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最近読んだ本


最近読んだ本をざっくばらんに紹介します。

はい、まずは韓国から『私たちにはことばが必要だ』です。まず、タイトルがとってもいいですよね。もうこのタイトルで8割は買おうと決めていました。そしてこの装丁。

いわゆる、ハウツー本でした。そっか、こんなことにも怒っていいんだ、これが普通って洗脳されてたわ、という日常に隠れた暴力に気がつける本。爽快に読めると思います。

次は、こちらもフェミニズム本。というか上野千鶴子さんが大好きです。生き方がパンクだもん。田房さんとの対談形式で進むので、すごいサクサク読めて簡単。ちょっと内容は覚えてない(おい)。ただ、上野さんの生き方がかっこいいなと思った印象でした。

続いてこちら。邦題は『君のためなら千回でも』です。

アフガニスタンを舞台にした青春ストーリーなんですが、ちょうどソ連侵攻とか9.11とか湾岸戦争あたりの話で、そこで暮らす人々にとって、どんな苦痛と混乱があったかというのを少年目線に見られるお話。とっても泣ける。子どもの夏休み読書感想文とかにもうってつけです。小5くらいなら読めるのでは。

で、『君のためなら千回でも』を読んだ後に、こちらを読むと、すごく理解がすすむ。物語とちょうど同じ時代に中村哲さんはいたんですよ。すごいよね。自国(アフガニスタン)の人がアメリカに難民として流入する中で、中村さんは必死に僻地に病院を作り、川を作り、砂漠を緑の地に戻したんだもん。本気でアフガニスタン、パキスタンの人々を思い続けたすごい人。

これは結構前だけど、紹介。南インドの小さな出版社〈タラブックス〉について書かれた本。シルクスクリーンで絵本を作っている出版社で、知る人ぞ知る。めちゃくちゃいい本だった。文字ばっかりじゃなくて、写真とかもいっぱいあるんだけど、とにかく読んでてゆったりあたたかい気持ちになれるので、夜寝る前に読むと健康によい◎。いつか南インドに行ってみたいな〜。

2019年くらいに出たやつっぽいですが、最近読みました。日本のヒッピー起源みたいなのを知れておもしろかったし、タイに住んでた頃行った、山奥での祭り「シャンバラ祭り」(日本人のミュージシャン南正人さんが発起人)はやっぱり日本のヒッピー史にも名前を刻むものなんだな〜と知って、誇らしかった。個人的にはもっと、スピリチュアルな要素があったりするとおもしろかったかもと思った。あとは今のヒッピーって何してるのとか。まぁでも何はともあれ、この表紙は秀逸。これだけで買う価値あり。

https://www.amazon.co.jp/dp/4065220955?tag=note0e2a-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1

あとね、今読んでるのこれ。上巻が読み終わるところだけど、めちゃくちゃおもしろい。ナイジェリア出身の女の子がアメリカに移住する話なんだけど、アフリカン・アメリカンとか、人種のヒエラルキーとか、ニューヨークでのリアルとか、おもしろいほんと。皮肉が最高。この作者チママンダ・ンゴズィ・アディーチェは、有名なフェミ本『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』書いた人。こっちはまだ読めてない。

忘れてた、オードリー・タン氏の本も読んだんだ。でもこちらはクーリエでほとんど読んだ内容が反復されているだけだった。し、ちょっと名言的にまとめられていて、個人的には物足りなかった。ただ、やっぱりデザインがよくて買ってしまったというのは否めない。すぐそういうところで本を買ってしまう。わかる? そのクーリエはこちらよ。

あとは、買ったけど読んでない本、途中で読むのをやめた本がいっぱいある。明日届く本もある。よし、明日届く本を紹介しよう(笑)。

手仕事系2冊。やはり、自分のライフワークとして、手仕事や工芸を追っていきたいと思っているので、ちゃんと勉強しなきゃなあと思って、安易に「手仕事」でAmazonで探して見つけた本。でも、本当は「こんな手仕事ありますよ〜いいね〜素敵だね〜」の本じゃなくて、次のステップに踏み込んだ内容の本があれば読みたいなと思っています。

以上、最近読んでる本でした。映画も紹介したいな。


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