦人科系の病気か何かだろう、と体の不調を検査してもらいに都内の産婦人科へ。その日、思いもよらず妊娠していたことから、私の人生が変わり始めた。

「今妊娠したら、たくさんの人に迷惑がかかる」

と、自分を追い込むことで常にハイな自分を突き動かし、いつの間にか限界だ、というサインに気づかずに年末年始を迎えていた自分にとって、受け止め難い事実だった。
当時まだ彼氏だった旦那さんも同様に困惑していたのを見て、私の妊娠は誰が喜んでくれるんだろう?今ここで働けなくなったら、私ってなんの価値があるのだろう。なんて、今となっては信じられないことを考えていた。
当時、心境を話せていた母が一番に妊娠を喜んでくれて、私にとっては最大の救いだったし、そうだ、私には実家という居場所がある、と思い出させてくれた。

それから、程なくして祖母が他界し、繁忙期が終わり、感情がぐるぐるしたままに年末を迎えた。

仕事が落ち着き、組織も一変した頃、お腹は日に日に大きくなっていき、年末年始の仕事の辛さも、祖母が亡くなった悲しみからも解放されて、私は新しく1年を迎える気持ちが整っていた。

やっと自分が妊婦であることを実感できるようになり、あらゆる日常が、なんだか自分の門出を祝うような景色に見えた。

毎朝の満員電車も、私のお腹に気づいて席を譲ってくれる一見チャラそうなお兄さん。早朝の品川駅の東海道線、満員電車で席取り合戦が繰り広げられる中、席を取り私に「どうぞ」と譲ってくれたおじさん。東京って、もっと冷たいものだと思ってたから、私にとっては目から鱗な毎日で。周りの人に助けられて生きる、というのを実感した日々だった。

また、新組織ではたくさんの人たちから感謝され、今までにないほど褒めてもらうことがあった。業務的なやりとりが日常のクライアントも、最後にお褒めの言葉をいただいて、私にはこの仕事に関わってこれ以上ないような幸せだった。

毎日の悪阻も慣れて、生活も落ち着いてきたのに、私はずっと自分が我が子と向き合えるのかどうか不安だった。可愛いと思えなかったらどうしよう、自分の人生を最優先させたい気持ちが我慢できなくなったらどうしよう。私なんかが母親になれるのだろうか。そんな気持ちで、1日1日、悪阻や軽陣痛の日々を消化していく日々を過ごしていた。


出産


出産は急にやってきて。予定日より早く、そしてスーパー安産で生まれてきてくれた我が子に、私はただひたすら「お世話しなきゃ」という責任感でいっぱいだった。

よく聞く涙が出た、とかずっと離せなかった、というのもなく一刻も早く出産でボロボロになった自分の遠のきそうな意識を保つのに精一杯だった。(出産後の空っぽ感は爽快だったけれども)

本当に愛せるんだろうか、とか本当にお世話できるんだろうか、という心配は入院の1週間の間だけだった。この間はとにかく動くのもトイレに行くのも(するのも)困難で、体のあちこちで悲鳴が上がって、出産した後のことなんてイメージすらできてなかったのだから予期せぬ出来事に腹が立ち、自分自身にも苛立ち、うまくおっぱいを上げられない自分を責めたりした。
けれど、旦那と、自分の家族と、赤ちゃんを抱っこしてもらうと、みんなから愛される我が子は、世界で一番愛しい存在だった。この子が自分の腕の中で眠って、お腹が空いたらこの子におっぱいをあげて、私がこの子を守れるんだ、ということに感動すらする。

間違いなく、我が子は世界で一番かわいい。

友達の恋愛話も、彼氏と別れるだの、結婚をするだの、そんな話がすごく羨ましくなる。自分にとってはもう別世界の話になってしまったことに喪失感がある。けれど、我が子を抱くことがこんなに幸せで尊いことだなんて、当時の私には知る由もない。

神様、私をママにしてくれて、本当にありがとう。


仕事


妊娠、出産を機に自分の仕事への向き合い方を変えざるを得なくなったし、鬱になる程視野が狭くなる働き方はもうやめようと思った。

具体的には、仕事を定期的に休むこと、上司・クライアントに断る勇気を持つこと、仕事に取り組むのは労働時間内に抑えること。私が欲しかったスキルも経験も、一通り経験できた。仕事が好きで好きで休み返上で永久に働きたい部類の人とは話が合わなかったし、自分自身を追い込んでしまい、ヘルシーな生活とは程遠くなってしまった。

自分の中で苦手なこと、得意なことがわかった。対人スキルや、仕事の進め方、仕事を通じて自分の中で叶えたいことも明確になった。全て、自分自身と向き合い続けてきたからこそ得られたことだと思う。
たくさん怒られたし、のちにインパクトのある笑い話にできるほどにはネタ帳も溜まった。自分の中でまだ消化しきれない事件もある。改善点は山ほどある。

そんな自分の中の課題と向き合いながら、より人生最適化できるように、生きられるようにしたい。これからは、家族と娘と過ごす時間が何よりも大事。大事にしていくものの中で、自分らしさに磨きがかけられるような人生にしていきたい。


2022年の人生ビンゴ

Twitterを見ていたら、こんなツイートを見かけた。
面白かったので、人生ビンゴを埋めてみることにした。

思いつきで10分で書いた人生ビンゴがこれだ。

元ツイートにみなさんも書き込める画像、落ちてます。

今年の大テーマでもあるのだが、「マジでがんばらない」大人になりたい。
ひろゆき氏の著書にもある「常に片手を空けておけ」という言葉に、自分の中で何かストンと腑に落ちた。多忙で、自分が今何に進んでいるのか分からなくなり、いつ辞めてもいい、いつ体が壊れてもいい、と思ってしまうのは、明らかに病気である。そうじゃない。好きなことに全力で感性を向けられるように、常に60%の気持ちでいるのが大切なんだと思う。好きな本を読んだり、好きな子と出かけたり、デトックスで体をリラックスさせたり。そんなヘルシーな生き方を、蔑ろにしない、自分を大切にする生き方を実践したい。

ビンゴに書いた詳しいことは、次回に詳しく書こうと思う。


おわりに


2021年からnoteを始め、たくさんの方からいいねをもらい、フォローしてもらった。自分の体験を、人と共有できることが楽しくて、文章を書くことが好きだと気づいた。
2022年も、ほどほどに更新していけたら嬉しい。

MEGANの記事を読んで気になった方、2021年多く読まれた記事もぜひどうぞ。


今年もどうぞよろしくお願いします。

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