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Webライター。 映画と音楽が中心のブログ。チャップリンとMGM映画大好き。

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    • 【第十四回】チャップリンが生きた道~モダン・タイムス編②~

      前回の記事ではモダン・タイムスのテーマである社会問題に触れたが、本作は単純な社会風刺映画ではないことも伝えておきたい。 チャップリンと言えば、どれだけ思想が強い作品であっても根本的に「人を笑わせること」を重視しているコメディアンだと忘れてはならない。 チャップリンがモダン・タイムスを通して観客に伝えたいことは「笑顔の大切さ」だったと思われる。 そう思う理由として、最後のシーンで挫折ばかり繰り返し険しくなる顔の少女(ポーレット・ゴダード)に対して「笑顔で」という言葉を掛け

      • 【第十三回】チャップリンが生きた道~モダン・タイムス編①~

        「街の灯(1931)」の次に製作された映画「モダン・タイムス(1936)」は初めてチャップリンの声が披露されたパート・トーキー映画である。 ただし、セリフはごく一部で、本編のほとんどは音楽と効果音である。すでにトーキー映画が主流だったため時代遅れと言われたが、後に「黄金狂時代」「街の灯」に匹敵するほどの傑作映画と呼ばれている。 さて、本作の最大のテーマは「資本主義社会」「機械文明」への鋭い社会風刺である。 チャップリンは1931年から18ヶ月に及ぶ世界旅行をきっかけに大

        • おすすめオカルト・都市伝説系YouTuber

          最近、オカルトや都市伝説を取り扱うユーチューバーが増えてきているということで、個人的おすすめのオカルト系ユーチューバーを紹介。 都市ボーイズ怪談や呪物を集めている早瀬さんと、歌舞伎町生まれの裏社会を知り尽くす岸本さんのコンビYouTuber。動画内容の濃さが素晴らしい!ゾクッとする怖い話から、不思議な話までさまざま。「実体験」に基づいたオカルト話が多く、2人が実際に取材を行ったエピソードなどが豊富。 都市ボーイズのお気に入り動画 ミルクティー飲みたいかわいらしい名前から

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          【第十二回】チャップリンが生きた道~街の灯編②~

          前回の記事に続き、チャップリン長編映画「街の灯」について書いていく。 前作「サーカス」ではリタとの離婚訴訟や、4週間撮り溜めたフィルムが使用できなくなる、スタジオが火災になるなどの不幸が続いた。「街の灯」の製作も容易ではなく、約3年間もの製作期間を経て映画公開された。 まず、チャップリンの完璧主義な性格がよくわかるエピソードから話していこう。 チャップリンと盲目の花売り女性の出会いのシーンは、342回ものNGが出た。3分ほどの短いシーンだが、撮影日数534日のうち368

          【第十二回】チャップリンが生きた道~街の灯編②~

          【第十一回】チャップリンが生きた道~街の灯編①~

          「サーカス(1928)」の次の作品「街の灯(1931)」について紹介していく。 チャップリン映画史上「ロマンチックで笑いと涙がこぼれる一作」として大きな評価を得ており、公開後すぐに大ヒットを収めた。2005年の米タイム誌の「ベスト映画100本」に選ばれた映画でもある。 これまでも心がほっこりするような作品を生み出してきたが、「街の灯」は群を抜いて人の心に働きかける作品となった。 本作は放浪紳士チャップリンが恋した、盲目の花売り女性のために、汗水たらしながら目の治療費を稼

          【第十一回】チャップリンが生きた道~街の灯編①~

          ディズニー+で視聴できる!ハロウィーンにぴったりな作品

          今日はハロウィーンということなので、ハロウィーンに観たいおすすめ作品を紹介! ディズニーのハロウィーン映画といえばこの作品! 「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」 ディズニーチャンネルオリジナルムービーのシリーズ映画! 「ハロウィーンタウン」 ハロウィーン定番映画!2022年に公開された続編も配信中! 「ホーカスポーカス」 MCU作品のモノクロバトル!クラシカルな雰囲気が◎ 「ウェアウルフ・バイ・ナイト」 マペット×ホーンテッドマンションのコラボ!ジョン・ステイモ

          ディズニー+で視聴できる!ハロウィーンにぴったりな作品

          夢が詰まっている!ディズニー創立100周年を記念して製作された「ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-」

          先週10/16(月)にディズニー+にて配信された短編映画「ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-」が素敵すぎたので紹介。 本編は、2023年10月16日でディズニー100周年を飾る記念日として、ディズニーのキャラクター全員(ピクサーや一部のキャラクターを除く)で写真撮影をするというストーリーである。 予告編 総勢543キャラクターが登場し、「ディズニー好きにとってはこれ以上のご褒美はない!」と断言できるほどの豪華さである。 ミッキー&ミニーやドナルド、グー

          夢が詰まっている!ディズニー創立100周年を記念して製作された「ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-」

          【第十回】チャップリンが生きた道~サーカス編~

          「黄金狂時代(1925)」の次に手掛けた作品は「サーカス(1928)」である。 本作はタイトル通り「サーカス」がテーマであることから、体を張ったシーンが多く、スタントは一切なしで撮影されている。 例えば、綱渡りをするシーンやライオンの檻に入れられるシーンもスタントなしである。 チャップリンの恋敵レックス役を演じたハリー・クロッカーと共に、何週間も綱渡りの練習をした。 なんと、綱渡りのシーンは700回、ライオンの檻に入るシーンは200回もの撮影に至った。 「サーカス」

          【第十回】チャップリンが生きた道~サーカス編~

          【本・映画・フィギュアなど】好きな人にはたまらない!大阪にある楽しいお店

          【映画館】プラネットプラスワンクラシック映画や若手監督の自主制作映画などを上映しており、映画好きが集う映画館。秘密基地のような雰囲気でワクワク感がとまらない。 Wikipediaによると、もともとはプラネット映画資料図書館として運営されていたようだ。 以前「バンドワゴン」を鑑賞させてもらった。大きなスクリーンでフレッド・アステアとシド・チャリシーをじっくり観れたのは良い思い出。 住所:大阪府大阪市北区中崎2-3-12 アクセス:地下鉄谷町線「中崎町駅」2番出口より徒歩1

          【本・映画・フィギュアなど】好きな人にはたまらない!大阪にある楽しいお店

          【第九回】チャップリンの生きた道~短編・中編映画から長編映画製作へ~

          本記事は【第五回】チャップリンが生きた道~私生活と映画製作に与えた影響の続きです。 チャップリンは「キッド(1912)」以降、短編・中編映画「のらくら」「給料日」「偽牧師」の3作品経て、本格的に長編映画に軸足を移すことになる。 さて、チャップリン長編映画の話の前に、「のらくら(1921)」「給料日(1922)」「偽牧師(1923)」の話をしよう。 こちら3作品はファースト・ナショナル社時代の作品である。 「のらくら(1921)」を製作する前から、チャップリンは自身の映

          【第九回】チャップリンの生きた道~短編・中編映画から長編映画製作へ~

          【第八回】チャップリンが生きた道~愛した女性たち②~

          チャップリンの3番目の妻は女優ポーレット・ゴダードである。 ポーレットとは法的な結婚はせず事実婚であったが、6年間パートナー関係を築き上げており、チャップリン自伝では妻と記載されている。 チャップリンの作品には「モダン・タイムス(1936)」「独裁者(1940)」に出演。チャップリン作品以外でも出演しており、「セカンド・コーラス」ではフレッド・アステアと共演している。 非の打ち所がない綺麗な顔立ちであり、未成年者だった前妻2人とは異なり成人女性である。 「モダン・タイ

          【第八回】チャップリンが生きた道~愛した女性たち②~

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          2023/10/03 藤田美術館

          2023/10/03 藤田美術館

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          【第七回】チャップリンが生きた道~愛した女性たち①~

          チャップリンの二番目の妻はリタ・グレイ(本名 リリタ・ルイーズ・マクマレイ)という女性である。 1924年にチャップリンとリタは結婚をした。当時のリタの年齢は16歳という若さであり、最初の妻ハリスと同じく妊娠をきっかけに結婚することになる。(後に、前妻ハリスの妊娠は虚言だったことが発覚するが) カリフォルニア州法では未成年者と関係を持つと強姦罪にあたるため、チャップリンは結婚せざるを得ない状況となり、1924年11月26日にメキシコで結婚式を挙げた。 リタは12歳の頃に

          【第七回】チャップリンが生きた道~愛した女性たち①~

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          クラシック女優の美しいドレス

          クラシック女優の美しいドレス

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          クラシック俳優ミニ図鑑|ジェーン・パウエル

          ジェーン・パウエル(Jane Powell) 本名 Suzanne Lorraine Burce 生年月日 1929年4月1日 出身地 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国オレゴン州ポーランドで、ジェーンは一人っ子として生まれた。2歳のときにダンスレッスンをスタートし、5歳になる頃には子供向けラジオ番組に出演を果たす。 歌のレッスンも受けていたジェーンは、12歳のときにオレゴン・ビクトリー・ガールに選ばれ、軍事キャンプや病院などで歌を披露しながら州内を巡回。ポーランドのラジオ局

          クラシック俳優ミニ図鑑|ジェーン・パウエル