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一人鍋からの自分の食感覚を振り返ってみた

今日の夕飯は一人鍋にしました。
仲良しの八百屋さんが毎週水曜日にお野菜を宅配してくれてるの。
本当にありがたい。
ファーマーズにも出店中の五味ちゃん。
#ごみちゃん野菜 と名付けております勝手に。

そう言えば、数年前、毎週青山ファーマーズマーケットに通ってたな。
それまでの私はジャンクなもの大好きで、無添加とかオーガニックとか全然拘らず生きていた。生活も乱れていて、お酒めっちゃ飲んでた(今でも)し、寂しいから誰かといたくていつも、朝まで飲むとかザラで、おまけにタバコも吸ってた。食とかライフスタイルとかほんとにいい加減に生きてた。

そんな私が、のちに旦那となる人に出会い、彼はフレンチシェフで、マクロビとか食育も勉強している人で、そんな彼の買い出しについて行ってファーマーズマーケットという存在を知ったんですよね。

もう衝撃でした。
まず、今でも覚えているけれど、旦那氏の仲良しの八百屋さんにいくと四色でなにか食べさせてくれたりするんだけど、そこで食べた、スナップエンドウとかミニトマトとかが信じられないくらい甘くて。

「おやつみたいにボリボリ食べられるでしょ」

って。

首を一億回くらい振ったよね心の中で。
これはすごい。
なんだったんだ私の今までの食って。

てゆうか、当時の私、ちょっとした味覚障害だったと思う。
おいしくないものは分かる。
すごくおいしいものも分かる。

でも、その間の味の違いや価値が全然わからなかった。

女友達と一緒に食事に行っても、みんなは敏感に「これめっちゃマイルドでおいしいね」「これちょっとすっぱい」「あとから来る苦味がアクセントになってて良い!」とかそういう細かいディテールが全然分からなかった。
なんなら嗅覚もやられていて、自分がルームコロンの香りなんかを選ぶセンスを信用してなかったかな。

とにかくそんな感じだった私とって、ファーマーズマーケットという場所は全てにおいて新しくて新鮮で刺激的だった。
そこにいる人たちも今まで出会ったことのないタイプの人たちばかり。

当時、TABIZINというサイトでコラムを執筆していたのですが、記事にしたくらいです。https://tabizine.jp/2016/03/18/64137/

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ここ数年全然行けてなくて。
でも最近、五味ちゃんが都内に配達するよ!っていうインスタの投稿を見て連絡して、そして配達してもらってます。

やっぱり全然違うなぁというのが感想。
なんていうか野菜がしっかりしているんですよね〜。
大地をいただいている感じがする。
今回のレタスやトレビスなんかも歯応えすごくて。
主役野菜っていう感じです。

それでそれで、今夜はごみちゃん野菜を使って、レタスしゃぶしゃぶを食べたのです。一人でね。
これがめちゃくちゃ美味しかった。

シンプルに水炊き。昆布で軽く出汁はとったけど。
最近お気に入りのところのポン酢で。

長野で買ったコチジャン、柚子胡椒、唐辛子味噌で味変したりして、色んな角度で楽しみました。

最強で最高。

もうね、一生鍋で良くない?って思った。
だって、好きな食材入れて鍋に入れるだけだよ。
それだけでご馳走だし、栄養も取れる。

鍋って最高だし、野菜って最高。
ファーマーズの皆さんに会いにいきたいなぁ。
今、開催自粛しているんですよね、ファーマーズ。
でも、配達システム作って、配送できるようにもしているみたい。

おいしい野菜って体にも心に良いなぁ。






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