資格を味方につけてキャリアを輝かせる方法5/6ー資格取得が自分にもたらすメリットとは?
私は自信のない人でした。
性格にも容姿にも、仕事にも。今の私からは想像がつかないほど、消極的な生き方をしていたと思います。
ちなみに今の私も、本当は自信のないところもたくさんあって、かなりバランスの悪い人間ですが、自信がありそうなフリは異常に上手になりました。笑
そんな自己肯定感低めな私を少しずつ変えてくれたきっかけが資格取得だったと思います。
資格取得で手に入るのは、たぶん「資格」だけじゃない、そう思っています。少なくとも私はそれよりもっと価値あるものを手に入れられたと思っています。
これはたぶん、私にしか書けない「資格取得で手に入るもの論」じゃなかろうか。自信を持って書きます!笑
読んでください!
VOL.5 資格取得が自分にもたらすメリットとは?
資格を通じてキャリアを考える全6回の連載コラム。第5回のテーマは「資格取得のメリット」。実際に取得してから約16年が経ちました。キャリアを積んだ今思うメリットとは?
資格取得で実現したかったキャリアの挽回
私が資格取得を目指した理由の一つに、自分の就職先や職業に満足していなかったということがあります。大学時代、明確になりたいものがなかった私は本気で就職活動に向き合うこともできず、なんとなく受けて受かった会社に入るという、なんともやる気のない社会人生活のスタートを切りました。仕事も楽しいと思えず、将来自分が輝くイメージも持てず、モヤモヤとした気持ちを抱えていました。だからといってなにができるわけでもない小娘が、すぐに転職してうまくいくとも思えない…。自分の人生を一発逆転させるためには、難関と呼ばれる資格を取ることが一番の近道なんじゃないだろうか、そんな気持ちもあって資格取得に舵を切ることにしたのです。
得るのは知識でなくリスタートのチャンス
キャリアのスタートのもたつきとその挽回を目指した資格取得。結論からいうと私にとっての一発逆転は今のところ成功したと思っています。資格勉強に当初思ったよりは多くの時間を費やしましたが…(笑)。キャリアのリスタートに資格取得はかなり有効だと思います。それまでの経緯はともかく合格すれば若さはそのまま武器になるし、年齢を重ねていてもそれが不利になりにくい。どのタイミングで始めても同じスタートラインに立てるというのは資格ならではのメリット。ちなみに司法書士の場合、11科目あり、広範囲にわたる分野を相当勉強することになります。それが即、実務で生きるかというと当たり前ですがそうはいきません。実務の前提となる知識をひととおり身につけられた、というだけ。そこからは新人として仕事に応用する勉強がまたスタートします。知識そのものが資格取得で得られる大きなメリットという訳ではないと感じています。
資格はコツコツ努力できる人であるという証明
資格取得をして変わるのは周りの自分を見る目や評価なのかもしれません。資格を持っている=「すごい!」と言っていただく機会は単純に増えます。また士業と呼ばれる資格の場合は、どんなに若くても「〇〇先生」なんて呼ばれたりもします。多少バカっぽくても、チャラついていても(笑)、「こう見えて本当は賢い」と思ってもらえたりもします。ただ、勘違いしちゃいけないのは、「〇〇先生」に尊敬の気持ちがないことは多いし、「実際どれだけ仕事できるわけ?」と冷めた厳しい目で見られていることも少なくないということ。資格取得が本質的に示すのはその人物が「コツコツ努力し続けられる人間であること」「目標を成し遂げられる人間であること」の証明なのではないかと思っています。
自分に自信が生まれることによる好循環
私の人生最大のターニングポイントは資格取得でした。なぜなら自分に自信が持てるようになったから。努力が結果に結びついた事実が、とてつもない自信を与えてくれました。言い方は悪いけれど資格があれば失敗してもなんとかなるという“保険”みたいな役割もあって、興味のあることに純粋に挑戦できるようになりました。私はもともと自分に自信がなく、仕事についてはさらに自信がない人間でした。資格取得により「達成できた」「最低限の知識はある」という自信がつき、仕事への積極性につながりました。自己肯定感が低く、自信がない人にこそ、資格取得が人生に影響する度合いは高いのかもしれません。私の考える大きなメリットは①年齢・経験問わずキャリアのリスタートが切れる②自分の達成能力の証明③自信、の3点だと思います。
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