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e-Sportsイベント「RAGE」を見に行って

昨日の予告どおりというか、なんとか起きることができましたので行ってきました。幕張メッセ。ここに来るのは確か半年ぶりだったと思います。

そして今回行ってきたのはもちろんe-SportsのイベントRAGEです。

目的としてはゲームが好きな人間として今のe-Sportsの最前線はどんな感じなんだろうというのを知るのが目的です。

ここに入場したのは10時頃で開場して一時間ぐらい経った頃です。個人的なイメージですと比較的入場も賑わっているであろう時間です。

ところがというか正直に言いますが、入るとき人はポツポツと数人が定期的に入ってくるぐらいで入場規制などもなかったです。本当に大丈夫かと不安になりました。

これが入場直後の階段から撮った写真、もう雰囲気が良いしわくわくさせてくれる。

さて下に降りるとすぐ出会ったのがShadowverseのステージ。トーナメントの1回戦の試合をやっていました。このゲームはざっくりというと戦略性に富んだカードゲームです。未プレイとしては見ていてなんとなくすごいというのは分かりましたが、カードゲームの盛り上がるポイントって素人の目線だとどこなんだか分からず少々難しかったなぁという印象。

また観客も決して少なくはなかったのですが、席について見るというよりは自分見たく少し離れたところで遠巻きに見ているという人が多かったように思います。そのため席が少々空いていました。

若干否定的ですが、これでもコードオブジョーカーという別のカードゲームをある程度プレイしてるのでカードゲームはハマれば魅力的というのは分かります。

またRAGEの看板タイトルの一つですしスポンサードされたリーグ戦をやっているというのも事前知識で得ていましたが、それでもなんか企業の力の入れ具合と実際の剥離というかそういう現実を感じました。

もしかしたらこのように感じたのは本編の試合とその横で当日限定のサイドトーナメントや星取りバトルと呼ばれるリーグ戦所属のプロ選手との交流戦(?)をやっていて人が分散していたからというのもあるかもしれません。

そうなるとますますの惜しさを感じます。


次に訪れたのはフォートナイトのステージ。フォートナイトは100人が一度に戦い生き残りを目指すというバトルロワイヤルゲームの一つです。今回はオフラインの現地参加の人が16,それに加えて有名実況者、ストリーマーが参加し残りはオンラインの人たちが試合をするという形式。個人的にフォートナイトは世界的な盛り上がりを感じているので少し期待をしていたタイトルです。最初は準備中だったのか状況がうまく分からなかったので、後述するシージのイベントの後に一試合を改めて見ました。

試合内容としては実況者の方が誰もが驚くぐらい最初の小競り合いで負けてしまったのが印象的でしたが試合内容としてはとてもおもしろかったです。ただ観客用のモニターが少々小さくこじんまり感が残念だったように思いました。



そして今回のメインで訪れたレインボーシックシージ。このゲームは5対5で戦う戦略的なFPS(主観視点で戦うゲーム)です。

実は正直なところShadowverseのステージやフォートナイトを片手間に見ていて、今日ここに着たのは失敗だったかなと思うぐらいでいました。

ところがですよ。

いざ始まってみると

この人の数! 座席が150あったようですがどう見てもぜんぜん足りずおそらくですが、500~600人ぐらいはいたように感じました。

内容としては先月のパリ大会で世界一になった海外のチームが緊急来日し、日本の2つのチームが挑むという内容。結果からしたら惨敗でしたが、中身としては非常に面白かったです。

まずは日本相手に圧倒的な戦略とスキルを見せた世界一のチームがすごい。スキルや戦略は一定以上いくと人を魅了させるものというのを肌で感じました。

また日本チームの奮闘っぷりもすごかった。今回の相手が相手だったためどうなるのかなと思っていましたが、ときおり見せる一矢の報いがすごかったです。

そうそう観客側も皆これらが分かっているのか盛り上がるところでは盛り上がるし特にすごかったところでは声が出るなど、日本人は静かに見ているなんてことはないというのを本当に見せつけたように思います。

あとすごいなと思うのはこのゲームについている観戦機能とそれを操作するカメラマンがとてもすごかったように思います。まず準備の段階では俯瞰視点でそれぞれの選手がどのように動いているのかを見せ、そして試合となった部分では要所要所で重要と鳴っていそうな選手の視点にそれぞれ変わっていく。

機能として行ってしまえばこれですが見えないところでこれらを操作するカメラマンが後から思うと本当にすごかった。試合を分かっているというか観客側からしたらありがちな「なんで肝心なところが写っていない・・」というもどかしい状況がわりと少なかったように思います。それだけストレスなしで見れたのはほんとうすごい。


ということでShadowverse、フォートナイト、レインボーシックスシージの3本を見てきました。なお後半にやっていたVチューバーの交流戦に関してはe-Sportsとはちょっと違うかなと思ったので見ないで撤退しました。

全体を統括することを言うなら本当レインボーシックスシージの盛り上がりを体験しただけで大変満足したという一日でした。なんというかe-Sportsに限らず他の観客と同じ空間を共有して盛り上がるというあの感じ。あれは本当良かったです。この共有感を考えるとやはりこれはe-Sportsだ。

またルールを大雑把にしか把握していない素人でも楽しめたというのが本当大きい。サッカー、野球をはじめとした他の一般的スポーツでもそうですが、ルールをざっくりとぐらいしか理解していない素人が見に行った時に「良かったね」とか「また行きたい」と思わせるのは簡単ではありません。それを感じさせるだけでも今回は本当違いましたし事実またシージ関係のイベントがあったら見に行きたいかもしれないと思いました。

e-Sportsに関して言うと盛り上がっているところとそうではないところが別れており、まだまだ課題は多いように思いました。ただ選手たちは見ていてプロだなと思わせるところはいくつもありましたし、e-Sportsといわれしばらくたちますが、これでもまだ始まったばかりの領域のように感じました。

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わりと否定的だったShadowverseに関してはあれだけ盛り上げようとしているんだからやってみようかなという気になりました。ただジャンル的にスポーツとしての盛り上がりはどうも難しそうです。例えるなら将棋を見ているような気分。将棋をどうやったら盛り上げることができるのか。今だとスター選手の到来とかありますが、それだけではないはずです。


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