桜木 深月

深い月と書いて(みづき)と言います。 言葉を綴ることが好き。言葉を使った表現を楽しみ…

桜木 深月

深い月と書いて(みづき)と言います。 言葉を綴ることが好き。言葉を使った表現を楽しみたい。 時に面白おかしく。 時に過激に過剰に表現したい 。時に思いままに書き綴りたい。 喜怒哀楽の表現をしたい。 愛を表現したい。そんな気持ちで、物事を書いています。

最近の記事

タイプとダイブ

あの頃の私は「積極的」当たって砕けろの気持ちが強かった。 冒険をすることに抵抗はなく、綱渡りをしていることもあった。 今は「経験」というもの重ねて「消極的」あるいは「奥手」 もしくは「無難」を選ぶようになっている。安定を求めている。 お気に入りのものが消えていくのは悲しい。 だけど、新しいお気に入りとの出会いに喜び はしゃぐ私。 5袋入りで特売品で販売した漂白剤 いつの間にか2袋しかない 気にしない 気にしない 安定を4割:積極6割が丁度良い 本日、洗濯日和な

    • じゃばじゃあ~

      洗濯。それは、衣類や汚れたものたちにとっての入浴、バスタイム。 ドドドドドドドドドッ と滝のような冷たい水が、ドラムの中に並々いっぱい注がれる。それは、かけ湯ではなく、かけ水。 衣類たちにとっては、一種のお清め。 一定の水位になったら、科学と力の技が融合しあって、衣類たちの汚れという肩凝り、疲れを遠心力を使って、取り除く。 ごぅぅううううう ガガガガガァア と轟音あるいは、破壊音が部屋に鳴り響き、人には騒音に聞こえる。 衣類たちにしてみれば、それは綺麗と疲れを取るた

      • 詩 未来への接続詞

        今でもホームと乗車口ぐらい  腕を伸ばせば僕の手は 君の手に届く その距離感が 僕らの『これからの未来』を描かせる  2年前 東京タワーで撮ったモノクロ写真  キミはピースサインじゃなくて 数字の3を現し 僕はピースサイン 今さら 間違ったの?と聞くのは野暮だよね 互いに違うサインを取っているけども『未来』は同じものを望んでいる 僕らの未来は 僕らだけのものじゃないけど 僕は君といる未来を選ぶよ  この世界は 脆く容易く崩れやすい 他人に物事を委ねられるほど優しくはない

        • 同じ場所に帰る

          一度目の緊急事態宣言が解除した直後、キミと東北へ旅行に行った時のことが、懐かしくも思う…。 「久々に解放されたぁって気持ちだよ!遠出、出来て良かったよね。天気も良かったし、移動もスムーズに出来たおかげで色々、周れて良かったよね!また、来たな。あの青空、もう一度みたいなぁ」 「そうだね。『また、来たい!』と私も思ったよ。それに、楽しい思い出がまた一つ出来たよ。ありがとう。本当に『今しかない!』『この機会を逃してたまるか!』って思っていたの。善は急げ。ということを実感出来たよ!

        タイプとダイブ

          私はここにいる

          私は夜になれば アナタを照らす。 私はアナタを照らすスポットライト。 私はここにいる。  アナタが遠くにいても、離れていても 私はここにいる。 私はアナタを照らす存在。  私はアナタを照らす一筋の光。 アナタは私を証明させる存在。 アナタは私を見てくれる。 明日もアナタを照らすの。 例え、空が雲に覆われて 私が見えなくてもアナタの頭上で 私はアナタに光を照らす。 私はアナタと共にいる。

          私はここにいる

          私はHSPで良かった

          物心ついた時から、他人の顔を伺っておりました。 視覚から入る情報。聴覚から入る情報。が多いと、次の日は機嫌が悪いか、寝込んでしまいます。今でも、同じ傾向があります。 また、親しい人じゃない人ではない限り対面で話すことは苦手です。 目を見て話すことが苦手です。 社会人になって、辛かったことは、断ることが出来ずにいたこと。 物事を背負い込んだり、感情を押し殺していたことです。 それで、何度か休んだり寝込んだりお酒や暴飲暴食しました。 学生の頃は、それなりに、やり過ごしてい

          私はHSPで良かった

          詩 葛藤と勇気の日

          もしも 緊急事態宣言が延長になったらキミに渡せるかな。 バレンタインチョコ…。 キミに渡す本命チョコ。 2月14日は葛藤と勇気の日でもあるんだよ。 甘いものが苦手なのことは知っている  その割には義理は  貰って来ているのは知っている。 でも それは去年までのこと。 今年は違う。って意気込んでいても 特別なことをするよりも  普段通りのワタシでアナタに渡すの。 3月14日に『特別』は求めない。 2019年と何も変わらない  アナタでいてくれたら良い。 お返しは『何気な

          詩 葛藤と勇気の日

          詩 抱擁

          ねぇ 知っている? 人差し指 中指 薬指 小指の第一関節を 親指の第一関節に合わせると 親指が各々の指を抱き合うように見えるんだよ 掌からでも 手の甲からでも そう見えるんだよ それは勘違いだよ 従ってみえるよ って 思うかもしれない 目の錯覚だよと 笑っても良いさ でも 僕にはそう見える 親が子を守るように  抱擁するように優しく抱きしめているように 見えるんだ 君の指 撮らせて ごめんよ 私よりも 綺麗な爪 細長い指 

          詩 サガシモノ

          アナタが僕の頬に触れて 冷たいでしょ?というナンセンスな言葉が 僕の心を冷ます 喉元過ぎれば 傷つけない言葉 はらわたは  煮えかえっている だけど 本能と理性の狭間の思考では 「ちょうど良い温度だよ」と言っている それが僕の本心 それを今 君に伝える 飾りきった言葉に聴こえるかもしれないけど そうじゃないんだよ 忖度でもない 君に伝えたい言葉を 君の頭に残る言葉を 僕は探しているだけ それだけなんだよ 『愛してる』や『君が好き』だけじゃなくて 君を想っている言葉を

          詩 サガシモノ

          見かけ倒し

          これは辛い食べ物です。と、 一言いう前に アナタはレンゲの口いっぱいに 麻婆豆腐を掬って 馬鹿でかい口を開けて食べて むせる その姿を見て 滑稽や呆れるよりも 虚しさを感じる 例え色見が白くても辛いのです 赤いが辛いという訳でもないのです 何事にも注意深く観察してください  視覚だけで頼らずに 思い込みだけでもダメです 私は そんな人 アナタは分かりやすい人 それが良い関係を保っているのです とりあえず今 水を欲しがっているけども 水を飲むと大惨事になるの

          見かけ倒し

          からみあい

          ジャァァ。と具材の水分が飛び跳ねる音と お好み焼きソースが 麺 ニンジン ニラ 豚肉に絡みつく ジュュウという音にアクセントを加えるように フライ返しのシャァン、シャァンという音が キッチンを超えて頭の中でも鳴り響く フライパンから白い丸皿へ移す瞬間に 湧き上がる湯気  香ばしいソースの香りだけじゃなく 早く食べたい! と勢いと抗えない気持ちにさせるのも備わっているみたい トッピングは 何にしようか 紅しょうが かつお節 青のり マヨネーズ からしマヨ他になにがある…か

          からみあい

          私を食べる

          流行りのパラパラよりも 油がお米をコーティングした  ベタッとした炒飯が私は好き レンゲいっぱいに 炒飯を掬い 口の中に入れる。 口の中いっぱいに広がる米と油の重厚感  醬油 タマゴ ネギの香ばしい匂いが私の鼻腔を制圧 炒飯が喉を通る 一瞬 詰まりそうな錯覚に陥る それすらベタッチャー(ベタッとした炒飯)の醍醐味 普段は何でもを気にしちゃうけども カロリーが高くても  脂質 塩分 コレステロールが気になっても  食べたいものを食べる時は  そんな細かいことを気にしては

          私を食べる

          憂鬱解放宣言!

          日曜日が憂鬱だというのは 毎度のこと ただ違うのは 二人分の夕飯を作らなくても良いことだ 『あるものでいいよ』 『特に食べたいものがないからテキトーでいいよ』 と、 よく男どもがいう縛り発言から解放された私は 家康気分! 憂鬱な日曜日だけど 祝おう 私は私を縛っていたものから解放されたんだから! 『冷蔵庫あるものでテキトーに、私の好きなものを作るわ』 アナタには出来ないこと でも私には出来ることなのよ

          憂鬱解放宣言!

          ばかやろ

          お前のこと 愛してるぜ 誰よりも 思考は言う 誰よりもお前のこと? 誰に言ったの 誰にでもか? ドラマでは 最高潮 現実は 最低硬調 バカか。 篠原涼子がいえば 『大人』 私が言えば『負け犬の遠吠え』 世は地位で動く 私は『 声』で動く 悲しくも民衆の一部として

          日曜日の憂鬱

          外出を嫌うアイツと外に出たい暴君 暴君があーだこーだを言うとアイツは機嫌が悪くなる前に 「ねぇ。お願いがあるんだけども、一緒に買い物についてきてくれない?」 不機嫌な顔で「何時に出ていくの?」という生意気な顔をアイツに、ごまかし笑いながら「2時ごろかな」という私 今日の夕飯の買い出しと  暴君の不機嫌解消を一度に済ますため 外出嫌いのアイツを動かすために それなりの手順と立ち回りをするのが 休日の私の役割 セミの二重奏と 照りつける太陽の中  溜まった洗濯物をベラン

          日曜日の憂鬱

          間違いでも

          例え若者が交渉という言葉でのコミュニケーションではなく、暴力で老人に訴えることはタブーである。 老人は弱者なのだから。若者は強者という立ち位置。 若者は理由を問われたら、利己中なことを言うであろう。 老人は「目先のことしか考えていない、先も考えた上で今、何をしなければいけないかを考えていない。それこそ、問題を先送りさせているだけあって、その先送りすることで起きるであろう問題を後々の人に押し付ける。それは無責任だ!」 老人は「我々の時も同じだった!」と、若者に怒鳴っても

          間違いでも