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韓国のApple, Google, Netflixへの規制強化はゲームチェンジャーになるのか?それとも?

一昨日の日経新聞に、掲載されていた韓国政府の米プラットフォーム企業への規制について。

記事によればSKがNetflixに回線使用料を請求という。今までNAVERやカカオなど国内のプラットフォームは使用料を払っていたみたいですね。

動画配信サービスの視聴者増を受けて、韓国通信大手のSKブロードバンド(SKB)が回線使用料の支払いを求めて米ネットフリックスを提訴した。通信会社が回線使用を巡ってコンテンツ配信会社を訴えるのは異例。国会では支払い義務を課す法整備の動きもあり、韓国でプラットフォーム企業への風当たりが強まっている。


一方で、Netflix側も黙っていないようです。

ネットフリックスは控訴する方針で、対抗策としてSKB側は支払いを求めて反訴した。業界関係者によると、請求金額は約700億ウォン(約65億円)~1000億ウォン規模になるという。


少し前には、AppleとGoogleのアプリ決済にについて制限するための法改正が成立する見通しの韓国。

スマートフォン用アプリでの課金を巡り、韓国で米IT(情報技術)大手の排他的な契約を制限する法律が成立する見通しとなった。米グーグルや米アップルがアプリ事業者側に自社の決済システムの利用を強制できなくなる。決済手段の指定を法律で禁じるのは世界で初めてという。

アメリカにおいては、独占禁止法をめぐるプラットフォーム規制が取り沙汰されてきましたが、特にアプリ決済に限れば、”フォートナイト”のEpic GamesによるAppleの訴訟の動向ですね。
下記の記事は、争いの始まりの記事ですが、転用させていただきます。

Epic Gamesはこれまで、アップルやグーグルが徴収しているアプリ内課金の手数料が3割に達することに不満の声を挙げてきたが、今回、両アプリ市場から退場させられたことでEpic Gamesは世界中にいるFortniteユーザーを巻き込んだ”闘争”を仕掛けた。

いずれにせよ、独自に規制を強化する韓国。
これが世界に波及するゲームチェンジャーになるとも、負け戦になるのか。要注目ですね。

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