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シャマラン監督の『ヴィレッジ』

M・ナイト・シャマラン監督、わりと有名ですね。

この監督の作品。また新作映画が公開されるので、度々話題になっていますね。

謎めいていて不思議な雰囲気と、どんでん返しを見たいがためにいつも手を伸ばしています。

だけど、この作品『ヴィレッジ』は2004年に公開されているにも関わらず見逃していました。
それに気付き、つい最近鑑賞!

原題も邦題とそんなに変わらず、The Village です。

田舎にある小さな“特殊”な集合体の閉鎖空間が上手に描かれていました。

原題だとこの特殊さを強調して

“The” 

をつけている。

アーミッシュという宗教あるんですが、そんな感じの雰囲気に仕立てているのかな…

映画の演出的には、良くどっかで観たことあるような感じがするのでそんな目新しくはないとは思うけど、

“私たちが住む場所こそが平和で、外界は怖いところ”

と思わせる不気味さみたいなものを、人間模様で描くどんよりとした様子が上手だなぁと…

ここだから良い!とかここだからダメ!

みたいにそんな単純な訳ないですよね。

人が関わる社会って…

ただ、信じる力がとても強いと団結しまとまるんです。

恐怖心を使って、、、

ただ、それってとても異様だよね。

というお話だと思います。

それってホラーですよって事。

そして気づいた人も口に出せなくなり、その空間に従うようになる。

これ、架空の村の話にしてるけど、現実に起こり得るんですよね。簡単に。

偉い人を決める。
その人の話をありがたがって聞く。
信じる。

変と気付いた人を、恐怖を使い弾圧する。

それで完了ですからね。

しかも、意識的に関わる人と、知らないうちに自分自身も洗脳されて加担してしまう人もいるという…

この映画、それを良く表してるなぁと思いました。

私は、閉鎖空間の不気味さみたいな映画も好きなので、飽きずに観れました。

新作、どんな感じなんだろう…

次のも、閉鎖空間ぽいので多分ですけど、観るかなと思いました笑

映画みるの好きなので、いろんなレビュー書いてますー!

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