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2年前の北海道大満喫旅行-7,8日目(最終回)

【7日目(12/22)/弘前→浪岡→大館→秋田→酒田→新潟→柏崎→直江津の1日】

さあ、富山へと向かう日になりました(´;ω;`)ウゥゥ

当初は弘前で6泊目の夜を過ごした後…📝

・弘前6:25→秋田8:43
・秋田9:13→酒田11:09
・酒田12:50→村上15:00
・村上15:14→新潟16:22
・新潟17:02→直江津19:07
・直江津19:08→泊20:22
・泊20:24→東富山21:03

と、1日かけて計7本の普通列車で帰ってくる予定でした。

それが、この旅日記の冒頭でも書きましたが、七日帰りは縁起が悪いという迷信を頑なに気にする母のお陰で、もう一日延泊することとなりました(^_^;)

道中のどこでもう1泊しようかな?

と言っても、今回の旅で使った「北海道東日本パス」は、7日間有効なんです。
つまり、この弘前から南下してくる日が、使用期限日。
となると、必然的に8日目にJR東日本管内で別料金を支払う必要がないよう、ギリギリのラインまで南下すべき、ということになりまして、この日は直江津でもう1泊することとしました。

そして乗り込む列車の予定も見直していたんですが…

「…つまらん、実につまらん…o(-_-;*)」

往路ではこれから旅立つ楽しさもあって、ワクワクしているため、普通列車乗り継ぎだけでも楽しいんですが、帰り道も同じ道中、同じパターンだと、ひねくれ乗り鉄の私は、大滝秀治さんの名セリフが脳裏に浮かぶのです(苦笑)

せめてルートを変えてみるか、あるいはちょっと出費が予定より増えるけどワープしてみるか…など、弘前のホテルで寝る前に色々考えまして、最終的には以下の通り変更しました📝

・弘前8:57→浪岡9:14
・浪岡9:26「特急つがる2号」→大館10:16⇒反則ワープ
・大館10:41→秋田12:32
・秋田13:00「特急いなほ10号」→酒田14:25⇒反則ワープ
・酒田16:11「快速きらきらうえつ」→新潟18:31
・新潟19:00→吉田19:50
・吉田19:53→柏崎21:01
・柏崎21:18「特急しらゆき10号」→直江津21:45⇒已むを得ぬ反則ワープ

なんじゃこりゃあ!2回も3回も反則ワープ使いやがって!

と、お怒りの方もおられるかもしれませんが(苦笑)、計画変更の一番の目的は、2019年9月引退する「快速きらきらうえつ」に乗りたい!!でした(;´∀`)

前夜にえきねっとで検索したら、幸い空席ありだったので、まず指定券を押さえ、そこから逆算して列車の行程を組みましたが…✎

恐らく一番の謎は、なんでコイツ、弘前から浪岡まで戻ってから「つがる2号」に乗るんだ?だと思います(^_^;)

詳しく説明すると長くなるので割愛します(笑)👈…最初は理由を書いていたんですが、あまりに長い割に伝わりにくい内容だったため、無駄と判断し削除しましたY(×へ×;)Y

さあ、ホテルをチェックアウトし、弘前から浪岡まで戻って、何らかの意味(笑)を含めて浪岡から特急「つがる2号」に乗りますよ!

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おお、コンデジでもなかなか綺麗に撮れました📷

7日間愛用した「北海道・東日本パス」は、北海道内の特例とは違い、本州では特急に乗る時は特急券の他、乗車券も買わねばなりません。この「つがる2号」も、別料金です。なので反則ワープも最小限度にしたつもりです💦

しかし浪岡にやって来た「つがる2号」は結構なお客さんが乗ってて、いつも特急つがるガラガラというイメージの私には、ちょっとビックリでした(@_@)
自由席も、空いてる席を探すのに一苦労でした。

ただ沿線は晴れていて、遠くにちょっと雲が掛かっていますが、岩木山が見えます。

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これが青森県から秋田県に入るや否やΣ(゚Д゚;エーッ!

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吹雪模様に吹きだまり!
流石東北、ちょっと晴れてても油断は禁物ですね。

そして安く上げるために、大館で下車します。

車掌さんは2人乗務だったのですが、なんと2人とも女性👩
キビキビしてて格好良かったですよ👌

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大館で普通列車に乗り換えますが、その待ち時間を利用し、入線済の秋田行に荷物を置いてから、駅前にいる大館駅名誉駅長に会いに行ってきました。

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秋田犬です🐶

おとなしくて可愛い~♬

ただ人間が次々入ってくると秋田犬はストレスを感じやすいそうで、見学時間も限られており、1組限定、その1組も5分限定。
なかなかハードルが高い中、オッチャンも戌年だよ~と、名誉駅長に挨拶してきました。

そんなに長いこと居れないというのは、逆にこの時の私には良かったです。秋田犬の可愛さにヤラれ、居座ってしまいそうだからです(苦笑)

さて大館駅に戻り、秋田を目指します。

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大館~秋田は、往路では真っ暗だったので、景色も楽しめなかったのですが、帰りは昼間ということもあり、景色がよく見えます。

ただ内陸部を走りますので、それほど変化に飛んだ車窓を楽しめる訳ではありません。
ひたすら田んぼと遠くの山々を眺めているという感じですね。

一番楽しいのは、車内の会話だったりします(笑)
ザ・秋田弁を生で聞けますので、今なんて言ったんだ?と想像したりしていました(;・∀・)

秋田行は途中駅でどんどんとお客さんが増え、秋田に着く時には超満員でした。

往路も秋田発車直後は満員でしたが、大館に近付くにつれてどんどん空いていきましたので、その逆というわけですね。

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秋田に着いたら、既に反則第2弾「特急いなほ10号」が入線していましたので、海側の自由席を確保してから、秋田駅探索に出かけました。

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秋田新幹線こまちを、在来駅で見るのも新鮮ですね。

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改札外も竿灯祭りの提灯とか、見ていて飽きない工夫が沢山!!

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巨大な秋田犬もいましたが、でかかったです(笑)

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色々見てる間に時間があっという間に過ぎ、反則2回目の「いなほ10号」の発車時間が迫ってきたので、慌てて乗り込みます。

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この反則は、正直言うと意に沿わない反則なのです。

…だって秋田から酒田へ向かう普通列車が無いんだもーんヽ(_ _;)ノ

本当に普通列車の乗り継ぎが悪いんです、酒田秋田って。

ルールに従って、普通列車で酒田まで行こうとしたら、なんと15:16まで待たなきゃいけないんですよp(;_; )q
往路の乗り継ぎの良さが奇跡的に思えるほど☆彡
こうやって特急に無理にでも乗せようとしてるのか?と思ってしまうほどで… ┐(´~`;)┌

と言いつつ、やっぱり特急は楽ですね(;^ω^)

絶滅危惧種の車内販売もありましたので、缶ビールを買いました!また秋田駅で残り1つになっていた、大館駅名物駅弁をゲットできたので、特急「いなほ10号」の車内で堪能させてもらいました♪

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その「いなほ10号」は、結構なスピードで羽越本線をぶっ飛ばします!

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実は駅弁食べてたら、ちょっとした揺れの筈なのに、窓際に置いていたペットボトルのお茶が吹っ飛ぶ事故もありました!

路盤が悪いのかなぁ(´・ω・`)

等と思っていたら、あっという間に酒田に着きました。

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ここでなんと1時間45分の待ち時間があります!!

ね、乗り継ぎが悪いでしょ?(笑)

もっとも廃止予定の「きらきらうえつ」に乗ってみたい!から始まった、帰路の行程変更ですから、待ち時間も仕方ないんですけどね。

これが、秋田を13:30頃出る酒田行普通列車があれば、反則もしないで済むし、酒田で待ち時間の過ごし方を悩むことも無かったのにっ(・_・。)←自己中

その待ち時間に、又も「ちょっと時間が空いてたら何か詰め込みたくなる症候群」が発動してしまったため、私はスマホに入れてるウォーキングアプリを活用し、酒田の街の名所巡りをしてみました。

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いつも乗換駅で待ち時間に街中を散策することはないので、新鮮でしたよ♪

…ただ不案内な土地で時間に制約がある中、道に迷っている間に、気付いたら「きらきらうえつ」の発車時間が迫ってきてます( ゚д゚)ハッ!

余裕かましてる間に、余裕がなくなり、最後は軽いジョギングみたいになっちゃいました(;´・ω・)

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「きらきらうえつ」にはギリギリ間に合いましたが、疲れただけでしたし、座席に座っても汗が収まらなくて、上着を2枚脱ぎました(/ω\)

結局私の、「ちょっと時間が空いてたら何か詰め込みたくなる症候群」は、自らに疲労を蓄積することばかりということが分かってきましたよ(苦笑)

発車直後は夕日が綺麗で、車掌さんも「ワタクシ、長年この区間を乗務しておりますが、夕焼けに鳥海山がこんなに照らされている絶景を見るのは滅多にございません。是非カメラをお持ちのお客様、車窓をお収めください」と仰られるほどでした。

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やっと汗が収まる頃、「きらきらうえつ」名物の海沿い区間に出た(17:00頃)のですが既に車窓は真暗…

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( 地平線に夕日が沈む…16:30頃です )

こんな時期だから、前日でも指定席が空いてたんでしょうね(;^ω^)

さて「きらきらうえつ」も暗闇を特急並みのスピードでぶっ飛ばし、定刻に新潟に着きまして、ここから再び普通列車で柏崎を目指します。

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前述のとおりひねくれ者なので、帰りは信越本線じゃなく、越後線を選びました。

実は新潟を19時頃に出て、直江津方面へと普通列車で向かおうとした場合、信越本線、越後線のどっちに乗っても、最後は越すに越されぬ柏崎の壁というのがありまして、柏崎から先、直江津へたどり着くには、どれだけ嫌だと言っても、特急「しらゆき10号」に乗らなきゃいけないのです(o_o ;)

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それが嫌だという場合は、柏崎で2時間待って最終の普通列車を待つしかないのです。なんという嫌がらせ!

というわけで、柏崎からは特急「しらゆき10号」の客になりました。

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もっとも当初の予定通り、「きらきらうえつ」に乗りたい等と思わず、弘前6:25に出発してれば、使いたくない反則も使わないで済んだので、こういうのを自業自得といいます(笑)←でも、起きれなかっただろうな~(;^_^A 

「しらゆき10号」は、指定席は結構混んでるのに自由席はガラガラという、北海道の「大雪2号」で見た光景が再び!
そして人員削減のせいか、車掌さんは1人乗務で、「しらゆき10号」はチョコチョコと細目に駅に停車するもんですから、遂に検札には来てくれませんでした?

…別に、しらゆきの切符を買わなくてもバレなかったのでは( ̄m ̄*)…←コラコラッ!

「しらゆき10号」も定刻に直江津に着き、とりあえず7日目の行程を無事に終えました。

この日の宿は、直江津駅目の前にあるビジネスホテル。北陸新幹線ができる以前にも一度、東京から帰ってくる時に暴風で在来特急「はくたか」が足止め喰らいまして、富山へ帰れなくなり、急きょ泊まったことがあるホテルです。
いわば、延泊の味方?(笑)

とりあえずコンビニで夕飯を買い、この日の締めといたしました~。

【8日目(12/23)/直江津→東富山の1日】

母親の頑なな迷信信仰のお陰でもう一泊した私ですが、ラストは直江津から東富山へ帰るだけ、になりました。

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こうなるとホテルのチェックアウト時間ギリギリまで寝てても大丈夫(笑)

最初は7時台か8時台の列車で帰ろうと思っていたのですが、直江津10:50発のえちごトキめき鉄道の泊行にしてしまいました(^_^;)
これで帰ると、

・直江津10:50→泊12:22
・泊12:24→東富山13:05


という、これだけの大旅行の締めとしてはちょっと寂しい結末になってしまいますが(苦笑)

途中、糸魚川ではこんな列車も見れましたし(〃艸〃)

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ノンビリと帰ってくることで、帰宅後は荷物の片付けはとりあえず後回しにして、まず爆睡してました(笑)


長々と書いてまいりましたが、たった2年前とは思えない旅行でした。

1週間も家を空けるなんて、新婚旅行以来のことでしたが、いつかは実現させたかった北海道満喫の旅が、偶々日程調整が上手くいったので出来たこと、そして家族に感謝ですね。

残る北海道での未踏区域は、富良野一帯と、襟裳岬方面になります!

死ぬまでにはもう一度、北海道へ旅行し、残された富良野と襟裳を回りたいと思っています。あっ、あと夜のせいで景色が楽しめなかった道東方面も…。出来れば更に稚内も…(笑)


以上、2年前に遡っての北海道旅行記でした!お読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m



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