マガジンのカバー画像

ベイビーからアダルトにステップアップしました

25
ベイビーステップ第453回「再会」からの二次創作です。 主人公・丸尾栄一郎とヒロイン・鷹崎奈津は、ついに結ばれるのですが、少年マンガ雑誌という性格上、そのシーンはカットされていま…
運営しているクリエイター

#SEX

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第25回(最終回) ずっと一緒だからね−4 何を朝っぱらからこんなことを言っているのだ、このむっつりスケベ! ワタシは、全身が真っ赤になるのを感じた。すかさず 「バカァ!!」 と叫び、この変態野郎に肘打ちを食らわせてやったわ。 でも嬉しかった。なぜって、ワタシに新しい世界と歓びを与えてくれたのだから。 ワタシはクスッと笑い 「でもエーちゃん、スゴかった…………」 と、小声でつぶやいた。 だって…………本当にスゴかったんだもん。 そして、最後に口にした…………あの恥ずかし

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第24回 ずっと一緒だからね−3 この攻撃は、エーちゃんが経験したことのない快感をもたらしたみたいだ。 「ちょ、ちょ、ちょっと、なっちゃん、気持ちよすぎるよ」 彼は身もだえ、大声を出した。 ワタシはニヤッと笑うと 「もっともっと、エーちゃんを気持ちよくさせてあげるよ」 といい、彼の全身をくまなく愛撫する。 そしてイチモツに息を吹きかけ、舌で転がし、足にも執拗に攻撃を繰り返す。 すると彼は、快楽と苦痛が入り交じった表情を浮かべはじめる。身をくねらせて 「ウォ────!!!

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第23回 ずっと一緒だからね−2 準備が整ったところで、2人は準備代わりのキスをする。 ワタシはエーちゃんに背中を向けると掌を窓につき、お尻を彼に突き出す。 視線をチラリと彼に向け、1回頷いてサインを送った。 エーちゃんはワタシの意思を確認すると、逞しい両腕でワタシの乳房をわしづかみにした。 優しくワタシの中に入ると、カチカチに硬くなったカレの先端部が、アタシの秘部を突く。 この上ない快感が、身体の中心に広がっていく。 彼はそれを確かめると、一度イチモツをワタシの外に出し

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第22回 ずっとずっと一緒だからね−1 エーちゃんと一つになった2日後、ワタシはATPツアー・アトランタ大会の観客席にいた。 彼がセット間に、椅子に座ってノートをつけている姿を見た観客は、一斉にどよめく。 その姿を見たワタシは、心の中で 「どこにいてもエーちゃんはエーちゃんだね」 とつぶやく。 試合を見て、やっぱりATPツアーのレベルは違うなと実感する。 スピード、技術、パワー、そして戦術。とてもじゃないが、今のワタシのレベルとは何もかも違いすぎる。 もちろん私が所属す

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第21回 夢の続き−3 「ウ…………ウ…………ウ…………モウ……………ダメ………………」 「許してよ………………エーちゃん………………死んじゃう………………」 「あたし………………しんじゃうんだからね………………お……ね……が……ぃ……」 しかし僕は 「今度は、許してあげないよ」 というと、耳元で 「歯を食いしばったら、もっともっと気持ちよくなるよ」 と囁く。 彼女は目を見開き、言われたとおりにする。 心の中で 「よし、今だ!」 とつぶやくと、最後の力を振り絞って攻勢をかけ

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第20回 夢の続き−2 一種の陶酔感に包まれて、僕はなっちゃんの背中をやさしくさすっている。 「ハーッ ハーッハーッ ハーッ」 という荒い吐息が、彼女の口から僕の肩口に注がれている。 僕の背にもたれたまま、彼女もまた、僕の身体をやさしく愛撫している。 気分が落ち着いたのだろう、彼女は僕を見てにっこりと微笑む。 2人の間で交わされる、情熱的なやりとり。 唇に、おでこに、頬に、そしてお互いの胸の芯に。 夜景の光が、彼女の姿を照らし出す。顔はほんのり赤い。 柔らかな肌からは、女

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第19回 夢の続き その1 「カンパーイ!!」 「みんな、お疲れ様でしたー!!」 ここは、僕が泊まっているホテルのレストラン。 無事にATPツアーデビュー戦が終わり、「チーム丸尾」のメンバーになっちゃんも加わり、打ち上げパーティーの真っ最中。 さすがにATPツアーである。このレベルになると、一筋縄で行かないレベルの選手ばかり。スピード、パワー、テクニック、戦略眼、戦術。何もかも、下部ツアーとは段違いだ。 少しでも気をぬけば、ポイント獲得どころか、再び下位ツアーに転落する。

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第18回 もうダメ……わたしイッチャウから…… ワタシの口からは 「ハゥグッ!ハゥ!ハゥ!ハゥ!ハゥ!ハゥ!ハゥ!ハゥ!」 「グゥオゥ!オゥ!オゥ!オゥ!オゥ!オゥ!オゥ!オゥ!」 という、はしたない声が止まらない。 彼もその様子を面白がったのか、ワタシの動きに合わせて腰の動きを変えてくる。いつの間にかワタシは 「モットォォォォォォォォォ!!!!エーちゃん、モットォォォォォ!!!!」 と、彼に攻撃を「おねだり」する醜態をさらしていた。 ちょっと前のワタシは、まさか好きな男

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第17回 第3セット開始! ワタシと彼の間で交わした2回の交わりは、いずれもワタシの完敗に終わった。 どちらも、ワタシは彼のテクニックに翻弄され、そしてあられもない醜態をさらした。あの屈辱は、そう簡単に忘れるものではない。 どうしたらワタシは、彼から主導権を取り戻せるのか? そんなことを考えながら、ワタシはヤツの隣で歩いていた。 私たちが向かった部屋は、ホームステイ先のお子さんが、この家から独立するまで使っていた部屋である。主のいない現在は、ベッドと小さなタンスが一つあ

ベイビーからアダルトにステップアップしました #16

第16回 淫らになっていく私 ここまで言えば、いくらスケベなアイツでもいい加減諦めてくれるだろう。そう思った私だったが……甘かった。 ヤツは微笑みながらも、悪魔のようなささやきをワタシにぶつけてきた。 「なっちゃん、聞こえない」 もういいや。 「お○○こにちょうだい!」 ワタシは、ヤケになって叫んだ。 エーちゃんは大胆不敵に笑うと、勢いよくワタシの上にのしかかってきた。固く膨らんだイチモツを差し込み、身体の深いところにぐりぐりと押しつけ、ワタシの中で力強く動き出す。 「

ベイビーからアダルトにステップアップしました #15

第15回 第2セット開始@ベッドルーム エーちゃんに寄りかかって手を握っているうちに、汗で濡れていたからだが、冷えているのに気がついた。 まずい。このままではエーちゃんに風邪をひかせてしまう。 エーちゃんに視線を向けると、彼も同じことを考えていたのだろう。 「エーちゃ……」 「なっちゃ……」 ワタシとエーちゃんは全く同じタイミングで声を出し、そして大声で笑った。 彼の屈託のない笑顔を見て、ワタシはほっこりとした気分になった。 愛する人の笑顔が、こんなに気分を楽にさせるなん

ベイビーからアダルトにステップアップしました #10

第10回 アイツがやってくる前に(後編) 「ナツ、彼とはどこまで進んだの?」 ワタシがチームメートに 「今付き合っている彼氏がいる」 と言うと、決まってこんな質問をされる。 「向こうにいたときは、キスはしていたけどね」 ……重苦しい沈黙の後、こんな言葉が返ってくるのもお約束になっていた。 「ナツ……あなたの彼氏は、ひょっとしてゲイなの? それとも不能なの?」 アメリカのカップルは付き合うということは、セックスもしているというのが常識だ。ほとんどの学生は、高校時代に童貞・処女

ベイビーからアダルトにステップアップしました #11

#11 後は心の準備とか 「ピンポーン」 午後7時前、玄関の呼び鈴が鳴った。 どうやら、あいつは無事に着いたようだ。 ワタシは喜色満面の表情で、玄関のドアを開ける。 そこには、4年間ずっとワタシを支え続けてくれたヤツが、嬉しそうな顔をしている。 「なっちゃん久しぶり! 会いたかったよ」 「うん。私もだよ」 ワタシはそういうなり、思い切り抱きしめた ……というのは正確ではない。 実際は抱きしめるふりをして、ワタシはこの一年間で成長した乳房を、思い切り彼に押しつけた。 さすがに