MIHO

1児の母。言語聴覚士。 写真では残せない娘との日々の対話、成長、気づきを形にしておきた…

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1児の母。言語聴覚士。 写真では残せない娘との日々の対話、成長、気づきを形にしておきたい。 仕事のことも少し書くかも。

最近の記事

彼女の欠片を集めたら③

大学時代の同級生のお話。 もう会えなくなってから7年。 思い出すことは供養になるのかな。 彼女は言語聴覚士養成校時代の同級生で、席はいつも私の一つ前だった。 雨上がり Uちゃんとの電話は、自分が何を話したかあまり覚えていない。 ただ、つらいのに話してくれてありがとう、という事だけは何とか伝えられた。 電話のあと、湯舟に浸かりながら彼女のことを考える。 どんな言葉を投げつけられたのだろう、どれだけ痛かったのだろう。 手を合わせ、彼女の冥福を祈るしかなかった。 日

    • 彼女の欠片を集めたら②

      前回に引き続き、大学の同級生のことを。 書くことで何かが変わるわけではないけれど、自分の気持ちの整理になっているかもしれない。 彼女は言語聴覚士養成校時代の同級生で、席はいつも私の一つ前だった。 卒業後の彼女なんとか国家試験をパスし、私も彼女も新人の言語聴覚士として春から働くことになった。 私は卒業後地元に戻ったこともあり、彼女との交流はそこで途絶えた。 ただ、彼女の親友のUちゃんとは続けて連絡を取り合っている。 お互いが結婚するまで、年に1回旅行もしていた。

      • 彼女の欠片を集めたら①

        今回はお友達のことを。 この梅雨の時期が近づくと、毎年のように思い出す『彼女』がいます。 もう届くことはないけれど、言葉にせずにいられなかった。 悲しいお話ですが、よければ読んでいただけると救われる思いです。 彼女は言語聴覚士養成校時代の同級生で、席はいつも私の一つ前だった。 1.大学での彼女 彼女との出会いは言語聴覚士の養成校だった。 第一印象は、日本人形みたいだなと思ったことを覚えている。色白で長い黒髪、そして切れ長の瞳。 一見おとなしそうだったが、話してみると

        • 毎週必ず録画しているテレビ番組が一つだけある。 占い番組だ。 芸能人であろうが、一般人であろうが、占いによってベールを脱がされていく姿が面白い。 当てられて驚く表情を見ていると何となく気持ちよくなるのはなぜだろう。

        彼女の欠片を集めたら③

        • 彼女の欠片を集めたら②

        • 彼女の欠片を集めたら①

        • 毎週必ず録画しているテレビ番組が一つだけある。 占い番組だ。 芸能人であろうが、一般人であろうが、占いによってベールを脱がされていく姿が面白い。 当てられて驚く表情を見ていると何となく気持ちよくなるのはなぜだろう。

          娘はよく「ママ大好きなんだもーん」と言って甘えてくれる。 休みの日は特に好き好き攻撃乱れ打ち。 ふと、娘に「大好き」って最後に言ったのいつだろうと考える。 娘に甘えて、自分からの愛情表現をサボっていた。 ハグも言葉もたっぷり贈り続けよ、自分。

          娘はよく「ママ大好きなんだもーん」と言って甘えてくれる。 休みの日は特に好き好き攻撃乱れ打ち。 ふと、娘に「大好き」って最後に言ったのいつだろうと考える。 娘に甘えて、自分からの愛情表現をサボっていた。 ハグも言葉もたっぷり贈り続けよ、自分。

          人生を紐解く

          今更ではあるが、ZOOMでの勉強会に初参加した。 非対面での形式はどこか抵抗があったが、飛び込んでみるとそれ程違和感なく受講できた。 テーマは認知症。 勤務先の老健施設では認知症の方と関わる機会が多い。 認知症と診断されていなくても、何かしらの認知機能の低下がある方が半分以上ではないだろうか。 今日学べて良かったことは沢山あって書ききれないが、一番はっとさせられたのが『認知症の人の後悔、心残りが症状になっている』だ。 講師の先生によると、認知症の方の経験、エピソードを

          人生を紐解く

          子どもが午前保育だったので、観たがっていたドラえもんの映画へ行ってきた。敵を倒す武器に音楽を使うという発想が平和的でいいなと思った。 しかしポップコーンのサイズ、毎回ミスしてばかでかいのを買ってしまう・・。

          子どもが午前保育だったので、観たがっていたドラえもんの映画へ行ってきた。敵を倒す武器に音楽を使うという発想が平和的でいいなと思った。 しかしポップコーンのサイズ、毎回ミスしてばかでかいのを買ってしまう・・。

          カービィチャレンジでお悩み解決

          娘の長所は『何でも面白がることができるところ』だ。 例えば、脱衣所の電気ヒーターを消すのが娘の日課だが、電源OFFのスイッチを押すだけでは満足しない。 電源OFFのスイッチを押した後、「ママ、隠れよう!」。 『ブゥーーン』という電子音が完全に消えるまでの間、なぜか狭い脱衣所でのかくれんぼを要求される。 敵から逃げているシチュエーションらしい。 また、私が朝食の準備をしている間、「じいじ、ママを見張ろう!」。 台所の扉の隙間から準備する姿をのぞき見される。 私がご飯を持って

          カービィチャレンジでお悩み解決

          「『ね?』って、なんで言ったの?」

          娘に対して日常的に使ってしまう言葉に、「〇〇しよう、ね?」という言い回しがある。「お着換えしちゃおうよ、ね?」「一生懸命食べよう、ね?」のように多用しているようだ。ようだ、というのは主題のように娘に指摘されて初めて自覚したからである。振り返ってみると、朝のバタバタした時間帯や、食事や入浴など1日のルーティンにおいて、『時間に追われて気持ち的には焦っているけど、子どもが滞りなく遂行できるよう、怒ったり不機嫌さを出さず促したい』という場面が多い気がする。 親に言われなくても片付

          「『ね?』って、なんで言ったの?」

          世界陸上の2位の選手が麦わら帽子を被ってる(日本人ではない)。 ルフィかな。 娘は生まれて初めて見たルフィが某スクラッチCMでした。 なので、ルフィのことを「ワンピーススクラッチ!」と自信満々に呼んでいます。

          世界陸上の2位の選手が麦わら帽子を被ってる(日本人ではない)。 ルフィかな。 娘は生まれて初めて見たルフィが某スクラッチCMでした。 なので、ルフィのことを「ワンピーススクラッチ!」と自信満々に呼んでいます。

          真っ白なノート

          文章を書く練習をしたいと思う。 きっかけは、4歳になったばかりの娘の成長を文字でも残したいと思った事だ。 記録するだけなら日記帳にペンを走らせればいいのだが、色々考えた末、noteに書くことを選択した。 理由は、自分の文章に評価をつけてほしいためだ。 読み物として面白いと思ってもらえるのか、ただの日記レベルなのか、画面の向こう側の誰かに見定めてほしい。 今の気持ちは、新学期に買ったばかりのノートを開いた時のようなワクワク感と、少しの緊張感に似ている。 ただ、真っ白な

          真っ白なノート