WordPressをnoteにお引越し!その理由と方法とは
WordPress(WP)で愛情をもって立ち上げた「じぶん実験室」をnoteへお引越ししました。
まだ細かな調整などは残っていますし、元サイトも存在していますが…年末のCLOSEに向けて、ちょっとずつ作業を進めていこうと思います。
私にとっては一大決心で立ち上げたWP。
それをなぜnoteへと引っ越したか?今回の記事ではそのあたりの理由とともに、手順なども簡単にご紹介しようと思います。
実は私が今回のお引越しを口走ったところ、私もそうしようかな…どうしよう…と迷い始める方がチラホラ。
そんな方々のご参考になれば幸いです!
noteへのお引越しを決めた理由
1.WP ⇔ note間でのインポート・エクスポートが可能になった
そもそも私がWPでブログを立ちようと決意した最大の理由は、「よそのサービスに乗ることの不安定さ」に不安を感じたから。
「ライター」を名乗る私にとって、文章は資産。
大人気のnoteは近い未来にサービス終了となる可能性は極めて低いと思いつつも、「辞めます!」と言われたらこの文章をどこかに避難させなくてはならない!!――だったらそういったリスクの少ない場所で書くことを選びたいと思いました。
さらに、以前有料×ライティング活動中心のオンラインサロンに所属していたのですが、退会した瞬間に自分がかつて書き溜めた文章にアクセスできなくなってしまったのです…。権利がなくなったので、当たり前と言えば当たり前なのですが……自分の文章にアクセスするためだけに課金し続けるというのもなんとも理不尽に思えません???(ってことであきらめましたが)
ところが、WPでサイトを立ち上げてしばらくして、noteでのインポート&エクスポート機能が整ったんですよね。
・・・ということで、既にフォロワーさんのいるnoteにまとめるってアリじゃない?と、お引越しの選択肢が急浮上!
2.コスパ
WPにはサーバー代がかかります。
もちろん、アフィリエイトなども審査を通していたので、いわゆる「ブログ収入」で相殺(むしろ上回る額稼ぐ)という方法もありますが、私はそちらの収入を得ることを目的とした記事に寄せるつもりもなかったので、SEO対策などにも熱心ではありませんでした。
よって、ブログそのもので見ると赤字。
noteという、自由に書けて無料のプラットフォームがあるなら、そちらで良くない???という思いも……。
3.メンテナンスのラクチンさ
本をめくり、検索しながら、ようやくWPサイトを立ち上げた私にとって、メンテナンスなんて難易度高すぎる!
これまで何度かメンテしたことはあり、ラッキーなことに何とか乗り越えられましたが……それもいつどんな難題がふりかかるのかわからない!
しかもGoogleアドセンスとか、いろんなお知らせが英語できたりするし、ストレス!!!
noteのみなさんのご苦労に乗っかって、このストレスを手放してもいいのでは?
4.私の心を喜ばせる報酬
ストレングスファインダーで「自我」や「社交性」など、影響力資質上位の私。相手の反応や変化、表情などが見えることや、交流が大きな喜びなのです。
WPには管理の手間を考えて、「コメント」や「いいね」的な機能は用意しなかったのですが……やっぱりちょっとは反応がほしいよーぅ……。
しかもwebという大海にポツーンと浮かぶオリジナルサイトと違い、noteならアルゴリズムを活用したレコメンド機能があるので、見知らぬ方々に文章が届くチャンスも増える。
――そして、決断の時。
というわけで、もはやいま、WPにしがみつく必要はほぼないことは明らか。
サーバーの契約更新は年末なので、一旦WPは残しつつ引っ越し作業を進め、両方を走らせることに。もし想定外の支障があることに気づけばWPを継続し、なければWPを閉じることにしました!
実際の手順
note公式には、こちらに手順の説明がありますが、この類は全く分からない私にとっては、「きっとすごく難しいんでしょう?」という先入観が先に立ち、初めてこのサイトを覗いてから数か月という時間があっという間に経ってしまいました…。
ところがいざやってみたら、ものの数分で記事データのお引越しは完了。
えっ!こんなに一瞬で終わることを、私は数か月も先延ばしにしてたの!?
ちょっと衝撃だったので、参考までにご紹介しておきますね。
1.WPから記事をエクスポート(所要時間2分)
と、公式の説明にありますが……「WXR」「MT」って何??
WPだとどっちが当てはまるの???チンプンカンプン。
この形式については結局よくわかりませんでしたが(おい)、調べたところWPには標準でエクスポート機能が搭載されているというではありませんか!しかもワンタッチで超簡単!!!
▼こちらのサイトの「インポート/エクスポートの使い方 > エクスポートの使い方」が分かりやすいです!
ほんとに、秒で終わります。
2.noteへ記事をインポート(作業時間 一瞬、待ち時間23分)
1でエクスポートした記事を、今度はnoteにインポートするわけですが…これもまた簡単!
詳しい説明はこちらにありますが、つまりはこういうこと。
(画像は上記リンク先より拝借しています)
▼
noteを普段から使っている人ならよく見る「記事投稿画面」からポチポチッとするだけで、一瞬にして終了します。
私は170記事をお引越ししたのですが、「ってことは、この作業を170回繰り返すのか!?」と慄いたのですが、1でエクスポートされたファイルは、それらがまるっとひとまとめになってるので、このインポート作業もそのファイルをボンッ(語彙…)とアップロートするだけ!
このインポートが完了するまではしばらく時間がかかるからしばらく待っててね、とnoteからメールが来たのですが、私の場合(170記事)は23分後に「完了」のメールが届きました!早っ!!!!
3.note下書きに保存された記事を公開(所要時間 人それぞれ)
私は過去記事をnoteで公開した状態にしておきたい!と思ったので、インポートされた記事(下書きとして保存されます)をコツコツ公開していきました。
メイン作業はこんな感じ。
次々公開してくと、noteのタイムライン(?)を荒らしてしまうのでは…という心配がありましたが、インポートしても各記事データはWPで公開された日時データが維持されるようで、「1年前にWPで公開した記事」はnoteで公開しても「1年前に投稿した記事」として反映されるので、最新のタイムラインに上がってくることはありませんでした!
先日の記事でご紹介した通り、私は1日に5本、この公開作業をすると決めて進めましたが、5本をnoteで公開し直すために必要な時間はおよそ20分。
これを170本=34日間繰り返したので、単純計算で11時間強の時間を要した計算になります。
これを多いと見るか少ないと見るか…
(私は、「この手間を惜しんでWPの投稿がもっと増えてしまった方が工数が増える!」と判断し、移行・再公開を決断しましたが!)
▼ちなみに、こんな使い方もありますよね!
(この場合、3はやらなくてOK!)
おしまいに
もちろん、きちんと機能やデザインを組み合わせれば自分の望む世界観が作れるのがWP。ですが、今の時点でその技量もないし、それを学んで磨いていくために優先順位を高めるという判断も、今の私にはありませんでした。
もしまたWPを立ち上げたくなったら、その時もう一度やればいい。
一度経験しているからこそ「必要ならやり直せる」という自信もあり、むしろ今回のお引越しを経験したことで一層選択肢が広がったとも感じています。
noteにするか、WPにするか?あるいはどちらかをどちらかにお引越しするか?
もし迷っている方がいらしたら、この記事がささやかなヒントになりますように…!
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