冷えに効くアロマ活用法(第11回 耳学アロマ)

皆さん、こんにちは。

国際アロマセラピストの高橋美穂子です。

現在、音声メディアStand.fmでは、月額制のメンバーシップサービスを提供させていただいています。今回はその中のコンテンツのひとつ、耳から学ぶアロマ講座・略して「耳学アロマ」のテキストをご紹介いたします。

こちらは月に一回のLIVE配信で、1つのテーマを深掘りしていきます。2022年10月のテーマは【冷え対策】。

アロマセラピーで使用する精油には、体を温める作用(加温)や血行促進作用(循環器系強壮・刺激)をもつ植物が沢山あります。今回は、冷え対策におすすめの精油と効果的な活用法をシーン別にご紹介。さらに、日常の中でもすぐに取り入れられる食事の工夫やアドバイスなどもお伝えしてまいりました。

このnoteでは主にアロマセラピーに関わる情報をテキスト化しています。冷えは万病のもと。これからますます気温が低下しますので、冷え知らずな毎日を送るために是非多くの方にお役立ていただけると嬉しいです。


〜はじめに〜
アロマセラピーとは、植物の香りを活用した自然療法のひとつ。イギリスにおける心・体・肌へのホリスティックなアロマセラピー、フランスにおける医療行為を目的としたメディカルアロマテラピー、どちらもそれぞれに魅力があると感じています。そのため、一部、日本における薬機法の観点ではグレーゾーンな表現も含まれている場合があります点、予めご理解・ご留意いただけますと幸いです。(無断コピーや転載はご遠慮ください)

また、精油の持つ素晴らしい効果効能は、使い方や使う人、使うタイミングによって、ポジティブに働きかけてくれることもあれば、時には、そうではないことも起こる可能性があります。ここが、合成のものとの大きな違いであり、マニュアル通りにはいかない自然療法の難しさ、そして、理屈では解明しきれない魅力でもあり醍醐味でもあります。

もし、植物に対して何らかのアレルギーをお持ちであったり、心配な既往症がおありの方は、かかりつけのお医者様のご指導のもと、ご無理なく心地よい範囲で、芳香浴を中心に楽しんでいただければと思います。

決して「天然だから安心・安全・やさしい」という訳ではありません。地球という大自然の地に根を張り自由に動くことのできない植物は、生まれ育ったその場所で厳しい生存競争に勝ち抜くため、命を張って、強く逞しく生き続ける知恵と個性を沢山持ち合わせているのです。

皆さんの心と体の健康に、必要なものを必要なタイミングでお役立ていただけるよう、視野を広く持ち、偏りなく、精油本来の魅力をお届けしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

まず、アロマセラピストは2つの視点で冷えの原因を見立てていきます。

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