自分を知る練習をすれば、こころもタスクも整理できる(そして気分の良い人生が)

勝負の厳しいクリエイター界でずっと活動してきた私。だからこそ分かることって、幾つかあります。その1つが「他のクリエイターさんたちの悩み」。

11月6日(土)の朝9時から、音声SNSクラブハウスでこんなお話をします。悩んでいる方が多いと聞き、本気の本気でお話します。60分一本勝負で一秒たりともoverできないので、11月13日(土)に続きも。本気で聴きにいらしてください。

創作もマインドも時間管理も一般論通りにできない!を
クリエイター目線で解決するルーム

以下は当日使うメモです。これだけでも、クリエイターの人生に必要なヒントが幾つか掴めるかと・・・よろしければご覧ください。

A- クリエイターの人生って...


1- クリエイターとしての人生を、自分が自分の意志で選択したのだ、ということを受け入れる必要が出てくる。
2- 普通じゃなくて、他の「一般的な仕事」とは全然違う人生になる。
3- 大多数の方には変だと思われる。マイノリティになる。
4- お手本が探しにくくなる。自分らしさを極めるのがクリエイターのゴールなので「この人のやり方を真似すればOK」というお手本はこの世に1人も見つからない。
5- その代わり「他の人はできない珍しい体験」が出来る場合が多い。
6- 人に気を使うことを強いられる社会の中でも、自分の気持ちを表現する場がいつでも持てるのも良いこと。
7- 正解不正解を自分で決められる。その代わり、正解不正解を外に求めても、誰も教えてくれないという辛さはある。
8- ひとりで何役も必要なのがクリエイター。作り手・プロデューサー・売り込み営業担当・それらすべてを統括する会社の社長、などなど。別のHatをかぶったら別の人になれるように。


B- つまり自分が大事であり、孤独が大事になってくる


1. クリエイターのクリエイティビティが最大に発揮されるのは独りの時。
2. 独りを寂しいとか辛いと思っていると、そこで「停滞する」。
3. 自分の力を最大限に伸ばして、その上で誰かとコラボレーションするように生きる。
4. 依存したり、頼ったり、過度に期待したり、過度に期待させたり、過度に気を使ったり過度に気を使わせたり、それらは全部クリエイトのじゃまになる。強すぎるつながりは断って、独りで出せる力を強める。


C- 勉強と練習が必要な理由


その芸術で必要な技術を手に入れることは「言葉」を手に入れることと同じ。それがなければ、あなたが言いたいことを誰も分かってくれない。

ワーク:比喩を使って自分のおかれた状況を分析する。
・外国語を学ぶことと
・あなたの専門に必要な技術を学ぶこと
この2つの共通点を書いてみよう。

●数多くの英単語を覚える→あなたの専門だと○○○を覚えることに似ている
●構文(文章の型)を覚えることは→○○○を覚えることに似ている
●発音を学んで単語や構文をスラスラ言えるようになることは→○○○をスラスラできるようになることと似ている

D - あなたのアートの「言葉(ランゲージ)」とあなたの感情を結びつける

あなたのアートで使う様々な要素やテクニックを細分化して、それら1つ1つが自分にとってどんな感情を呼び起こすものなのかを、つぶさに理解しておき、脳の中の「使用すべきときにさっと取り出して使える」位置に格納しておかないといけない。

アート技術と感情の結びつけワーク
・色を使うアートなら … 赤は「自分に」どんな感情を巻き起こすか、青なら?黄色なら?緑なら?
・マテリアルを使うアートなら...硬い素材は「自分に」どんな感情を巻き起こすか、柔らかい素材は?固体は?流体は?
・音楽なら … 低い音は「自分に」どんな感情を巻き起こすか、高い音は?柔らかい音は?硬い音は?


E - 個性のあるアート作品とはどんな作品なのか


ワーク:いちばん最近「わあ、これは個性的!こんな作品が作りたい・こんな仕事がしたい!」と思ったのは
・いつ?
・誰の作品?
・どんなところが個性的と思った?
これらから、あなたが「得たい個性」とは「どんな形をしているのか」を判明させる。


F - あなた自身を知る必要がある理由


質問:あなたが言いたいことを、あなた自身が言葉にできなければ、誰が代わりに言葉にしてくれるのか。


1- 不満がある時、文句がある時、不安がある時、不満・文句・不安を口にするより「何が欲しいか」を発表するほうが、よっぽど効率的に「ほしい結果」を手に入れられる。これからは、文句は言わない。欲しい物を言う。
2- あなたは誰なのか←これをはっきり言えないアーティストの作品なんて、果たして欲しいだろうか。
3- あなたは誰なのか←これがはっきり分からないままで、あなた「らしい」作品なんて作れるのだろうか。

再確認:行きたいゴールが分からないのに歩き回っていても、偶然そのゴールに着ける日はいつまでも来ない。死ぬまでにそのゴールにたどり着きたいなら、現実に向き合ってやるべきことをやったほうがいい。

あなた自身を知るための「わたしは作文」ワーク
・わたしは、で始まる文章を50個くらい書いてみる。勢いに任せてどんどん書くのが大事。止まって思考しないこと。とにかく書けるだけ書く。


G - 「感情」を間違った方法で大切にしないように


1- 感情の中には、過去の経験から来る不安や恐怖感から脊髄反射のように出てくるだけであなたの本物の感情ではないものが含まれている→古代、死なないために必要だった感情で現代人には必要ない。
2- 恐怖・不安・心配な気持ちを大事にしすぎると、その下に隠れた本当の気持ちを無視することになる。
3- 正常化バイアスという言葉を知る。ドメスティック・バイオレンスから離れられない心理状態についても考えてみる。
4- 体の反応に細かく気を払うと、本当は嫌だと思っていることに気づける。
5- 怒りは期待から来る。
6- 不安や怒りに捕われて離れられない場合は、体を使って解決する。心技体。


H - あなた自身の感性に掛かっている「くすみ」「蓋」を取り外すワーク


ワーク:クローゼットを開いて、自分の服を全部眺めてみる。掛かっている服のうち「無難だから」「職場で要求されているから」など他人の価値観に基づいて買ったものはどれか。自分が本当に好きで着たくて買ったものはどれか。この2つを分けて後者だけを着るようにする。

・怖いと感じた人は、なぜ怖いのかを自分に聞く
・無難な服を着たい人は、なぜ無難で居たいのかを自分に聞く

その上で、怖くない毎日・無難な毎日と、自分らしい毎日、どっちが良いのかを改めて考えて決断する。一度決めたら、決めたことだけを、やる。

1- 3秒ルール。なにごとも3秒止まって味わう。
2- 考える練習:すぐに相槌をうたず、自分がどう思っているかを確認してから相槌を「選び取る」。
3- 無難な言葉で片付けない。人がよく使う表現を避けて、もっとも適切な言葉を探してから、はじめてしゃべる。
4- 他人の価値観を「着込んで」生きていると感じたら、それをひとつひとつ脱いでいく。例:「これはお父さんの価値観だった、私のものではない」と感じたら、それを脱ぐイメージを頭の中でして、お父さんありがとう、今まではこれに助けられていたけれども、これからは自分でやってみるよ、と言いながら上着を脱ぐようなイメージを頭の中でうかべる。


I - 自分の「ぶっちゃけの価値観」を知る


・お金はどれだけ大事だろうか。
・家族・彼氏彼女やパートナーはどれだけ大事だろうか。
・友達はどれだけ大事だろうか。
・足りないと思っているもの、得たいものはなんだろうか。
・足りていて満足していると思っているものはなんだろうか。

これらと、自分自身の人生の目標はどっちがどのくらい大切かをよーく考えてみる。

ワーク:制限なしのジーニーが出てきたら、なにをどう出してもらう?


では当日、ルームにてお会いしましょう!

PS1:ヘッダーのイラストは親友で私のことを大変に理解してくれているイラストレーター坂本奈緒によるものです。ブログ内容を伝えたら描いてくれました。感謝!

PS2:この内容は先日のこちらの投稿の続きです。



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