資格を味方につけてキャリアを輝かせる方法4/6ー大人の資格取得、受験期間中のリアルとは?
大人の資格取得、仕事と勉強の両立…そりゃあもう、ご想像通りめちゃくちゃ大変でしたよ。笑
それでも、私にとってはキラキラしてて大切な思い出深い期間になっています。焦りや不安もめちゃくちゃあったし、周りが遊びまくっている時期にただひたすら勉強し続けてることも辛い面もたくさんありました。
そしてひたすらにお金がなかった。笑
でも、がんばりたいことがあって、同じ目標に向かう仲間がいて、努力し続けている自分を好きでいることができました。
今思えばあれが私の青春時代なのだろう、とすら思えます。今の私が形作られるその礎みたいな時代なんだろうと思います。
つらいことも、楽しいことも、ひっくるめてどんな期間なのか、私にとって今どういう時期と感じているのか、まとめてみました。ぜひ読んでみてください!
VOL.4 大人の資格取得、受験期間中のリアルとは?
資格を通じてキャリアを考える全6回の連載コラム。第4回のテーマは「資格取得のリアル」。社会人になってからの資格取得。働きながら合格を目指す生活のリアルを紹介します。
大人の資格取得って実際どうなのよ?
社会人の資格取得。「実際にはどんな生活?」そんな疑問にこたえるべく、私の受験期間中のリアルな生活を今回はお伝えします。資格の難易度、仕事を続けている兼業受験生なのか、勉強だけの専業受験生なのか、シチュエーションは様々。私の場合は仕事の+αではなく、それこそ「自分の人生を賭けて資格を取ろう」と思っての資格取得。ということで正社員を辞め、派遣社員に転職しました。仕事を続けたのは経済的な理由が一番ですが、試験に受かった後のため、社会経験を積みたいという気持ちも強くありました。条件は9時-17時で必ず定時であがれることと安定した大手企業なこと。奇跡的に学校から徒歩5分の職場を見つけたので、講義がある日以外も仕事の後、学校の自習室に通う生活を無理なくできました。
仕事を続けるか否かで差がでる勉強時間
仕事をしているか否かで勉強にさける時間に大きな差が生まれます。兼業受験生は圧倒的に勉強時間が少なくなるので、集中してやる気合いと覚悟はもちろん、長期戦になることも想定したほうがいいかもしれません。私は約4年間の勉強期間ですが、結局は合格した年の最後の半年間だけ仕事を辞め専業受験生になりました。勉強時間は、働いていたときは、平日は仕事を終えてから自習室で3時間、休日は6~10時間。専業受験生になってからは毎日自習室で10~12時間という感じでした。働いていると圧倒的に疲れているので、休日も早起きが難しかったり、平日も用事ができたりで、勉強時間を確保するのがやはり大変だったように思います。前段の「人生を賭けて」はこの時本当に思っていたので、働いている時間以外は、ほぼすべて勉強に充てるという生活をしていました。まわりの受験生も自習室に通っている人たちはほぼこんな感じだったので、私が特別というわけではないと思います。
勉強の息抜き? ファッション・遊び・美容
「本当に遊んでなかったの?」と思われるかもですが、本当です(笑)。友人と会うのも年に1~2回。しかも21時まで勉強した後、飲み屋さんに顔だけ出す…とかでした。元旦も含めまったく勉強しなかった日はなかったです。洋服も正社員時代からグレードダウンして安く済ませていました。時間とお金をできる限り節約しても続けたのは、ネイルとスキンケア。唯一の息抜き&贅沢だったと思います。私は肌がきれいだと精神が安定するので、基礎化粧品にだけお金をかけました。ちなみに恋愛は良い時も悪い時も、時間を奪われるので私のように不器用な人にはおすすめできません…。恋愛で勉強が手につかなくなったときは「せっかく仕事を辞めたのに、私はいったいなにをしているんだ?」と自分に絶望した記憶があります。推奨は淡い片想い(笑)。
自分の人生でこんなに頑張った期間はない?
受験期は「人生でこんなに頑張る期間はないだろう」と思っていました。でも私は仕事で、もっと大変な時期が後にやってきます。受験期は大変だけど人生のピークでないし、逆に辛く苦しいだけの期間でもないです。受験仲間には働かなくてもいい環境をつくってから勉強を始める人もいます。うらやましく思うときもありました。ただ、時間がないからこそ集中できたり、仕事があるから精神が安定したり、働いているのはデメリットだけではありませんでした。ただ、合格を目指すなら一定期間集中して勉強できる環境をつくるために、3カ月でもいいから、仕事を辞められる準備や計画は大切と思います。今思うのは「私、頑張ってたな」そう思える過去が自分にあるのはとても素敵なこと。がむしゃらに頑張る期間は未来の自分へのプレゼントになります。
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