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青森旅行 2023.8.18〜20 ②

前回の続き👇



“水辺と食の旅行”と称しながら、初日は食しかなかったが、2日目は青森が……いや日本が誇る特別名勝・十和田湖へと向かう。


2日目

朝ごはん(まだ弘前)

宿から歩いて10分くらいのところにあったパン屋・BOULANGERIE ISHITA(石田パン)。真っ赤な外観やエッフェル塔のロゴがフランスっぽくて可愛い。開店直後に行ったのにもう賑わっていたし、デニッシュ系も既に並んでいて、人気のお店であることが伺える。
フリュイ・ルージュ。ベリー系のデニッシュで甘酸っぱさが程よい。まだ眠い身体を優しく目覚めさせてくれるような、朝にぴったりの味。
キャラメル・ココ・バナナ。キャラメルとバナナの組み合わせって間違いなく美味しいのに、意外と見かけない。ぱっと見は重そうだけど、ココナッツ(サクサク食感!)が爽やかなので思っていたより食べやすい。※と言いつつ結局お昼に食べた。
旅行中は別腹どころか腹三つくらい現れるので、まだまだ朝ごはんを食べるよ。生鮮食品やお惣菜が集まる 虹のマート へ。
市場みたいな感じで、雑然としてる感じがむしろ味わい深い場所。
やっぱり青森にきたら海鮮を食べたい。場内でもとりわけ芳しい香りを放っているお店で、いかを購入。
こんなに肉厚ないかを食べたことない。1枚で通常の2枚分くらいの食べ応え。
いちご大福も食べておく。安定の美味しさ。


観光バス(田んぼアート)

弘前ご飯を堪能したあとは、観光バスで十和田湖へ。みんなレンタカー派なのか、貸切状態に。
田んぼアートで有名な 道の駅いなかだて でしばし観光。
ONE PIECEの田んぼアートでした☠️
下から見るとまったく絵が見えない。打ち上げ花火は全方位美しいかもしれないけど、田んぼアートは上からしか見ることができません(ベストアンサー)
味噌ソフト。塩バニラの親戚みたいな味。渋い味かと思いきや、ほんのりしょっぱいくらいで食べやすい。
またバスに戻って車窓観光。
ガードレールにりんご発見!
90℃の熱湯が湧いてるという地獄沼。“地獄沼”と聞いたら真っ赤に煮えたぎってる沼を想像するけど、こんなに静かで綺麗なグリーンの沼が、魚も生息できないほどに殺傷力が高いとは。「美しい薔薇には棘がある」の類義語みたいだ。
城ヶ倉大橋を渡る。紅葉シーズンの方が綺麗らしい。今の時期だと内心「こういう景色ほかにもいくつかあるのでは……?」と思ってしまった(失敬)。それよりここを渡る際に徐行運転してくれたドライバーさんの優しさに感謝ですよ。


観光バス(奥入瀬渓流)

いよいよ奥入瀬渓流です。その前に奥入瀬渓流館で腹ごしらえ(また?)
蜜入りふじのアップルパイと、りんごジンジャーエール。アップルパイは崩れやすいので手掴みで食べることを推奨される。サクッとしてるけど柔らかくてとても美味しい。カシス入りなのも◎
奥入瀬渓流館のお土産屋は、他のお土産屋にはないようなナチュラルおしゃれ雑貨がたくさんある。こちらはりんごのメモスタンド。2色買いした。
〜奥入瀬渓流の側を走っています〜
少し前まで雨が降っていて、渓流そんなに綺麗じゃないじゃん??と思っていたけど、晴れ間が出た瞬間からとんでもない美しさを見せてくれた……。
陽の光が葉にあたり、緑が輝いている。


十和田湖に到着!


十和田湖(爆速クルーズ)

最高速度100kg(!?)のパワーボートで十和田湖を観光する。
乗る直前になって雨が降ってきた…泣
とにかく強いこのボートなら、雨天決行です。先頭に乗せてもらえて嬉しいものの、高速で雨が顔面にぶつかるので結構痛い。みんなポンチョを着て乗船したので、たぶん速度は落ちてるけど。想像していたより安定感があって楽しい。
山の天気は変わりやすいので、5分もしないうちにまた晴れ間が。綺麗なブルーグリーンの水!底が深いのでいまいち透明度が分かりづらいと思ったけど、水中の崖がはっきり見えて、ようやく分かった。うっかり浅瀬と間違えてしまいそうだ。
水中に浸かっても腐らず生き続ける木。
また雨が降ってきた。それすらも綺麗に見える。
十和田神社の裏手にある占場で、願いを込めたおより紙を湖に投げ入れる。紙が沈んだら龍神様に願いが届いたということ。操縦士さんは、とりあえず全員分ちゃんと沈むのを見届けるまで待ってくれる。優しい世界。
梯子が見えるだろうか——
こんなところ絶対通らないでしょ!というところに、人のいた形跡がある。険しい道の先に、神に通じることができると信じた人たちの跡。
木々の緑と湖のブルーが美しい。この組み合わせ、エリック・ロメール『友だちの恋人』と同じだ!!(??)
奥に見える煙は天然クーラー。こんなに暑い夏なのによく出るものだ。自然はほんとうに不思議。
崖の頂上が「月を見て吠えてるクマ」みたいだと言う操縦士さん。分かる!それにしか見えない! 人里に降りたクマは生きていけない。人間とクマ、お互いが交わらない世界で幸せに生きていこうね……と切なくなってきた。共生とは何かを問われている?
60分間のクルーズはあっという間に終わった。
十和田湖をぐるっと囲む山の形が龍に見えることから、龍神様がいるという。自然に神を見出した先人たちの視点に感服する。
↑青い線を引いたところが龍の形に見える



十和田湖(散歩)

入り江に来たらやることといえば……
足をつける!
ひんやり気持ちいい。透明度が高すぎて、水に足をつけているとは思えない写真になってしまった。
桟橋を歩く(⚠️トンボ大量発生中)
十和田神社に向かう。
写真だと綺麗な道だけど、クマ注意の立て看板を見たので気が気でない。ごめんね、クマとは共生できないの…。いや、交わらないということが、あなたと私の 共生の道 なの…。
少し森の中を歩くと、パッと鳥居が出てくる。
(よくこんなところに建てたなあ。。)
参拝。
きのこ🍄見つけた。
来た道を戻る。神社の方は全然人が居なくて怖かったから、賑わっている船着場にホッとする。
ホテルに向かう前にちょっと休憩。
トマトとりんごのジュース、アップルパイを注文。アップルパイは、私にも馴染みのある素朴な味だった(としか言いようがない😂)
ホテル送迎バスが来たよ。バス停近くの自販機に北東北限定のりんごいろはすを見つけて嬉しい!



十和田プリンスホテル(ディナー)

夕方17時からディナーにしたら窓際のお席を確約できます!と言われて、お腹が空いてるわけでもないのに(数十分前にアップルパイを食べている)即決してしまった。
見たままの美味しさです(食レポが雑)。
「豆乳とチーズのババロアとガスパチョ」(写真右下)は、甘いもの続きだった本日の舌を蘇生させてくれる、良いしょっぱさだった。


十和田プリンスホテル(散策)

早めにディナーを済ませたから、本日の夜は長い。周りに何もないけど、翌朝に日の出を見る予定なので下見しておく。
ホテル隣接の桟橋。ここから日の出が綺麗に見えるらしい。それにしても柵がろくにないので、一歩踏み外したらお終いだ。日中は良いけど、さすがに夕方にもなると(しかも曇天)仄暗い湖が怖い。
iPhoneカメラ、無加工なのに空が綺麗なパープルに写る(肉眼より綺麗)。
露天風呂から見た星空が綺麗だったので表に出たけど、ホテルの灯が強すぎて全然見えず。でもこの日から、天体に興味が湧いてきている。暗闇なのに星があることで無限の空間を感じられるって、なんだかジャック・リヴェットの空間作りみたいだ。
ホテルのお庭。十和田湖を一望できる場所。子ども連れの家族がバドミントンしたり、追いかけっこしたり、みんな活発に過ごしているのも愛おしい。
夜19:00。
みんなディナータイムなのか、お庭は静かになった。


これで二日目終了。
旅行中の夜って、不思議なことにあっという間に時間が過ぎていく。
今度は流れ星を見てみたい。次の旅は、水だけでなく星を目的にするのもアリかもしれない。

つづく👇

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