カナダ旅行記~オタワ編~
8/12~8/19(予定だと18日だったのに・・・!!理由は最後に記載)にかけてオタワ⇒トロント⇒ナイアガラ⇒バッファロー(アメリカ)と回ってみました。詳細を書いていきたいと思います。もし同じ経路で回る人がいたら参考にしてもらえると嬉しいです。(一切忖度なしの内容!本音でレポート!)
オタワ1日目:
アメリカ⇒オタワへ
朝8:40発ニューアークリバティ空港⇒オタワとなります。ニューアークリバティ空港は通常マンハッタンに住んでいる場合少し遠い空港。朝4時起き、5時半出発です。ニューアークトランジットという、空港へ直接行ける電車がでているためそちらに乗車。出国扱いとなるため、時間に余裕が必要です。
ですが、飛行機に乗ってしまえばなんと1時間半で着いてしまう近さ!
日本から韓国より近いくらいかもしれません。こうして10時にはオタワ着。
今回も旅行期間としては長いですが、荷物としては手荷物のみで行きたいので大きなリュック1つのみとなります。
オタワに着いて、まずはバスに乗ってダウンタウンへ。バスは2人で乗り放題CA11ドルパスというのがあったため、そちらを購入。ダウンタウンまでは約30分~45分くらいで行くことができました。
ホテルに到着し、大きな荷物だけはいったん預って頂くことができました。
ちなみにこのホテル、とってもおすすめです。小型キッチン付き、朝ごはんは期待以上(これについては後ほど)中心地に出れば、超高級ホテルや馴染みあるマリオット、ウェステインなどもありますが、中心地からそう離れてもいないためコスパ重視であればおすすめします◎
ここから歩いて中心地に向かいました。
いざ中心地へ
中心地に行くと、お城のような州議事堂、リドー運河、公園がありヨーロッパ調の街並みが広がっています。カナダは英語を公用語としておきながら、下に必ずフランス語表記もあるため、ここはまるでフランス!
オタワの始まりであるバイタウンミュージアムへ。
日本語用のオーディオガイドもあり、無料で貸し出ししているのでぜひ。
リドー運河の作成(?)責任者であったバイ大佐にちなんでつけられたバイタウン。リドー運河の歴史などを知ることができます。結構治安が悪かった時代もあるみたいですね。今は私の行った土地(日本含む)どこよりも平和だったような気もします。今から約200年も前によくこれだけの運河ができたこと…!少しですが、情報を持ったうえでリドー運河クルーズなどをしてみるのも面白いかもしれません。入場料もそんなに高くないと思うのでぜひ。
お昼ご飯はプーティン!
前回ケベック・モントリオールを旅行した時もたくさん食べたプーティン。今回ももちろん食べました。
お昼ご飯のため、バイワードマーケットに向かいます。バスの乗り放題パスを持っていたため、せっかくなので使用。
バイワードマーケットは、まさに上記のバイ大佐にちなんでつけられた名前で、リドー運河作成時、労働者たちが作ったマーケットだそうです。当時さまざまな人々によるマーケットがあったようですが、形として残ったのはこのバイマーケットのみだったとか。
古着屋さんや民族アクセサリー、フリーマーケットなど魅力的なものが多くありましたが、どうせ買わないため今回はスルー。(荷物増やせないからね。)このあたり一帯が飲食店やおしゃれなスーパーなど並んでいます。
我々…まずは旅行の始まりの1杯として乾杯しました。
なんとハッピーアワーでビールもワインも5ドル!食べ物は一部8ドル!
なんとしてでもお酒が飲めるところを探していたため、探した甲斐がありました・・・。ハッピーアワー、CA5ドルだと!?
コスパよく済ませたい方に超おすすめします。
恒例美術館巡り
次に向かったのが『カナダ国立美術館』。なんだかんだ美術館巡りが好きな私と夫の旅の恒例行事となっています。
中は結構現代的な作りとなっていました。閉館時間5時となっていますが、この時点で3時。大急ぎで回らないといけません。
…と同時に4時起きの疲れからか、眠くなってきました。
私が好きだった絵はこちら。なんか絵in絵がすごい好きなんですよね。面白いというか。
この日は結婚式が夜から行われるようで、準備が始まっていました。新郎新婦の後ろにお城が見えるって素敵すぎませんか!
私もここで式挙げたかったな。(不可能すぎる)
ちなみに私が式を挙げたのは『霞山会館』というところです。
似てるかも!?やっぱりこういう雰囲気が本当に好きなんだな~と実感しました。見えるのはお城ではなく日本の省庁街ですが。(笑)
ですが、いよいよ眠気と疲れもピークに。少し美術館で休んだり、ノートルダム大聖堂に行ってぼーっとしてみたりしました。
一応写真を撮ろう!OTTAWA!
よく旅のyoutubeなどで見るトロント!ですが、オタワ!もあります。せっかくなのでこちらで写真を。観光客同士撮りあいっこをしていたため、我々も撮ってもらいました。(写真は人がいないver)
さすがに疲れてきてしまったため、一度ホテルに戻り休憩しつつ夜ごはんへ。ちなみに戻る際にRideau centreというビルなどをみてみましたが、いわゆる商業ゾーンとなっているようです。少しおよよ?な雰囲気はあるかもしれませんが、それでもユニクロ・高級そうなスーパー・zaraなど洋服屋さんが並んでいて、危険感はゼロ。オタワ、よい場所です。
夜ごはんは迷ってしまう!
いざ、我々のメインである夜ごはんへ。
夫が夜はbrewaryに行きたいという希望があるので、いつもお任せしています。というか、これだけ私は詳細をブログに毎回書いていますが、効率よいルート・時間・行く場所・お店などいつも考えているのは夫です^^
地球の歩き方というガイドブックだけを頼りに回りきるのだから、毎回すごいな~とは思います。
オタワはおしゃれなお店も多そうだし、ダイナーなどもホテルの近くにあったりで結構迷ってしまいそうです。
今回私達が選んだお店はホテルからも近く、ここでビールを醸造しているというこちらのお店。
これから先の野菜不足を予想し、まずはお野菜のセット。
これがとっても美味しかった!奥にあるのはビールにぴったりのチョリソーです。(withパン)
こうして1日目はホテルに戻り、ゆっくりお休みとなります。
明日は朝9時から、州議事堂巡り。早く寝ないと・・・。
オタワ2日目:
州議事堂巡りから
朝9時の州議事堂巡りに備えて、7時起床。朝ご飯がホテルについていたため食べに行きました。これがなんと素晴らしい!
マフィンに卵やチーズを挟んだハンバーガーのようなもの、パンケーキ、ハッシュドポテト、チーズ、ジャム、ベーグル…!
しかも観光地で買うと高くていやになるのがペットボトルの水が何本でも取り放題!ニューヨークなら安く売っている場所を知っていますが、知らない所だと観光地価格なってしまうためなんだか納得いきません。
会場は少し狭めなので、お部屋に持って帰ってゆっくり食べるのもアリ。コーヒーもヨーグルトもあり、おなかもしっかり整えそうです。
朝ごはんを食べて、中心地にある州議事堂に向かいます。
ツアーは無料ですが、予約が必要らしいので、前日までにはしておいたほうがよいかも?!
まずは上院(貴族院)からの見学。なんとこの日、この時間に参加したのは私達だけで丁寧にゆっくりお話しを聞くことができました。
英語orフランス語のツアーとなるため、ゆっくり聞いたのは夫だけで、私は通訳してもらっただけですが。(笑)
こちらは赤いじゅうたんの会議場。フランスとイギリスの支配下にあったカナダは両国の影響をたっぷり受けています。赤はブリティッシュのイメージ。ですが、肖像画ゾーンにはヴィクトリア女王もいながら、ルイ〇世も飾ってあったりで、イギリスだけを優先してしまうとフランスが『なんで!』となるため、両国に気を使った作りになっているのだなというのが私の感想です。
次に連邦政府庁舎へ。荷物チェックが厳しくて笑っちゃいました。
いや、正確に言うと笑われました。1つ1つの鞄を警備員さんたちが開けてチェックしているのですが・・・我々、実は少しばかりバックパッカー気取りでして(笑)お昼ご飯が万が一うまいこと食べられなかった時のために、朝ごはんのマフィンを少々頂いて鞄に忍ばせてまして・・・。夫は使い捨てナイフ・フォークを持っていたため、警備員さんたちは何やら苦笑していました。ナイフが危険物になるかの確認だったんですかね。(笑)
次のツアーは何家族かいたため、ゆっくり説明を聞くことができず。私は途中で説明を聞くのは諦め、雰囲気を楽しんでいました。
積極的に質問をしていたのは我が夫ともう1家族のご主人。とそのお子様。えらい!!すごい。きっと勉強熱心なご一家なんだな~なんて人間観察していたら、本当に説明にはついていけなくなりまして(笑)
内部の素敵な雰囲気に酔いしれることを徹底しました。
最後に向かったのは下院(庶民院)となります。
上院が赤い絨毯だったのに対し、庶民院は緑。これは庶民っぽさを出すためだそうです。確かに!上記の赤い絨毯と見比べてみてください!
チープ・グリーンという単語でなんとか理解することができました。
下院のツアーでは人数があまりにも多くて、ほとんど説明はわからなかったです^^
目の前に広がる公園とともに見る下院は本当に素敵!街全体がディズニーシーのようです。
Bank of canada museumへ
さて州議事堂を回り、その近くにあるミュージアムへ。
子供用にできたミュージアムのようで英語がとっても簡単です!
少し眠かったけれど、これならなんとか読めそう^^
お金の歴史や、カナダの諸外国との付き合い方などがわかりやすく説明されておりなかなか無料の割に見ごたえのあるミュージアム。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、カナダドルはしょっちゅう絵柄が変わっているようです。エリザベス女王がちゃんとお札上で年を取っています。
ティムフォートン食べてみました。
さすがにお腹がすいてきました。ここまでで13時。
約4時間近く修学旅行のようなコースを回ったためお勉強はここで終了。
(2時間のフランス研修にいった国会議員より勉強してるわーい!)
3歩歩いたらティムフォートン、というくらいそこら中にあるファーストフード店。どうやらカナダではシェア率ダントツNo.1なのだとか。せっかくなので入ってみよう!お昼ご飯にはあまりお金をかけないのが我々の旅です。(その分夜飲む!)
ここでマフィンの登場かと思いきや、私の鞄から出てこない…。
しっかりお部屋に忘れておりました・・・。お腹も満たされ、コーヒーで眠気も覚め、次の場所にレッツゴー!
私の研究テーマ『チャイナタウン』
アメリカにきてから不思議で仕方ないチャイナタウンとリトルイタリー。ほぼ日本の隣に位置し、なんとなく起源も同じであるチャイナ…なのにその元気と迫力と言ったら、びっくりするものがあります。だって、世界中に自分たちの街を形成してしまうんだもの。ということで、旅行先に行くときは必ずチャイナタウンを見て回るようにしています。
オタワのチャイナタウンは結構小さめ。あまり実際に生活はしていなさそうです。
ホロコーストモニュメントへ
マイアミにもあったホロコーストモニュメント。こちらにも行ってみました。色々な所に置いてありますよね。私はアンネの日記を小さい時に熟読していたので、なんとなく背景は知っているけど、学校でこんな詳細習ったっけな…。と考えさせられるものがあります。
私の母親が広島出身・夫のお父様が広島出身(なんと偶然にも!)ということもあって小さい頃は話を聞く機会も多く、お互いなんとなく戦争を忘れてはいけないという空気を感じ、こういうところにできるだけ行くようにしていますが…。実は広島県福山市にもホロコースト博物館ってあるそうです。
各地の戦争モニュメントをみて感じること。
各地によって空気が全く違うということです。
日本とアメリカでは全く違います。(あくまで私の感想です。)そういうことを肌で感じることが旅行の醍醐味の1つなのかもしれません。
チャイナタウンしかり、モニュメントしかり、勉強好きの夫に連れられていくのではなく最近は自ら見ておきたい!と思うようになりました。
オタワお散歩
さて、お勉強はこのくらいにして、いよいよアルコールの時間です。
まずはオタワをお散歩し、夫が予約していたブリュワリー見学へ。
建物はオタワで2番目?(記憶あいまい)に古い歴史的建物となっており、そちらをオーナーさんが買い取りブリュワリーにしたものだそう。
雰囲気はフランスのよう!外で飲んだら気分はセレブ!ですがあいにく雨が降ってきてしまったため、中でゆっくり飲みました。
ほろ酔いで散歩しているとケベック州とオンタリオ州の州境にたどり着きました!これも歩いているからできること。
こうしてフラフラ歩いていると、私のイメージするカントリー調のカナダの雰囲気がでてきました。いいな~住みたい。
さらに歩くと・・・!ベストビューポイント!
あちらに見えるのが州議事堂などです。
ここをどうしても水上タクシーで横断したくなった私・・・
夫に珍しく自己主張。2人でCA15ドルくらいです。(約10分)
1人CA6.7ドルなので、そんなに高くないし、絶対乗ってほしい!
感動しました。ちなみに貸し切り。オタワという街を自分で歩いたからこそ、総まとめとして最後に感動しました。
少しリドー運河沿いを歩いたり、もう1度ノートルダム大聖堂に行ってみたりして散歩をしたところで本日の夜ご飯となります。
オタワ最後の夜ご飯
オタワ最後の夜ごはん。後悔のないようにたくさん飲んでおきたいところですが、なんと明日は朝8時35分のVIA鉄道。宿を8時頃でなくてはいけません。調子に乗って飲むわけにもいかないため、珍しく1件で終わらせました。
9時からハッピーアワーで、最後に1杯飲もうとして『ハッピーアワー?』って聞いたら『もうお店閉まるから』とのこと。閉店時間より2時間も早く占める自由っぷり!
こうしてオタワ2日間を終えました。
感想としてはオタワは本当にいい街!治安よし、雰囲気よし。ご飯よし。
ケベックに次ぐ、もう1度行きたい街となりました。
やっぱり自分の足でしっかり回るってすごいいいですよね。
まぁ、、、私の場合は夫が全部考えてくれているので偉そうに言えることではないのだけど・・・。
ここで旅の日程を簡単に書くと…。
3日目:トロント
4日目:トロント
5日目:トロント⇒ナイアガラ
6日目:ナイアガラ
7日目:ナイアガラ⇒バッファロー(アメリカ入国!)
8日目:??シャーロット(ノースカロライナ州)となります。
シャーロット????旅行の予定にないものが・・・。
少々長くなりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。
細かく目次にしていますので、興味があるところだけでも!
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