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【転機】育休中教員と、夫の海外駐在②~女性の生き方~

こんばんは。育休中教員のmiiです。

現在小学校の教員(育休中)ですが、2023年に夫の海外駐在に付いていくことになりました。

今日もつらつら語ります。『育休中教員と夫の海外駐在』についてです。

↓↓前回まではこちら

まさしく転機である海外赴任帯同。自分のこと、夫のこと、子どものことの現在と未来について毎日もんもんと考えています。

今日は「女性の生き方について考えた」編です。

1,女性教員のキャリア(職場の井戸端会議)

私が妊娠してしばらくした頃、職場の同じ年代の女性(先輩Aさん、私、後輩Bちゃん)で、集まる機会がありました。

Aさん「育休3年とるん?ゆっくりした方がいいで!復帰したら忙しくて、子供とスキンシップとる時間激減するから!」

私「そうですよね。でも、育休とっても環境や子供の状況によっては戻られへん場合もあるんかな~とも思うんですよね~」

Aさん「そうやんな~。でも、まあ制度やから有難く使ってゆっくり考えたらいいと思うで。ところでBちゃんはどうするん?」

Bちゃん「わたしは、夫が激務で毎日深夜に帰ってきて、ワンオペが確実になるので、妊娠したらたぶん退職します。」

Aさん「そうなんや~!せっかく経験も積んできたのにもったいないなぁ。でもその家ごとに事情あるもんなぁ。」

Bちゃん「Aさんは旦那さんのご実家に同居されてるんでしたっけ?」

Aさん「そうやねん。だから、仕事続けていくのにはいいねんけど‥‥。うち、旦那が最近、結婚してから2回目の転職してん。だから試用期間中。わりと早く家に帰ってきてくれるから家のことはよくやってくれるねんけど‥‥その分給料がね~‥‥だから、私の場合は仕事辞められへんねんよ~。」

という会話を最近思い出しました。辞めなければならない人と辞められない人。どちらも心にもやもやはあるけれど、「家族のため」という気持ちが共通してその選択をしています。自分の仕事に対する思いだけではなく、家族への思いが女性の生き方(働き方)に大きな影響を与えているんだな~と思いました。

2,ぜいたくな悩み(母)。

先日母に海外赴任帯同の話をしました。母もはじめは「おお!いいね!」という感じだったのですが、やっぱり私の仕事のことを心配してくれました。

わたしが育休復帰or育休延長、海外赴任帯同休暇or退職の話で悩んでいることをつらつらと話すと、私を励まそうと思って言ってくれたのが、

「まあ、いいやん!生きるか死ぬかの問題じゃないわ!ぜいたくな悩みやで!

‥‥う~~~ん。。励まそうと言ってくれたんだよ。それは分かっている。確かに、生きるか死ぬかの問題じゃない。ただ、どう生きるかの問題。

私の父は公務員でした(もう他界してしまいましたが)。小さい頃にたまに遊んでもらった記憶はありますが、家事は全くせず、「お~い!あれ!」で母に指示するような昭和の頑固おやじでした。私の母は専業主婦で、義父母と同居し介護もしながら兄・私・弟の3兄弟を育てました。昔から家事育児介護で母が苦労してきたのを見ているし、家計の面でも苦労していたように思います。確かに母が通ってきたのは生きるか死ぬかの問題が転がっている道だったのだろうな~。

母の目に映る私の状況はぜいたくに見えるかもしれないな。でも、わたしにとっては大きな問題です。立場が違うと悩む場面も違う。当たり前だけれどそんなことに気が付きました。

まとめ

私自身、今回の海外赴任帯同は楽しみです。苦労も多いと思いますが、新たなチャレンジがたくさん転がっていてワクワクします。海外での子育て自体は不安ですが、それを乗り越えて育った未来の息子たちが楽しみです。

わたしの仕事に対する思いは、私自身が心の中で時間をかけて収めていくしかない。「犠牲になった」って思いをしたくないから、自分なりに消化していくしかないんだよなぁ。ともんもんと考えています。

今日もご覧いただきありがとうございました。


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