「ちむどんどん」を観て蘇る沖縄の思い出-宮古島編
前回は、私が初めて沖縄本土に旅行した時の話と「美味しい店や地元の人しか知らないステキな場所はタクシードライバーに聞け」という教訓について書きましたが、今回は、3月下旬に宮古島に行ったときのタクシードライバー教訓について書こうと思います。
今回の旅は、またまた一人旅で7泊8日とわりと長いお休みだったので、車の運転も出来ない私がホテルにずっと籠っているのももったいない。「そうだ、ダイビングのライセンスでも取ってみよう!」というのが一番の目的でした。
ダイビングをしている方であればお分かりだと思うのですが、ダイビングって意外と一人で来ているお客さんが多くて、そこで知り合いになって飲みに行ったりとか、その後の旅行をともにしたりなんていうことがあるんだなと知りました。
ダイビングの最終日に知り合った仲間たち3人と翌日に八重干瀬にシュノーケル(3人はその日のフライトで帰るので深く潜れなかったのです)に行きました。
そのインストラクターさんに美味しい宮古そばのお店と居酒屋を教えてもらい、ランチはみんなで宮古そばのお店に行きました。
そのお店は「にいまそば」というお店で、八重干瀬に行く途中のとっても分かりづらい場所にあります。
手打ちのちぢれ麺で、スープはとてもさっぱりして美味しかったです!一緒にじゅーしー(炊き込みご飯)も頼んでしまいました。
食べログの点数はイマイチですが、結構美味しかったです!
その日の晩ですが一人でインストラクターさんに教えてもらった居酒屋さんに行ったんです。「結構地元民で混んでるよ」と聞いていたので、一応電話をしてみると、「カウンターなら一席だけ空いています」という回答が!
「行くしかないよねー」とてくてくホテルから歩いて行ったお店がこちらの「中山(ちゅうざんと読みます)」というお店。
中に入ってみると、まずカウンターがあって、その奥に結構大きな座敷があるのですが、確かにカウンター1席以外は満員でした。
店員さんに案内されたカウンターの席に座り、まず、宮古島の泡盛「菊の露」を水割りで頼み、海ぶどうやら食べたいものをオーダーして、ゆるりと楽しんでいたのですが、隣で一升瓶をキープしている常連のおじさんが気になり、ちょっと話しかけてみたんです。
そのおじさんは、タクシードライバーさんで、その日は休日ということで、このお店ははしご酒の2件目だったのだそうです。元々は、九州出身の方で、ダイビングが趣味で数十年と宮古島に通っているうちに島に魅了されて、退職を数年残したところで早期退職して宮古島に移住し、タクシードライバーをしてまた十数年。
もう年齢的にダイビングはされないそうですが、ダイビングの話でまずは盛り上がり、その後、いろんなおススメのお店や場所を教えてもらいました。ちなみに、ボトルキープの一升瓶の宮の華、「飲んだことないんです」って言ったら、何杯もタダで飲ませてもらってしまいました。
一番、面白く、今度宮古島に来たら行ってみたいと思ったのは大神島の話です。宮古島の島尻漁港というところから船に乗っていくところなんだそうですが、とても神聖な島で(ものすごいパワースポットだと思います)、大リーグで活躍するような野球選手やらスポーツ選手がお忍びで来て、その後にすごい結果を残しているということなので、きっとご利益が得られたのかもしれません。
とても不思議な島で、「島に呼ばれていない」人は、天気だったり、船の故障だったりで行けないとか、そういうことがあるみたいです。あと、島に着いたらいろんなルールがあるので、それを守らないと、後で良くないことが起こるみたいです。なので、島のガイドさんは絶対付けた方が良いだろうなと思いました。
あと、その島には、ユリちゃんというワンコがいて、ナビゲートしてくれるとか、島に1件しかない食堂(ここに泊まれるそうです)あたりには、ちーちゃんというニャンコがいるとか。後から検索したら、結構ニャンコはいっぱいいるみたいです。
この方のブログにユリちゃんとニャンコがでてきますね↓
タクシードライバーさんは、お客さんと一緒に何度もこの大神島に行っているので、結構詳しくいろんなことを教えてもらいました。
しかし、まさかその日に教えてもらった居酒屋さんに入ってカウンターに座ったら、隣がタクシードライバーさんだったって、すごくラッキーだったなと思います。
そう、その居酒屋「中山」さんに行く途中にもニャンコさんたちがたくさんいて、道に迷いそうなところをニャンコさんに着いていったら、道路を挟んだところにお店の看板を見つけたのでした。
そうそう、タクシードライバーさんには、泡盛だけでなく、油みそのおにぎりもごちそうになったのでした。
宮古島は何度行っても本当に良いところだなと思います。ここ数年はホテルの建設ラッシュで、次に行ったときには、今回と同じ風景を見れるのかなぁなんてちょっと切ない気持ちではありますが、また遊びに行きたいと思います。今度は旅程に大神島もぜひ入れたいと思います!
これからの人生に、いっぱい「ちむどんどん」する瞬間が出来るよう精進して、いっぱい楽しんでいきたい!
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