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「シャーロック・ホームズの冒険」#13

第13話「最後の事件」

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遂にクライマックス…!オープニング曲からして不穏なアレンジで始まりました。そしてタイトル(ば〜ん)不吉な…真っ白な薔薇の添えられたメッセージカード。もしかしたら葬儀の案内状でしょうか??フランス〜スイス迫力満点です✨

さまざまな災厄に見舞われるホームズ。ベイカー街にカメラが戻ると、横切る馬車には揺られる丸ごとウサギ肉…怖すぎる😨万が一、ホームズがモリアーティ教授に敗れでもしたら、ロンドンの平穏はどうなってしまうのだろう。

よくホームズは依頼者からお金を受け取らずに済ませることが多かったけれど、そうやって人々の知らないところで粛々と悪と闘っていたのかと思うと感慨深いです。そう、実質上の最終回。燃え尽きてます…しょぼぼん。

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悪の根源モリアーティ教授。類い稀なる頭脳の持ち主。決して自らの手を汚すことなくひっそりとしかし確実に悪の手を広げます。予想を上回る大きさの犯罪組織が確立していたのです。

ふとモリアーティ教授が221b宅へ。胸元から手帳を取り出し、ホームズに詰め寄ります。この“赤革の手帳”は映画『シャーロック・ホームズ2〜シャドウズゲーム〜』にも出てきました。

原書を確認すると“a memorandum-book in which he had scribbled some dates.”(日付を書き込んだメモ帳)とあり、小道具として目の引く“赤”を選んだのは誰の仕業だろう……不気味で不穏で、お洒落な英国紳士にピッタリ。

ワトソン君について。先週、事件が終わってホームズがワトソン君のタバコに火を点けてあげる場面がありました。そして今週はそのお返しのような、疲労困憊のホームズのためにマッチを擦るワトソン。

お互いに「お疲れ様」と労っているように見えます。デビッド・バーク氏演じるワトソンとはお別れです。時に兄のように見守り、推理に没頭するホームズの世話を焼いてくれて、観ていて心地よいものでした。さみしいな。

来週から新シリーズ。原作にしても作者コナン・ドイル氏は最終回のつもりで執筆したというエピソードも残されています。当時、リアルタイムで追いかけていたらさぞヤキモキしただろうな👀

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イラストについて余談。私の大好きなグラナダ版シャーロックホームズがTVで放送されることが決まってとても嬉しく、わりと軽い気持ちで毎週追いかけよう〜っと盛り上がりました。どの場面も素敵で見応えがあり、目の保養。

当たり前だけど毎週続けるのって大変…楽しいんだけど、楽しいんだけど、絵を描く作業以外にもホームズのことで頭がいっぱいで、かなり日常に差し支えあるような🤔(もとからウッカリ者なのに余計キャパオーバーな感じ💫)

いったん、気持ちの上で仕切り直し。まずは13週分記事をまとめることができて万歳。そして来週からは、もちろん放送楽しみだし追いかけていきますが、ちょっと形式など変えてみます♪今後ともどうぞお付き合いよろしくお願いします☀️

〈絵と文/深道 韻〉

見出し画像「みんなのフォトギャラリー」にオリジナルのホームズイラストを登録してます。活用くださると私に通知がくるシステム✨ぜひ感想など読ませてくださいね。検索は”ホームズ”か”深道韻”でどうぞ。

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