NYの音楽家 Miggy 宮嶋みぎわ
みぎわは現在ニューヨーク市在住です。ニューヨーカーの目線で見たあれこれをこちらで書いていきますよ!
本業の作曲について言いたい放題!!!!!
音楽家にとってこころの健康を保つことはとても大事なことです。一生懸命勉強していたら、いつしかこころの健康について詳しくなってしまったので、時々その話も書きますよ!
元リクルートのわたし、三つ子の魂百まで、でして、音楽家になってもついついビジネスマインドが蘇ってきます。
リクルートからNY在住の音楽家へと異常な転職を遂げた宮嶋みぎわだからこそ分かる、自分の本音の見つけ方・付き合い方をシェアするサービス「自分掘り下げラボ」の制作裏話です。
はじめまして、宮嶋みぎわと申します。米国のニューヨークで、作曲家・プロデューサー・ピアニストをしています。 元リクルートで、文章を書くことも好き … ビジネスや勉強法、こころの整え方についての発信も好き … とちょっと変わった音楽家です。 音楽を使ってメッセージを届けるのが生きがいです。私は音って特別なものだと思っています。音はこころの中の特別な場所 - 言葉が届く場所とは別のところに届くと思うのです。 言葉ではうまく言い表せない感情っていっぱいありますよね。 それら
去る4月14日&15日にとんでもない経験をしました。 ウィントン・マルサリスさんと、彼が率いるJazz at Lincoln Center Orchestraのコンサートで指揮を担当したのです。依頼が来たのが2日前というとんでもないおまけ付き笑! しかもゲストにCuba音楽の大スター、パキート・デリベラさん!作曲家が、キューバ出身のグラミーノミネート作曲家・ピアニスト「エリオ・ビジャフランカ」 Elio Villafranca!!!素晴らしい作曲家ですよ。 エリオはジュ
欲しい賞が得られなかった、出たいライブに出られなかった…そんなことをきっかけに、自分には才能や可能性がないと考えてしまうことがあります。 そういう相談をなぜか日本でもアメリカでも受けることが多いわたし。以下のお返事を米国の友人に送ったらとても喜ばれたので転記してみます。 短い投稿ですが、よろしければ! お友達の皆さん:欲しい賞が得られなかった、出たいライブに出られなかった…そんな風に「誰かがあなたを選ばなかった」時は、どうぞ気をつけてください。 自分と自分の未来を、そ
4月になりましたね! 新社会人ならぬ、新プロ音楽家の皆さま、おめでとうございます。ようこそ、こちらの世界へいらっしゃいました! 今日は、世界的ベース奏者Adam Blackstoneさんによる 「より良い音楽家になるための3つのこと」 というお話をシェアします。 自分が愛する音楽を共有することでお金をいただける、しかも何人で分けても音楽って減らないし。音楽で誰かの人生が変わることだってある。なんてすごいんでしょう音楽って!大好き! でも辛いこともたくさんありますね。迷う
上手く行かないことがあっても、絶望しないでほしい。 これで終わりだとは、絶対に思わないでほしい。 というのが今日の話題です。 もうすぐ4月。第一希望の学校や就職先に意気揚々と向かう方もいるだろうけれど、第二希望以下で、実はしょんぼり…って方も多い時期かなと思って。 でもね、ほんとに。これで終わりなんて人生にはないのよ。私も今回大きな賞を頂く前に3回、落ちているのですよ、同じ賞に。 わたしはね、人生に一番大事なのって才能じゃないと思うんですよ。失敗しても何度も挑戦できる「
ただの呟きなんですが聴いて欲しくて書いちゃう。 今、本を書き始めているんだけど。 これが 全然上手にできない!! 笑えるくらいできない! 泣けるくらいできない! 一晩寝てみてもできないし! 早起きしても、夜ふかししてもできない!! 笑 でも編集者さんと打ち合わせをすると 嘘のように霧が晴れて自分の間違いが分かる。 一度指摘いただくと あ!だよね!となって さっきまでどうして分からなかったのかが 逆にわからないくらい よく分かるw 組曲を書くのと書籍の執筆は
社会貢献には、若い頃から興味があったほうだと思う。 父も母もボランティアを自然にする人たちだったし、すぐ下の妹は元看護師で、看護師資格が必要なボランティアにたくさん参加していた。下の妹も周りの方をいつも助けている優しい子で、私もいつも どうしたら役に立てるのかな? とずーっと思っていた。 「社会貢献」 「誰かの役に立つ」 「ボランティア活動」 こういう言葉って、誰でも、本当は憧れがあると思う。誰かの役に立って喜んでもらえるってすごく嬉しいし。人間の本能には、役に立ち
私はずっとaccessible(アクセス可能)な表現を探していた 私が「ボーカル入りのバンドを組むわ!」と突然言い出した2022年の秋、まわりの友達は相当驚いたらしい! ボーカル入りバンド=中二病の時に組むもの NYのジャズオーケストラ=めっちゃ勉強した人じゃないとやれない高尚なもの そんなイメージがあったらしくて。「高尚エリア」に入った人が「なんで中二に戻るの?」と思ったのだそうだ。 この大変失礼な表現、全然正しくないが、理解できる部分もある。 バンドの音楽は中学
突然ですが 人は誰でも天才作曲家になれます。 誰もかれも皆、です。 あなたも、です。 なのにどうして世間には天才作曲家が少ないのか!! 答えは簡単 「こころに正直に曲を書かないから」。 カッコつけたり 感心してもらいたいからってテクニックに走ったり 邪心がおおいのよ邪心があ。 と、こういう話って、音楽家の友とcafeで話したりはするのですが 一般にはご披露することがほとんどなく 特に日本に向けて日本語で発信することがほぼZEROなので このたび! 一大決心をいたしま
最近人生について学んだことが2つある。 今やっているサックス四重奏プロジェクトが、この2つを私に教えてくれている。 始まりは「大変すぎたコロナ禍」 この 副田整歩と「サックス四重奏でレコーディングするぞ!プロジェクト」 は2020年からやっている。 これまでに2回レコーディングしていて、この春、もう一度追加の楽曲をレコーディングすることにした。 過去2回のレコーディングでとても良い音が録れたので、それらをサンプルに使ってNYの助成金に応募してみたら、なんと、超絶狭き門
毎年1-2月はなぜか審査員のご依頼をいただく月で、今年もがんばって大量の楽曲を拝聴して点数をつけをしていました … 汗。 たくさんの国際作曲コンテストで審査を経験した結果、作曲について深堀りするチャンスになり…見えてきたのですよ、作曲の3つの罠が! noteにはたくさんの音楽家がいらっしゃるようなので、少しでもお役に立てばと思い、シェアさせていただきますね! 1.ええ曲やな〜と感動する曲は、出だし30秒ほどで、すでに良い音楽は感情を伝えるためのものです。だから、メッセージ
2023年2月17日金曜日、世界的なジャズ・サックス奏者Jerry Dodgion(ジェリー・ドジオン)が天国に先に行ってしまった。ここ1年くらい、妙にジェリーのことを思い出すことが多くて、何だか予感はしていたのだ。今年で90歳だったし、いつその時期が来てもおかしくなかったけれど、実際にその日が来たら、息が止まった。 これを書いていても、涙が、溢れるように出てくる。少しずつ出るのではなく、バッ〜とたくさん出てしまう…。年齢から考えたら当たり前でも、大事な人だったから、先に逝
「この人あってこそ」というキーマンって、きっと世界のどんな文化圏にでも、居るのだと思う。 ジャズ作曲の世界にもお一人いらっしゃる。押しも押されぬ誰もが認める、ジャズ史に残る最高の鬼才がひとり。最も愛される教育者でもある。 その人の名前は、Jim McNeely(ジム・マクニーリー)。 で、この方、なんと、私の恩師。私だけでなくNY近辺のいくつもの音大とBMIジャズ・コンポーザーズ・ワークショップという場で天文学的な数字に登るジャズ作曲家を教えてきた。40年以上先生をされ
さる1月22日&1月23日 新バンドKYMN(カイム)の 東京公演(昼・夜)&神戸公演 公開リハーサル 関係者限定のお披露目パーティ 全ての日程が終了しました! 本当にたくさんの方におでかけいただき、Twitter/Instagram/Facebook等で嬉しいご感想をたくさんいただきました!感謝でいっぱい! 阿部知代さんも駆けつけてくださいました。 知代さんは大学の先輩で、NYで出会いました。 LGBTQ差別のない世界を作るためにできることを全てやる! と知代さん
すごい一年だったな2022年。これを読んでくださっているあなたにとっては、どんな年だったかな。 NYではコロナ禍で遅れたり中止になったものの揺り戻しが一気にきて、NYの音楽家はみんな多分働きすぎた一年だったと思う。 だから振り返ろうとすると涙でうるうるいっぱいになってしまう。 私、すごく大変だった。大変だったし、本当にがんばったし、上手く行かなかったこともたくさんあったけれど、成し遂げたことも多かった。そして、いつも、誰かがそれを支えてくださってた。 ここ、大事だから
嬉しいお知らせです。 2023年1月に日本に立ち寄れることが急遽決まりまして ついにチケット販売がスタートしました! 22日(日)と23日(月)は新バンドであるカイムKYMNにて公演いたします。2023年上半期、日本での公演はこのたった2日だけなので、ぜひ会場においでくださいね。 ※追記:1/15(日)の東京吉祥寺でのリハーサルと1/23(月)神戸元町でのリハーサルが公開されることが決まりました。チケットをお求めのうえ、ぜひこちらにもおいでください! 1月15日(日)K