🧠緊張したときは、こうすればいい ~ Part 4
4. ベクトルを変えてみる – Changing Your Focus
だれでも緊張することはある。
200名ほどのイベントで、たくさん顔を前にして、自分で心臓の音が聞こえるほど緊張していたときのこと。その日のミッションは、参加者それぞれが「自分を知ること、自己肯定感を上げ、気持ちを和ませ、オープンな気持ちにすること」だった。
なので、用意したプログラムは、気持ちをパワーポーズでポジティブにしたり、見知らぬ人に話しかけたり、褒めたり、そしてハグしたり、と盛りだくさんの内容で準備していた。会場に用意された椅子に、ひとり、ふたり、と参加者がだんだんと増えてくる。
みんなを迎え入れながら、「これもやって、あれもやって…あぁ〜うまく行くかなぁ〜。みんなシーンとしてたらどうしよう〜。ちゃんと伝わるかなぁ〜。まだ人がまばらだなぁ〜人が集まらなかったらどうしよう・・・。」
と頭の中で、不安なひとりごとがぐるぐるし始めた。
会場に3分の1くらい人が埋まってきた頃、ふと、ひらめいた。
自分がどうこうではなく、相手が主役のはず。みんなが笑顔になって帰ってもらえるようにするのが大事。自分はどう見えてもいい。
「相手がどんな気持ちで、今日ここに来ているか?」
「彼らが求めているものは?」
「どんな気分でこの時間を過ごしたいだろうか?」
質問の質が大切 〜 Feeling the power of questions.
Changing the focus〜フォーカスを変えてみる。
みんなが気持ちよくなってもらえるように、全力で行こう!
自分に向いていたベクトルを、相手に向け始めた。
そう視点 (perspective) を変えたら、
なんて楽なんだろう!
なんて気分がいいんだろう!!
そうなると、緊張の「き」の文字も吹っ飛ぶ勢いで、スゥーっと目の前のみんなにフォーカスが移っていった。
この自分の中では「画期的だ!」と感じている😋 簡単なシフト方法を、ここでご紹介!
大事な会議や面接、イベントやデートでも、すぐ利用できるステップなので、ぜひトライしてみてほしい。
ベクトルを相手に向ける方法
1) Awareness 〜 まず自分へ向いているベクトルに気づく
2) Empathy 〜 相手の気持ちに寄り添う = 共感
3) Changing Your Focus 〜 自然と相手にベクトルが向けられてゆくのを感じる
4) How can I make YOU happier? 〜 相手をハッピーにしてあげる、どうすれば相手がしあわせになるか、癒されるか?
先日も相談があったようなとても緊張するシチュエーション、例えば、セラピストの実技検定試験の場、試験官を前にして、上のステップを考えてみよう。
1) 緊張してる、どうしよう、落ちたくない
→ まず自分へ向いているベクトルに気づこう
2) 相手の気持ちに寄り添ってみよう
→ 試験官も大変だよなぁ〜。1日に何人くらいチェックするんだろう。
3) 自然と相手にベクトルが向けられてゆくのを感じてみる
4) 相手をハッピーにしてあげる、どうすれば相手がしあわせになるか、癒されるか?
→ 目の前にいる人を楽しませてあげたい!この日のこの時間を共有できるという貴重な出逢いに感謝。
次は、気になる人とのデート、Face to FaceまたはZoomで話す状況で考えてみよう😊
1) わあ〜緊張する、気に入ってもらえるといいなぁ〜
→ まず自分へ向いているベクトルに気づこう
2) 相手の気持ちに寄り添ってみよう
→ 彼/彼女だって緊張してるよね。どんな気持ちでこの時間を迎えてるのかな。
3) 自然と相手にベクトルが向けられてゆくのを感じてみる
4) 相手をハッピーにしてあげる、どうすれば相手がしあわせになるか、癒されるか?
→ せっかく共有できるこの瞬間を大事にしたい。何が好きなのかな?楽しかったって帰ってもらいたいな。彼/彼女が笑顔いっぱいの時間を過ごせるようにしよう!
というように、どんなシチュエーションでも応用ができる。
あなたが今度「緊張する」と感じたときに、ぜひベクトルを相手に向けてみて。
気持ちがすごく軽くなって、きっとその瞬間をもっと楽しめるはず。
ベクトルを相手に向ける方法
1) Awareness
2) Empathy
3) Changing Your Focus
4) How can I make YOU happier?
I know YOU can do it❣️ Have fun with it! 😉
Mihoko Love🦋
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