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「今日の勝因・敗因」をメモしてみたら

先週突如ひらめき、手帳に記録し始めたのが、「今日の勝因・敗因」。
これを実験してみたらとてもよかったので、ご紹介します!


きっかけ

1日を終えるときに、大きく2種類の気分を抱くことが多いことに気づきました。
「あ~!なんか今日はすっごくいい気分!」と心が躍る日
そして「なんであの時あんなことに時間を費やしてしまったのだ……もっと充実感を高められたはずのに……っっぅ!!」と後悔にさいなまれる日

何が心を躍らせているのか?
何が反省を引き起こしているのか?
そのかけらをメモしてみたら何か気づきがあるのでは???

そこで着想を得たのが、今回の「今日の勝因・敗因」でした。

「敗因」というとすご~くネガティブだし、1日に勝ち負けもないし、私の価値観に合うか?と言われるとYesではないのですが……ここはゲーム感覚でネーミング!

見えてきたのは「理想の24時間の種」

さて、そうして試してみた1週間。

私にとっての「時間の使い方の肝」が超シンプルに抽出でき、再現すべきポイントが明確に。


――ご覧の通り、見えてきたのは、「理想の24時間の種」でした。

◎「24時間の棚卸し」簡易版!?

実は、私の母艦手帳である”自分軸手帳”には、自分の時間の過ごし方を見つめる「24時間の棚卸しワーク」というものがあります。

1日は誰にでも平等に24時間しかありません。まずは、自分が何にどれくらい時間をかけているかを記録することから始めます。そして、他人軸に振り回されて無駄遣いしている時間を減らし、やりたいことができる時間を増やしていきましょう。

自分軸手帳HPより

STEP1で時間の使い方の実績としてログ(記録)をとり、
STEP2で棚卸しした24時間を振り返り、
STEP3で理想の24時間を描く、という手順。

私は自分軸手帳2年生ですが……実はこのワークに対して苦手意識がありました。

・ログ取りを忘れてしまう
・本来はその時間に対する「感情」「満足度」などが重要なのに、ログ取りが作業になりがち

ところが、今回「勝因・敗因」を書き出して気づいたのが、これはまさにワークの「STEP2」だということ。

Step2:振り返りを行う
棚卸しした24時間を振り返ってみましょう。
自分の価値観に向き合うと、理想の1日のヒントが見つかります。

「24時間緒棚卸しワーク」より

「勝因・敗因」という明確なラベリングで自分の中にアンテナを立てるだけで、時間を必死で追いかけなくても(=ログ取り)、自分の価値観をすくい上げることができたのです!

※「時間の使い方を見直す・無駄な時間を洗い出す」のが目的の場合、ログ取りは必要だと思います。何を目的にするかによって、「何をどこまでおさえるか」が変わりますね。

ウィークリー×ラベリングが効く!

最近、事あるごとに強く思うのが、

毎日開くウィークリーページでは、定点観測が続けやすく、
定点観測にわかりやすいラベリングをすることで
アンテナ感度を数倍高められる

ということ。

一定期間をかけて重点的に見つめたいことがあるなら、専用ノートやワークページで取り組むよりも、ウィークリーで記録・内省を行うのが結局一番確実、という結論にいたりました!

実は、この観点で最近「良き!」と思っている手帳実験が他にも……そちらは、また後日ご紹介します◎

自分がご機嫌になる時間ってどんなもの?と見つめたい方。
自分軸手帳ユーザーで「24時間の棚卸しワークがどうにもうまくいかない!」という方。
――あなたがこれに当てはまるなら、「今日の勝因・敗因」をちょっとメモするだけで、手軽に新たな気づきを手にできるかもしれませんよ。お試しあれ。



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