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映画「ラ・ラ・ランド」

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人生がうまくいかない時。何をやっても空回りしている感じ。夢に手が届かず、撤退が頭に散らつきます。このままでいいのか?もうそろそろ辞め時なんじゃないか、と。

女優を目指すミア(Emma Stone)女優だった叔母に憧れ、LA(ロサンゼルス)に出てきて友達とシェアハウス。パーティーに顔を出しセレブに売込むべきだけど気が進まない…誰かに頼るのではなく自分の力を試したい。

実家の自分の部屋が映る場面があり、壁にポスターやスクラップなど好きなものに囲まれて居心地の良い居場所。好きなことに挑戦するのは楽しくもあり、辛くもあり、自分を追い込む作業なのかもしれません。

ハリウッドの撮影所内のカフェでバイトをしながらオーディションを受け、野心に燃えている。そんな彼女が出会ったセブ(Ryan Gosling)はジャズへの強い想いが周囲に受け入れられず、仕事をクビになりへこたれている。

セブはかなり頑固で偏屈。他人から指図されたくない。こだわりが強い。でもミアとの出会いで良い方へ変わろうとする。ミアは嬉しく思いながらもセブ自身の夢を諦めて欲しくない。

自分の夢を大事にしながら、相手の夢も応援したい。手探りで細い糸を手繰り寄せながら、やがて本物のチャンスを掴むまで夢を見続けることができるのか。やっぱり諦めないことが夢を掴むための絶対条件なのでしょう。

じれったさ。もどかしさ。上手くいかない同志が一緒いても傷つけ合って辛いだけって気もします。お互い惹かれる気持ちが強いので余計切ないのですが…片方だけでなく両方の夢を叶えることの難しさ。

初見では主人公に感情移入し過ぎて号泣…ちょっと俯瞰で観ると物語全体楽しめますね。やり直したかった出来事。もっと素直になれば良かった。いつか振り返って「美しい思い出」に浄化できるのか。若き青春ですね。

昔の映画「カサブランカ」使われたという窓が出てきます。←観直してみたけどよくわかりませんでした…あれっ??

また、冒頭カーステレオで繰り返す曲が「荒城の月」ジャズverとのことです。

〈絵と文/深道 韻〉

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