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顔がおかしくなっちゃうベーグル。


週末、ちょっとした用事があって、ミフィ男と電車で少し離れた場所へお出かけした。
そこで、これまでずっと気になっていたけど縁がなかったお店に、思いがけず遭遇。

ブランジェリーケン。
知る人ぞ知る、ベーグル屋さん。
最寄り駅までは覚えていなかったので、まさかここで出会えるとは、なんたる幸運。

私はその場で飛び跳ね「絶対買う!!」と鼻息も荒かったのだが、とてつもない酷暑の下だったので、まずは用事を済ませてから再訪することに。

さて、夕方。
よかった、まだ完売していなかった。

こじんまりとした店内に入ると、すぐにいろんなベーグルたちに取り囲まれた。みんな誘惑がすごい。とにかく迷いに迷う!!
※関係ないけど、店内は今期春夏のドラマ主題歌が流れていたっていうのも、ちょっと意外

最初に私が選んだのは、ベーグルの定番味(と思っている)、ラズベリーとクリームチーズが練り込んであるもの。これは間違いないでしょう。
一個じゃつまらないなぁということで、もう一個追加したかったが、なかなか決められず。ミフィ男の意見も聞いた結果、くるみと味噌クリームのような味にした(私としたことが、名前を忘れてしまった)。

ビニール袋に入れてもらい、手にするとずっしりと重たく、笑ってしまう。これまた期待値が上がるなぁ。
帰り道も、ふとした瞬間にトートバッグの隙間から誘惑の香りが。出来立てじゃなかったのに、ベーグルも生きているんだな。


早速晩ごはんにおひとつ食べてみることに。
くるみ味噌クリームをセレクト。

伝わるだろうか、この重量級。200g近くあった


わくわくした気持ちを抑えきれず、ぱくっ。
正確には、むぎぃっ。

わー!これこれ!!思わず声が漏れる。
噂に聞いていた通りの、ずっしりみっちりベーグルだ。
実はベーグルはそこまで食べたことがないのだが、「ミフィ子の問答無用大好物」の認定をしている。
※ミフィ子の問答無用大好物:産地や店、メーカー等に関わらず、その食べ物というだけで美味しいと判断できる食べ物。ベーグル以外には、アボカドを使ったおかず、かぼちゃプリン等。

私はパンに憧れるごはん党なので、ベーグルの種類には詳しくないが、これは東京のベーグル屋さんの中でもトップクラスなんだろうなと思う。

焼きたてではなかったからというのもあるだろうけど、そのままかじるとかなり硬くて、顎がガクンと鳴った。手で優雅にちぎれるタイプではない。
だけど、それが良い。弾力を感じるパン、大好き。

生地はほんのりと甘く、密度がかなり高めで若干水分も感じる。ふかふかの羽毛布団ではなく、低反発枕をぎゅっと縮めた感じに近い。

頭の焦げ焦げが味噌クリームのようだ。これがまた、ざらりとして甘じょっぱく、癖になる。この部分だけでも売ってほしい。
中にもクリームやくるみがたっぷりと練りこまれていて、こんなにも大きいのに全く飽きることがない。

本当にほっぺたが落ちてしまうほどの味で、テレビも無視してもぎゅもぎゅと味わった。


目を見開くほどの美味しさで、顎も外れそうになったり、ほっぺたもゆるゆるになったり。にんまりしたり。
まるで福笑いの顔になりそうなベーグルでした。


翌朝は、パン好きの友人のお勧めで、小分けにしてトースターへ(このために少し残しておいた)。
トースターに入れるとパリパリしすぎてしまうのでは…という心配は無用だった。むぎゅっと感はそのままに、表面の香ばしさが復活して、これも美味!
流石、パン党はよく研究しているのだなぁ。

明日はもう一つの味を食べます。考えただけで朝が来るのが楽しみ。

ミフィ子🐰

【ミフィ子の寝言】
どうしても選んだ味の名前が気になり、SNSでこのお店の記事を探った。
みそナッツクリームチーズ、のようだ。もう忘れまい。

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