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ドラえもんとのび太と私と娘

50年生きてますと、色々な漫画に出会います。

ジャンルも様々なものがありますよね!

スポーツ系、少女系、不良系、恋愛系、ギャグ系、その他諸々…。

私が最近感じるのは、生まれてから物心が付いて、最初に興味を持った漫画が、その後の人生を左右する(←やや大袈裟)のではないかということです。

私の場合は「ドラえもん」です。

もはやドラえもんは国民的漫画ですよね!?

「『ドラえもん』?聞いたことねぇなぁ…」

って方は、多分いないと思います(^_^;)

21エモンは知らなくても、ドラえもんは知っている、そういう方が大半だと思っていますが如何でしょう?(;´∀`)

と長々と前説を述べてますが、本題に入りますと、私がドラえもんと出会ったのは幼稚園の時。

風邪を引いて寝込んでいた私に、父が買ってきてくれたのがてんとう虫コミックスの「ドラえもん」第4巻でした。

よっぽど嬉しかったんでしょう、当時の私は(笑)
風邪が治った後も肌身離さず持ち続け、あっという間にボロボロになってしまいました。

勿論、第4巻以外のコミックスも欲しいと親に頼み続けましたが、そう簡単に次々と買ってくれるわけはなく、父が気が向いたときに買ってくれる、そんな感じで少しずつドラえもんを増やしていきました。

小3の時にテレビ朝日系で毎日10分のアニメが始まった時は嬉しかったですね♪
月~土の6日間、18:50~19:00の10分間、ドラえもんが入るんですよ!
日曜には朝8:30(後に9:30~)から30分、その週の再放送的なドラえもんが入り、一週間毎日ドラえもんが見れるという、ドラえもんファンにはたまらないアニメ化でした\(^o^)/

その勢いで映画化もされ、「のび太の恐竜」も観に行きました。
ただ同時上映で何故か「ゴジラvsモスラ」も入っていたのは、いまだに不思議です(苦笑)

完全にドラえもんの虜になった私は、友人を誘って藤子先生のマネをし、「マクラーくん」という、ドラえもんと内容が全く変わらない漫画を合作で描き始めるほどでした。

しかし!

小学校を卒業し、横浜から広島へ引っ越すことが決まった後、なんと私の持っている漫画類は全て捨てることが決められてしまいましたΣ(゚д゚lll)ガーン

小学校卒業時点では、私はドラえもんのコミックス1~20巻、オバQ全6巻、新オバQ全4巻、21エモン全4巻、パーマンと怪物くんを少々、更に毎月のコロコロコミック、こち亀も数巻、3年奇面組全6巻という具合に、かなり藤子先生に偏りのある漫画大好き人間になっていましたので、漫画全消去には激しく抵抗しました。

ですが抵抗むなしく、最後は段ボールに詰められて横浜の空に舞う煙になってしまったのです…。

悔しいのは、捨てられたことももちろんですが、そのまま今持ってれば相当お宝だったものも処分してしまったんですよ( ノД`)シクシク…

藤子不二雄先生が分業を明らかにしていない時代のてんとう虫コミックス!これは貴重な筈で、もし私がお金に困ったら専門店に売りに行けば…コラコラ!

あとこち亀なんですが、秋本治を名乗る前の、山止たつひこ名義のコミックス!これも貴重な筈なので、もし私がお金に困ったら専門店に売りに行けば…コラーッ!!

閑 話 休 題

さてのび太というキャラクターですが、これは藤子先生の少年時代をモチーフにしていると言われています。

私はドラえもんに出てくるキャラクターの中で誰に似てるかと考えると、恐れ多いのですが藤子先生と同じく、のび太に似てるんじゃないかと思います。どう考えても、ジャイアン、スネ夫、出木杉…じゃないです。

スポーツは苦手、勉強は…のび太ほどでは無いとは思いつつも、中学時代に理科の期末テストで9点という点数をたたき出したことがありますし、休みの日は趣味の旅行が封じられた今、のび太と同じく昼寝が楽しみになっている始末。

のび太に負けたと認めざるを得ないのは、しずかちゃんという幼馴染の素晴らしい女性と結婚している点です(苦笑)

私の横浜時代の幼馴染にも「アッコちゃん」という女の子がいますが、きっともう先方は忘れちゃってるだろうな~(←忘れられていれば幼馴染ではないだろ?という意見は尊重いたします)。


さて広島に引っ越し、ドラえもんも捨てられ、そのせいかドラえもんとは距離を置き始めてしまった私でしたが、再びドラえもんに夢中になる出来事がありました。

それは大学3年生の時、富山に帰省した際に英語を教えに行っていた中3の女の子がキッカケです。

その子の部屋は実にザ・女の子!って感じの部屋だったんですが、本棚には何故かドラえもんが並んでいました。

英語の勉強の合間に、ちょっとドラえもん見てもいい?と聞くと、先生、ドラえもん好きなの?貸してあげるよー!と言われ、私がドラえもんを疎かにしていた空白期間を埋めるには十分なてんとう虫コミックスを借りまして、一気に読破しました。

やっぱりドラえもんは面白い!

私は新たにてんとう虫コミックスを買い始めまして、全巻とは言わないまでも、2/3ほどは新たに揃え直しました。

その後、「ドラえもんプラス」とか、「藤子・F・不二雄 大全集」とか刊行されると、勿論即ゲット!

かくして小学校卒業と同時に我が家から消え去ったドラえもんは、姿形を変えて我が家に再び集積されています。


さてさて、今年は藤子・F・不二雄先生が亡くなられてもう25年経つそうですが、生誕の地、我が富山県の高岡市には、ドラえもんのオブジェがありますよ(^▽^)

15年前に、この春、短大生になった娘を連れて行った、高岡市にあるおとぎの森公園です。
主なキャラがいるんですが、スネ夫の髪型はどう処理しているのかと思ったら、なかなか絶妙な処理をしていました(o^―^o)

この頃は娘も純粋だったな~(笑)

なんだかアレコレ書き散らして来ましたが、ドラえもんは永遠に私を楽しませてくれるでしょう♪

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