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カルト味の強いDUNE
博多でも上映されること、しかも本日(8/2)公開であることを昨晩夜中に知り、さらに毎日1回くらいしか単館上映されず、時間帯もまちまちという、なかなかのスケジュールで、もうこれは今日行くしかないでしょうということで、デヴィッド・リンチ監督の84年作「デューン 砂の惑星」4Kリマスター版を観にいそいそと出掛けた。
当時、劇場で見そびれていたため残念でならなかったものの、心ならずも不評を買っていたので
視点が思考の始点なり
胸が痛い、思わず手を当てる
音が割れるように身体に響き渡る、
体内からブワッと破裂するような感覚
耳がキーンと鳴る、無音、ホワイトアウト
息を飲む、秒読みで原爆を浴びる擬似体験
実際はこんなに甘くないと知りつつも
ワナワナと震えが止まらない
ドーンと重い、疲労感に包まれる
知は罪と識る
人は賢くなるほど愚かになってゆく矛盾
賞賛と許しは与えられた側のものではなく、
与える側が恩恵または容赦を
味方かどうかは見方次第
今SFを撮らせたら随一と称賛されるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が手掛けた、昔から映画化が難しいと言われ続けている、待望の「DUNE/デューン砂の惑星」part2を雨の中ひとり見に行った。コロナ禍に加えハリウッドのストもあり、約半年ほど公開が遅れ、なかなか出掛けてまで見たい映画も少なかったので、久々期待を裏切らない内容で安堵した。エンタメや商業性を超越する思想と世界観、美術・デザイン性で続編が限りなく続
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